9月は「秋の長雨」と台風シーズンで、しばしばテニスが中止になります。我々のサークルの雨天遭遇率でも9月は6月を上回るほど。で、昨日も雨でテニスができず、ガックリきたので、なんとか他の日にテニスはできないかと努力をした結果、来週23日秋分の日にコートを確保することができました。

　我々のような公営コートを中心に活動しているテニスサークルの幹事の一番の業務は、とにかくコートをいかに多く確保するかということです。東京では格安の公営コートを取るのは至難の業だそうですが、名古屋はまだ余裕があるので、何とか毎週コートを必要な数だけ押さえています。

　ただ、そのために払っている労力は並大抵のものではありません。毎月常に抽選のための申込みを多大な時間を使ってパソコンから入力し、またそれでも外れた分はいろいろ手を尽くし人脈も駆使してコートを確保しています。ともすれば仕事以上に大変な時もあります。コート確保のためのノウハウは蓄積するばかりです。

　それだけ苦労してコートを取っても、今回のように雨が降ってしまえば文字通り水の泡。また天気が良くても、メンバーが揃わずにキャンセルしてしまうこともしばしばです。そんな時、このコートを取るためにどれだけ苦労したか、と思うと涙がこぼれそうです。だからと言って、コート確保に手を抜くわけにはいきません。コートがなければテニスサークルは何も始まらないのですから。

　企業のコートが使えるサークルは羨ましい限りです。幹事業務の半分以上はすでにやらなくてもＯＫなんですから。僕の幹事としての夢は、サークル専用のテニスコートを持つことです。屋外3面屋内2面（更衣室シャワー付き）あれば十分なので、どこかの金持ちがポンと寄付してくれないものでしょうかね？場所にもよりますけど、多分郊外なら土地代込みで数億円もあればできると思いますから。