小春日和。英語でインディアン・サマー。いや、別に英語でわざわざ言う必要もないのですが、気候を表現する単語は数々あれど、これくらい心がホッとする言葉も少ないと思います。

　昨日はまだ11月だったとは言え、「小春日和」という言葉がピッタリくるような穏やかな好天でした。テニスをしていても半袖で十分。ポカポカと暖かく、気持ちまで柔らかく軽くなるような日和でした。

　テニスプレーヤーにとって、この小春日和くらい気持ちよくテニスができる時もありません。風もなく日差しも柔らかく湿度も低いので汗でグリップが滑ることもない。まさにテニス日和です。唯一の難点は日が落ちるのが早いことと、夕方になると急に冷え込んでくることですが、「昼下がり」は最高のコンディションです。

　師走に入ってしばらくは、よくこういう日があります。風が強い春先よりも、ずっとテニスが楽しめる時期ですから、せいぜい時間を作って練習に励みたいと思っています。もっとも、真夏だろうが真冬だろうが、実は季節に関係なく練習には励んでいるんですけどね。