会社のメールシステムが代わって、家から接続するのに随分重たくなりました。サクサクいかないと、メールを出すのも億劫になりますから、近頃は極力会社からメールを送るようにしています。まあ本来仕事のメールは会社で済ますのが当たり前なのですが、そんなことをしていると夜中の果てまで会社にいる羽目になるので、健康な家庭生活を送るためには致し方ありません。

　で、この重たいメールシステムをクリアするには、速い回線を使う、という当然の解決方法があります。なにせ未だに僕はダイヤルアップで接続しているので、これをADSLにするか、いっそ光ファイバーにしてしまえば、一気に雑誌で良く言うところの“快適インターネット”になるわけです。

　ただ、どうも重い腰が上がらないのが「常時接続」。なにせ家にいてネットにつなげる時間は、せいぜい1日1時間。それもまず間違いなく深夜なので、今のようにテレホーダイで十分。常時接続である必要性を全く感じていないのです。

　もちろん大は小を兼ねるわけですから、常時接続で困ることもないのですが、通信費がいささかなりとも上がる訳ですし、新しく機器も増設しないといけないし、なによりそこに至るまでの面倒臭さに、ついつい「ま、いいか」でここまで来てしまったというのが正直なところです。

　ただここにきてメールの重さによる面倒と、高速回線に切り替える面倒のどちらを取るか、という二者択一になってしまったので、そろそろわが家も“ブロードバンド時代”かなぁ、と思い始めています。あれこれ理由つけてやらないよりも、やっちまった方が早いですからね、ここまでくると。