日曜日に大阪まで行って弟の婚約者の家族と顔合わせをしてきました。向こうは姉妹、こちらは兄弟ということで、親は同席しているものの、まるで上品な合コンのような会話の進行でした。

　僕の弟は無口な方だし、婚約者も物静かなお嬢様系なので、もっぱら冗談を言って場を盛り上げるのは僕と明るい妹さんの役割。彼女はさすがに大阪の女の子だけに、ボケも突っ込みもばっちり。ただのランチなのに、12時半から3時まで2時間半も話をしていたのですから、いかに会話が盛り上がったかと言うものです。

　兄弟というのは、仲が悪いわけではなくても、それほど会話が弾むというものではありません。子どもの頃ならともかく、大人になってしまえば用事がない限りはそうそう頻繁に連絡を取り合うこともありません。

　ところが姉妹というのは、僕たちから見ると、大した用事がなくてもいろいろ世間話をしているみたいですね。あちらの姉妹は、いかにも物静かで家庭的で読書が趣味の姉と、元気でちゃっかり者でスポーツ好きな明るい妹という、典型的な姉妹なのですが、それだけ性格や好みが違っても、お互いのことは良くわかっているようです。このあたりは兄弟と姉妹の違いかな、と思ってしまいました。

　義理の間柄とは言え、可愛い妹が二人できたわけで、僕としては大変嬉しく思っています。ただ姉はそのまま大阪、妹も今春結婚して青森に住むことになっているので、おいそれとは会える訳ではないのですけど。