幹事クリタのコーカイ日誌2002

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12月24日 ● サークルあってのチーム戦。

 テニスというのは基本的に個人競技であって団体競技ではありません。だから自分さえ強ければどんどん勝っていけるし楽しめるということはありますが、逆にサッカーやバスケット、ラグビーなどのように、チーム一丸となって頑張って勝利するというあの何とも言えない高揚感は味わいにくい競技です。

 そんなテニスにおいて、唯一その高揚感に迫ることができるのがチーム戦です。頂点はデ杯、フェド杯から、実業団や大学のリーグ戦、そして底辺は我々のような草トーナメントプレーヤーが出るような大会まで、このチーム戦独特の高揚感を求めてテニスプレーヤーたちが走り回っています。

 もちろんテニスですから、ラグビーのように大人数でひとつのボールを追うことはできません。剣道や柔道と同じように、あくまでも個人の戦いの集積としてのチーム戦でしかないのですが、チームメイトに対して「勝ってくれ」と願って応援する気持ちの高ぶりと、勝利を得た時の喜び、負けた時の落胆は、個人戦の時よりもはるかに大きなものになります。

 昨日僕は年末恒例のチーム対抗戦に出場しました。僕自身は午前中は調子が良かったのに、午後から調子を落としてしまい、最後の決勝戦でも競り負けてしまいました。勝てそうな相手に接戦の末に試合を落とすとかなり落ち込むものですが、今回は他のペアが頑張ってくれたお陰で、チームとしてはその試合に勝つことができました。チームが勝てば自分が負けたこともそれほど悲しくありません。まさに結果オーライです。

 他のチームでは人が揃わずに、日頃は一緒に練習していなかったり、顔もよく知らない人たちを寄せ集めて参加しているところもありましたが、我々はいつものメンバーでの参加だけに勝利の喜びも純粋です。そういう意味では、ちゃんとサークルを運営していてこそのチーム戦。この先も楽しいメンバーと一緒に参加していきたいと思っています。

 

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