先日松崎しげるがテレビで２３才年下の奥さんのことを話していました。これだけ年齢差があるとケンカにならないから良い、でも結婚してしまうと、どれだけ奥さんが年下でも家庭内では上になる、というようなことでした。

　我が家は僕より妻が４才年上なので、２０才も年下の相手と暮らすことなんて想像がつきませんが、きっと現在とは全く別のものという気がします。少なくともケンカはしないでしょうね。もっとも昔も今も僕は女性と基本的にケンカなんかしませんけど。

　半面、松崎しげるが言うように、どれだけ年が離れていようとも結婚すれば妻は妻、その立場になればどんな女性だって同じように家庭内権力者になるんだろうなということもわかります。立場が人を作るのですから、そこに年齢は関係ありません。

　ただ家庭内の権力争いを考えた時、年が近いと譲り合えなくてその抗争は激しくなるでしょうし、年が離れているとお互いに一歩ひいて相手を見ることができるので、きっと穏やかなんだろうなと思います。若い頃は大抵女性の方が男性よりも精神的には大人なので、「ちょうど良い年の差」なんて言われる女性が２〜４才くらい下という場合が、実は一番争いになりやすい年の差のような気がします。そもそも今の男性は子どもっぽいので、それなりの男性を求めるのなら５才以上は上じゃないとなかなか満足できないと思いますし。

　長く仲良く付き合っていくためには、お互いに相手を観察し理解し、そして許し合えなければなりません。相手より優位に立とうと争うような年が近い関係では、なかなかそういうカップルになることは難しいと思います。そもそも恋愛をするのに年齢差なんて関係ないはずですし、これからはもっと年の差カップルが増えていくんじゃないかな？

　ちなみに最近、僕は自分より２回り年下でももう成人しているんだって気づいてびっくりでした。