昨年末から、全てのメールが携帯に転送されるように設定しました。僕は現在メールアドレスが6つくらいありますが、それぞれに届くメールを最終的には携帯で読めるようにしたお陰で、メールが届けばすぐにチェックすることができるし、読み忘れるということがなくなりました。

　もちろん、その代償として携帯にはうんざりするほどメールが届きまくります。広告宣伝メールまで含めれば毎日数十通のメールが届くわけですから、いちいちチェックするのも大変と言えば大変ですし、通信料もそれなりにかかってしまいます。

　それでも携帯に全てのメールが届く便利さは捨てがたいものがあります。会社と家でPCの前に座っていられるのはせいぜい7〜8時間ですから、残る10数時間は携帯がないとメールのチェックができません。特に深夜自宅のPCの電源を落として就寝、翌朝会社に行ってMacを立ち上げるまでの10時間くらい空白になっていたのが、その間いつでもメールが届けばわかるという安心感は捨てがたいものです。

　また土日にテニスや遊びに出かけている時でもメールが来たらわかるというのも便利です。緊急の場合は携帯からとりあえず返信できるし、急ぎでなければ夜にゆっくり返信すれば良いのです。モバイルPCなんて不要、携帯さえあれば十分じゃん、という感じです。

　ただ、そんなにメールチェックしているのって、俗に言う「メール依存症」かも、という気がしなくもありません。と言うよりも、携帯に転送するようになってから依存症が強まってきているみたいです。いつでもメールが来たらわかる、ということは、逆に言えばメールが来ないこともわかるわけです。しばらく間が空くと何となく物足りなくなってきて「あれ、どうしてメールが来ないんだろう」と感じてしまうのです。精神的にはあまり好ましくないような気がします。

　このまま放置すれば、本格的に依存症になりそうな予感がします。でもこの利便性は捨てられないし、どうしたものかちょっと悩んでいます。