幹事クリタのコーカイ日誌2003

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9月11日 ● 『ウォーターボーイズ』最終回。

 「9.11」だというのにお気楽にテレビドラマの話を書いていて良いのか、という気もしますが、まあそれもこれもあっての「コーカイ日誌」なので、昨晩書かなかった『ウォーターボーイズ』最終回の話をしましょう。何回も取り上げてきたドラマの話ですから、やはり最終回も触れないわけにはいかないので。

 この夏のドラマで一番夏ドラマらしかった作品がこれでした。なにせプールで友情で恋愛で受験です。もう青春真っ盛りな内容で、見ていて羨ましくて仕方ありません。あんな時代に戻りたいと、「高校時代大好き」な僕としては、羨望の眼差しでドラマを見ていました。

 ドラマとしては、以前にも書いたように少々まだるっこしい展開ではありました。これは2時間でコンパクトに収まる映画と、3ヶ月にわたって話を引き延ばさなければならないテレビドラマの違いだからどうしようもないのですが、それも最終回のシンクロ演技で許す気分になっています。頑張ったね、君たち、と思わず肩を叩きたくなるような感じでしたから。

 テレビドラマとしては十分にレベルに達していると保証できますが、映画ファンとして、あの傑作青春映画の続編としてどうか、と言われると微妙なところです。ストーリーのアラも目立ちましたし、主役とヒロインの映画版との落差が気にはなりました。

 ただそれを救ったのが脇役の「タテノリ」森山未来。彼がこのドラマを支えていたと思います。映画版でもあれだけのキャラクターは用意されていませんでしたから、その点を考えれば映画の続編としても合格点をつけて良いのではないかと思います。

 最終回では福山雅治のドラマ主題歌「虹」を実際に使用したりしていましたが、あれはちょっとどうかなと印象。それと最終回だけ眞鍋かおりや竹中直人がまた登場しましたが、できたら妻夫木聡、平山綾もゲストで出してくれたら良かったのにと思いました。あの二人の後日談的に登場させてくれたら最高だったのになぁ。


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