昨日はうららかな春らしい日でした。これからは僕の大好きな季節で、梅が咲き桃が咲き木蓮が咲き、そして桜が咲く。季節が変わっていく様が見て取れる、そのダイナミズムが好きなのかも知れません。

　桜と言えば城です。いや、これは逆かな。城と言えば桜かも。城のあるところは大抵どこでも桜の名所です。このあたりでも名城公園も岡崎公園も城と桜はセットです。昨年訪れた姫路城でも満開の桜が見事でしたし、未だに行ったことはありませんが、高遠の桜も城の周りに咲き誇っています。

　僕は小学生の頃からの城好きで、近隣の城跡はかなり制覇しています。模擬でも天守閣があるような城には、なぜか全国の名城のパネルが飾ってあるのですが、それを見ては「ここは行った、これはまだ行ってない」と数えるのが好きでした。

　東海地方、北陸地方、近畿地方の城はかなり行きました。地元の名古屋城、岡崎城を始めとして、国宝の犬山城、松本城、彦根城、姫路城も制覇したし、岐阜城、金沢城、大阪城、岡山城、和歌山城などの大藩の大きな城も、長浜城、郡上八幡城、伊賀上野城、大野城、高島城などの小ぶりながら趣のある城もまた良いものです。

　年をとって仕事をリタイアしたら、桜前線を追って日本を南から北へ北上する旅行をしてみたいのですが、その時は城と桜はセットで見たいと思っています。死ぬまでに実現するかどうかはわかりませんが。