幹事クリタのコーカイ日誌2004

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9月28日 ● 懐かしくない懐メロ。

 『HEY!HEY!HEY』が10周年スペシャル番組を生放送。さいたまスーパーアリーナから生中継で豪華ゲストが次々と代表曲を歌っていました。ポルノグラフィティの『アポロ』とかモーニング娘。の『LOVEマシーン』とか、選曲も極めつけという感じで良かったと思います。

 ただ主な視聴者層である10代〜20代の若者たちは「ああ、懐かしい〜!」というノリで番組を見ていたことでしょうが、我々40代になると、たかだか数年前の歌なんて全然懐かしいとは思えません。『アポロ』は良い歌だとは思いますが、僕たちにとって懐かしい歌ではないのです。

 他の歌番組などでも同趣向の企画がありますが、平成以降は5年前でも15年前でも大差ありません。「ついこの前」という感覚で見てしまいます。どっちにしてもすっかり大人だったからなぁ、変わり映えしないや、というところです。

 やはり懐メロと思えるのは昭和時代、特に僕の場合は青春ど真ん中だった1970年代のフォーク・ニューミュージックが一番はまります。井上陽水に始まりかぐや姫、グレープ、チューリップ、甲斐バンド、荒井由実、中島みゆき。これに加えて歌謡曲でも山口百恵、桜田淳子、森昌子の「中三トリオ」に郷ひろみ、西城秀樹、野口五郎の新御三家、沢田研二、アグネス・チャン、天地真理、南沙織、キャンディーズ、岩崎宏美あたりがストライクゾーンです。これらの歌手はフォークソングやロックの影響を受けて、古い歌謡曲から脱した印象が強くありました。

 残念ながらこの頃までのテレビの歌番組はあまりテレビ局に保存されていないのか、1980年代以降に比べて映像が少なくあまり特集されることがありません。懐かしくない新しい懐メロを「懐かしいですねぇ」と言われると妙に抵抗感があるので、大人向けにちゃんとした懐メロ番組も企画して欲しいものです。若者は興味ないかも知れないけど、懐メロってそういうもんだし。


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