ひるがの高原でのテニス大会は、結局予選リーグ戦こそ4戦全勝で初の1位トーナメント進出を果たしたものの、トーナメント初戦であっさり負けてしまい、満足度も微妙に低くなってしまいました。

　今年の大会は全体にレベルが下がった感じで、1位抜けと言っても、僕たちのように大したことはないな、というペアが結構目立ちました。そんな中で、強い人たちと初戦で当たるとはドロー運に恵まれていませんが、大したことない実力の割に軽くリーグ戦で全勝できたのですから、初日はドロー運に恵まれていたとも言えるので、そのあたりも微妙な感じです。

　ただ今回の収穫は、400人以上の参加者が集まる大きな大会に出ることで、またテニスに対する燃える心というか、モチベーションを取り戻せたことです。最近、あまり上達が感じられずにマンネリ気味になっていたのですが、世の中にはこんなにも多くのテニス好きがいて、それぞれに頑張って練習しているんだなぁ、と思うと、あっさり初戦敗退している自分もまだまだ練習しなきゃ、という気持ちになりました。

　それに試合を重ねている間に、自分の成果と課題がはっきり見えたこともよりモチベーション向上に機能しました。課題ばかりを見つけるのではなく、成果も一緒に見えたことで、頑張れば何らかのご褒美は貰えるのだな、という気になったわけです。いろいろなことを見て聞いて実感することができた楽しい大会でした。