幹事クリタのコーカイ日誌2004

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4月30日 ● テニス経験値。

 昨日のミックスダブルス大会。なかなか楽しかったです。結果はまだまだでしたが、先々に可能性を残すことができたという手応えがありました。

 今回ペアを組んだO島さんは、まだテニス歴も浅く4年ほど。キャリアの割にはしっかりした強いボールを打てるのですが、なにせ試合経験が少ないので余裕なんて全くありません。とにかく試合になったら目の前のボールを打つだけでいっぱいいっぱいという印象。僕とペアを組んでの初試合だけに、ペアとしての練習も少なく、本当に手探りで試合に入りました。

 最初の試合は何と同じサークルのK藤・K藤(イニシャルにすると同じだなぁ。でも夫婦じゃありません)ペア。普通高い参加費を払っているのに、いつもの相手(しかも今回は彼らとその前の晩も一緒にテニスをしているのです)とわざわざ対戦したくはありません。しかし、今回はペアのO島さんにとっては、初試合は内輪が相手の方がリラックスできるかもと思って、敢えて僕はラッキーだと思いました。

 ところがそれでも緊張は解けないようで、立ち上がりは大苦戦。良いカタチにはなるものの、なぜかポイントを取られゲームを取られ、あれよあれよと言う間にゲームカウント0-4と追い込まれてしまいました。僕は流れさえ変われば追い上げることができると思っていましたが、O島さんはもう顔面蒼白です。

 ラッキーだったのは、相手ペアがここで勝ちを意識したこと。いつも一緒にプレイしている仲間だけにその変化は僕にもすぐわかりました。急にテニスが変わってしまったのです。O島さんもようやく動きがほぐれてきて、合わせて僕もその波に乗ることができ、一気に追い上げて結局6-5で逆転勝ちを収めることができました。

 これで少しお互いにリラックスできたのか、その後は少しずつ調子を上げていき、勝ったり負けたりしながら何とかB級トーナメントのコンソレーションながら決勝戦まで進出。この試合は一進一退で苦しい展開になり、先行し逆転され追いついて再逆転しまた追いつかれ、結局マッチポイントも握りながら6-7(タイブレーク5-7)という紙一重の差で負けてしまいました。

 この一本を取れば優勝、というところまでいきながらの逆転負けは、もちろん悔しいことは悔しいのですが、それとともに今回はペアを組んで初試合でこれだけ頑張ってたくさんの試合をできたことも収穫だと思いました。

 昨日も書いたようにテニスは勝って学ぶことも負けて学ぶこともあります。いずれにしてもどれだけ経験を積むかが勝負です。そういう意味では一日の間にいろいろなパターンの試合を6試合もこなすことができたのは、経験値を稼いだという点で大きな意味がありました。

 強いて言えば、残念なのはコンソレとは言え「優勝」という大きな経験値を稼ぎそこなったことくらいですね。特にキャリアの浅いO島さんにとっては優勝経験は大きな自信になったろうと思ったので、それだけが達成できずに悔いが残ります。ま、いつかの楽しみにとっておけばいいんですけどね。


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