最近バラエティ番組などで活躍している小池栄子。巨乳グラビアアイドルからの転身としてはかなり成功している部類でしょう。今週の週刊ポストの見出しに「小池栄子オジサンが好き」というのがありました。雑誌を読んではいませんが、ほぼ記事の中身は想像がつきます。

　なにせメディアがポストですから、本当に小池栄子がオジサン好きなのかどうかはわかりませんが、確かにあのタイプの女性（と言っても本人を知っている訳ではなく、あくまでも虚像としての小池栄子ですが）ならあり得る話です。頭の回転が速く男勝りで気っぷが良くサバサバとしている姉御肌。こういうタイプの女性は、往々にして同年代の男は頼りなく見えるらしく、年の離れた男性との方が気が合ったりします。

　ところがオジサンからすると、実は小池栄子タイプは好みではなかったりします。もちろんお酒にも気持ちよく付き合ってくれるし、さばけているので下ネタもＯＫ。サービス精神も旺盛ですし義理堅いから、飲み友達としては実に重宝な存在です。仲良しにはなれますが、あまり女としては見ていません（もちろん生身の小池栄子がいたら別ですよ、あくまでも小池栄子系キャラの女性という意味です）。

　小池栄子よりも“癒し系の女王”井川遥の方が好きなのがオジサンなのです。おっとりとしていて、攻撃的なところは欠片もなく、無防備。小池栄子のような自分を客観視できるタイプではなく、ちょっと天然も入っていたり。女性から見たら「少し足りないんじゃないの？」と陰で言われてしまうタイプです（もちろん本当の井川遥は知らないのであくまでもイメージです）。でも、オジサンにしてみればそこが可愛いし安らげるのです。

　実は僕は小池栄子系の方が話も合うし楽しいので好きなのですが、周りの30代、40代はやはり井川遥系の方が圧倒的に人気です。そんなオジサンたちを見て若い女性は「騙されている」「見る目がない」などと言いますし、僕も若い頃はそう思っていました。でも最近は自分がオジサンになったせいか、彼らの気持ちが理解できるようになりました。オジサンは実は騙されたいのです。女の子に夢を見たいのです。リアルな女性は家にデンと構えていますから、リアルじゃないほんわかした女の子を見ていたいのです。小池栄子、若くしてすでにデンとしていますからねぇ。