気がつけば高校野球とパ・リーグが始まっていました。高校野球では地元愛知県勢が愛工大名電、東邦ともに１回戦を勝ち上がりました。かつては「球国愛知」と呼ばれていたほど高校野球の強かった愛知県も、ここのところは本当に弱くて、ついに東海地方の選抜出場枠を削られてしまう始末。

　しかし、愛工大名電が昨秋の神宮大会で優勝したのを契機に、再び愛知県勢の勢いが甦りつつあります。優勝候補の一角を担う愛工大名電はもとより、東邦も昨年の覇者広陵に勝ちました。この調子で２校とも勝ち進んでもらいたいものです。

　プロ野球パ・リーグの方は、今年は予想するまでもなく福岡ダイエーが絶対の優勝候補です。ライバルの西武からは松井が、近鉄からはローズが抜けて、大きく戦力ダウン。ダイエーは小久保が巨人に移ったとは言え、去年も小久保抜きで優勝しているのですから、ライバルに比べて痛みは少ないことでしょう。伸び盛りの若手投手陣と脂の乗りきった強力打線で独走するのではないかと予想しています。

　盛り上がっているのは大相撲です。「荒れる春場所」の異名と違い、今場所は横綱大関が順当に白星を重ねました。残す千秋楽、朝青龍と千代大海の直接対決で朝青龍が勝てば連続全勝優勝という快挙、千代大海が勝てば優勝決定戦と、どちらに転んでも盛り上がります。しかも決定戦の場合、今場所台風の目となった朝赤龍も出てきてのともえ戦もあり得ます。兄弟弟子対決も見てみたいので、なんとか明日は千代大海に本割りで勝って欲しいと思っています。

　スポーツ花盛りのこの季節、僕も昨日は奈良のテニスサークルと交流戦を行いました。奈良にもテニス好きの輪が広がって、ますます全国各地のテニス仲間と連携していけるような感じです。インターネットのお陰で、スポーツの楽しみ方もまたひと味違ったものになってきました。