アジアカップでの中国の観客の態度が問題になっています。あれだけあからさまに反日的な行動を取られたら、さすがに温厚で何でも水に流してしまう日本人も怒ります。挙げ句に決勝は北京で中国と。こりゃいよいよアジアのサッカーでも死人がでるか、という感じ。サッカーのレベルはまだまだでも、サポーターの過激さはヨーロッパや南米に近づいてきたのかも知れません。

　かくなる上は、やはり日頃からあれだけ盛り上がっている日本人サポーターたちも対抗するしかないでしょう。ヨーロッパならどんな田舎でも飛んで行ってしまうくらい金も行動力もあるんだから、どうしてもっとみんな中国に乗り込まないのでしょう？すぐ近くなんだから、５万人くらいのサポーターが大挙して押し寄せて競技場をブルーに埋め尽くしてしまえばいいのです。アウェーをホームに変えるくらいの勢いがいつもあるじゃないですか。今回こそ、その力を真に発揮する時です。

　もちろん、代表チームが勝つことも大事ですが、サポーターもバレーボールで応援する時のあの細長い棒やら、甲子園で飛ばす風船やら、松岡修造やら（今、日本を応援させたら修造以上の熱い人物はいないでしょ）、いろいろ日本人独自の応援グッズを持ち込んで、そういう文明の利器（？）を持たない中国人民を驚かせて圧倒してやればいいんです。数でも気持ちで負けたらダメです。びびらすに気迫でガンガンいきましょう。

　小泉も平然とコメントなんかしていないで、サポーターを北京まで運ぶ特別機くらい飛ばせってもんです。日本と韓国だって過去にはもっといがみ合っていましたが、サッカーを通じて、そして最近ではドラマを通じて徐々に理解が進みました。中国は韓国ほど単純ではないので一筋縄ではいかない相手だとは思いますが、まずは正面からぶつかり合うことから理解と会話は進むのではないかと思います。大人な顔して受け流すよりも、ここは売られたケンカを買ってガチンコ勝負した方が良いのではないかな。