腰痛は少しずつ収まってきていて一安心なのですが、腎結石はともかく疲れると腰痛になるのは、どうも体がねじ曲がっているからなのではないかと思っています。背骨が真っ直ぐにならず何となく左右にずれているような感じです。と言うか、背骨のみならず体全体のバランスが悪い気がします。

　子どもの頃はずっと書道をしていたお陰で姿勢は良いと誉められていました。中学時代に剣道、高校時代に柔道もやっていたので、背筋も伸びて正座もお手のもの。水泳とかバスケットとか均等に体が発達するスポーツを10代の頃にいろいろかじったので、バランス良く筋肉がついたのだと思います。

　しかし、それがねじ曲がり始めたのは大学生になってテニスを覚えてからだと思います。テニスは利き腕ばかりを異常にこき使うスポーツですから、どうしても左右のバランスが悪くなります。もう20年以上テニスしてきた僕も、右腕と左腕の太さはかなり違います。さすがに発育期にやっていなかったので、長さが違うということはありませんが、中学生の頃からテニスをしていた人に聞くと1〜2cmは利き腕が長いということです。

　腕の太さは自分でもわかりますが、多分背中や腰の筋肉とか、太股やふくらはぎなども左右で違っていることでしょう。筋肉のつき方が左右で違えば、当然真っ直ぐな姿勢を保つのも苦しくなるはずです。同じようにするには左半身の筋肉の方が弱いからです。

　となると、疲れてくると楽な姿勢は右半身の筋肉を使うことになります。実際僕は足を組むときは左足の上に右足を乗せますが、逆は窮屈でできません。片方の肩にバッグをかける時は左にかける方が圧倒的に楽です。パソコンの前に長時間座っている時も、気がつくと体を右に傾けています。

　これらは全て右側の、特に腰の周辺の筋肉を使っています。右腰周辺の腹筋・背筋が一番強くてしっかりしているから、ついついここで体を支えてしまうのでしょう。当然、こういう姿勢を続けていれば背骨も曲がるはずです。

　整体に行って矯正してもらうこともできるのかも知れませんが、まずはテニスばっかりやっていないで、左右均等に筋力をつけることから始めた方がいいような気がします。ジムでも行こうかなぁ。