久しぶりに先週後半から週末まで4日連続でテニスしてしまいました。3日連続というのは時々ありますが、4日連続となると2年振りくらいです。しかも気候の良い春秋ならともかく、蒸し暑さ抜群のこの時期ですから、さぞかし体力も削られるだろうと思っていましたが、意外に元気なのは自分でも驚きです。

　10年くらい前は、2日連続でテニスをしても腰や膝が痛かったものですし、つい去年までは手首、肘の痛みは相当ひどいものでした。ところが、今回は4日間ハードにテニスした割には、どこも取り立てて痛んでいません。手首は昨年秋に振動吸収性が高いラケットに買い替えてから全く痛まなくなりましたし、腰や膝も最近は丈夫です。特にストレッチを入念にやるようになった訳ではないのに、年を取ってくるほど痛まないというのはどういうことなのでしょう？

　これは恐らくはテニスを巡る環境が良くなったからだと思います。先ほど書いたようにラケットの進歩は著しいものがありますし、シューズもラケット同様に衝撃吸収性が高くなり、膝や足首へ優しくなったのでしょう。それと、コートがハードコートが少なくなり砂入り人工芝コートでプレーすることが多くなったのも足腰への負担が相当に減ったと思われます。10年前のラケット、シューズを使ってハードコートでテニスをしたら、すぐにカラダはボロボロになると思います。中年プレーヤーにとっては本当にありがたいことです。

　もっとも、最近は連続してテニスをすると、右の大胸筋あたりが痛むようになりました。この原因をサークルの上級プレーヤー梅ちゃんに聞いたら、「それはフォアハンドを力んで無理にハードヒットしているからだ」と言われてしまいました。確かに自分より上手い相手と連続してテニスした今回、伸びてきて食い込まれたボールを強引に弾き返すようなことが多くありました。いくら用具が進歩しても、打ち方が進歩していなければダメだということで、まだまだです。