幹事クリタのコーカイ日誌2004

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2月1日 ● プレゼントに込める気持ち。

 一昨日バレンタインデーのチョコが貰えるかどうかドキドキ、と書いたら「未だにそんなものが欲しいのか」的なことを言われてしまいました。四十男がチョコ欲しがっちゃって、みたいな。

 告白すると僕はチョコレート大好きなんです、ってそういうことじゃなくて、チョコは好きですが、ここで大事なのはもちろん「気持ち」の問題です。四十を過ぎた子持ちのオヤジがバレンタインデーでもないだろう、という言葉の裏には、まだそんな浮ついたことを考えているのか、という叱責や、現役のつもりかしらね、みたいな嘲笑や、浅ましいわホント、という侮蔑が含まれていると考えられます。それは「浮気願望」とひとくくりにされてしまうかも知れません。

 しかし、僕にしてみれば(本当は四十男にしてみれば、と全体を代表したいところですが、Mっちゃんのような人間もいるのであくまでも個人的な考えとして)、それは浮気という「気」とは「気持ち」が違うのです。そういう愛情を期待しているというよりは、むしろ感謝とか友情とか、そういった類の気持ちをバレンタインデーのチョコで表現してもらえると嬉しいな、ということです。そして、そういう気持ちには年齢も立場も関係ないのではなかろうかと思っているのです。

 バレンタインデーに限らず誕生日やクリスマスといったイベントごとにおいて、プレゼントを交換するというのは、お互いに相手のことを考えていくばくかの時間とお金を費やして気持ちを伝えることです。モノが欲しいわけではありません。「モノより思い出」なのです。どこかの車メーカーみたいですが。大切なのはプレゼントに込められた気持ちなのですから。

 いまどき、四十男は本当に欲しいものなら自分で買えます。買えないものがそういった暖かい「気持ち」なのです。お金じゃ買えないものが欲しい、なんて、なんだか某クレジット会社のCMみたいですが、そこんとこひとつよろしく。


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