トム・ハンクスがインタビューで「１日36時間欲しい。読書時間と睡眠時間が不足しているから」と言っていました。僕も全く同感で、時間が足りないとどうしても削られてしまうのが読書と睡眠であり、また削ってしまうとどうしても不満が残るのがやはり読書と睡眠なのです。

　ところが先日一緒にテニスしたある女の子が「わたしは１日３時間しか寝ない」と自慢げに話してくれました。彼女は助産師をしていて、仕事はかなり不規則。そのため眠たくなったら一気にぐっすり寝るという生活を高校卒業後すでに７年も続けているんだとか。一気に眠って３時間たつと目が覚めてもう大丈夫なんだそうで、それだけ深く眠っているんだろうと思いますが、それにしても３時間でカラダがもつのは若さ故という気もします。

　ただかつてはナポレオンもピンクレディーも睡眠時間は１日３時間と言われていました。恐らく最低単位として３時間寝れば人間は大丈夫な生き物なのかも知れません。また睡眠時間は1.5の倍数にしろという話も聞きます。これはレム睡眠とノンレム睡眠の周期からきている説で、確かに眠りが浅くなった時にそのまま素直に目が覚めればその日は快調ですが、深く眠っている時に無理に起こされると１日調子が悪いです。

　僕の場合は平日は大抵６時間睡眠です。休日になると７時間半、疲れていると９時間くらい寝ていますから、やはり自然と1.5の倍数時間になっています。と言うことは、もう少し睡眠時間を削って何かしようと思うなら４時間半の睡眠で起きればいいということになります。毎日１時間半余裕ができた分は読書に回すかと言うと、多分は今はドラクエに回るんですよね。と言うか、すでに今週はそんなペースで会社に行ってました。トム・ハンクスとは大違い。ダメじゃん。