幹事クリタのコーカイ日誌2003

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3月23日 ● Jリーグ開幕戦。

 11年目のJリーグが開幕しました。我らが地元名古屋グランパスエイトは清水エスパルスを瑞穂に迎えてのオープニング・マッチ。テニスを終えてから急いで瑞穂に駆けつけて応援しました。

 今季の名古屋は発展途上ながら戦力も整いつつあり期待できると思っています。特にウェズレイとヴァスティッチの2トップに藤本、中村らが絡む攻撃陣はなかなか強力。守護神楢崎も控えていることですし、磐田、鹿島に一泡吹かせて欲しいと思っています。

 対する清水ですが、こちらも強力攻撃陣が売り物です。サントスに韓国代表アンジョンファン、柏から北嶋、浦和からトゥットと補強して、これに市川らが絡むのですから、まさに破壊力抜群です。ただし戸田が抜けているし、守備と攻撃のバランスはどうかな、という心配はあります。

 試合は前半ホームの名古屋が良いリズムで攻め上がります。ウェズレイはやはり危険なプレーヤーです。彼がボールを持つと思わず見ている方も点が入りそうな気がします。実際、彼とパナディッチのゴールで前半2点をリードして名古屋は折り返しました。

 ところが後半に入ると名古屋以上に強力な攻撃陣を持つ清水が怒濤の攻めを見せます。そしてサントス、安に連続してゴールを割られて2-2の同点になってしまいました。これでようやく目が覚めたか、終盤再び名古屋は良いリズムで何度も清水ゴールに迫りますが、結局決勝ゴールを奪うことはできずに、引き分けに終わってしまいました。

 ホームで前半2-0とリードしながらの引き分けは、名古屋にとっては負けに等しいでしょうし、逆に言えば清水は勝ちに等しい引き分けと言っても良いでしょう。良いところも悪いところも出て、ある意味、発展途上チームらしい結末ではありました。

 僕が前回見たのはストイコビッチ引退直前のゲーム。それから比べると大きくチームは変貌していました。何でもピクシー頼りからみんなで攻め、みんなで守るという意識は見られましたが、それでもやはりウェズレイ、ヴァスティッチ、パナディッチの3外国人頼りなのは否めません。強いチームはどこも日本人選手が外国人選手と対等にチームを引っ張っています。名古屋はまだまだ優勝には遠いと感じました。


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