幹事クリタのコーカイ日誌2004

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7月16日 ● ケーブルテレビでダブルス観戦。

 今週になってGAORAでウィンブルドンのダブルスの試合を放送しています。もちろん録画で、結果は知っているのですが、なにせNHKはシングルスしか放映権を獲得していないので、杉山愛が活躍するダブルスはそのプレーぶりを見ることができません。以前からGAORAではダブルスを放送していることを知っていたので、ケーブルテレビに加入したら絶対見るぞと思っていました。

 昨晩はミックスダブルスの準決勝で杉山が惜しくも負けた試合を放送していましたが、実に楽しめたし参考にもなりました。我々一般プレーヤーはダブルスが主体ですから、やはりプロのダブルスはお手本になります。ミックスとは言えプロ同士の場合、女性にも強いボールを打っていきますし、それをきちんと切り返す女子プレーヤーもさすがです。特に杉山の場合はネットでの動きの早さは世界トップクラスだけあって見事なものでした。

 杉山組の対戦相手はウッドブリッジとモリーク。ウッドブリッジはすでに33才になりましたが、オーストラリアが誇るダブルスのスペシャリストです。彼のダブルスは全く無理がありません。スーパーショットを放つわけではないのですが、その時に最適なショットを選択し、その精度が抜群に高いのです。それだけ技の引き出しをたくさん持っているということで、まさに一般プレーヤーのお手本です。

 無理をしないで相手が嫌がるところへきちんとミスをせずにボールを打つ。口で言うのは易しいですが、実際にプレーしていると、なかなかそんなわけにはいきません。ミスはつきものですし、無理してでもすごいショットを放ってやろうと気負うし、相手のことなんか考えている余裕がありません。でもウッドブリッジのテニスが勝つための一番の近道なのです。改めてそのテニスの真髄に触れて感心してしまいました。


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