サッカーキリンカップ対ホンジュラス戦、日本は随分と苦戦をしました。結果からすればドローに持ち込んだので互角ですが、点の取り方取られ方を考えると、かなり課題の残る試合だったと思います。
すっかり完成形に入って自信満々の守備陣が、ずたずたに切り裂かれました。ホンジュラスに研究されたのでしょう、オフサイドトラップの裏をとられたりして、フリーでシュートを打たれる場面が再三繰り返されました。あれでは楢崎もどうしようもありません。
本番ではセンターバックに森岡、GKは川口という布陣になるのでしょうが、そうなったとしても、昨夜のような攻め方をされた時の不安は残ります。
逆に攻撃は結局中村の独り舞台に終始しました。1点目は相手GKのミス、2点目は中村の個人技、3点目はPKでは、組織としては全然得点できていません。組織の守備を崩されて、個人技でしか点を取れないのでは、これまでトルシエがやってきたサッカーは何だったのか、ということになってしまいます。
ただホンジュラスができたからと言って、簡単にベルギーやロシアが同じことができるかどうかはわかりません。組織対組織のゲームになるヨーロッパの国との対決の方が、日本としてもやりやすいはず。ホンジュラスのように優れたテクニックと身体能力で掻き回されると、今回のように綻びが目立ちますが、少なくとも1次リーグではその心配はありません。
課題は課題として残りましたが、今さら新しいことにチャレンジするには時間が少なすぎます。テクニックで対抗できる中田英や小野が加わった最強の布陣で対応するしかないでしょう。悩みは中村ですよね。あれだけの個人技を見せられると、やはり使いたくなります。小野を右に回して左サイドは中村にしても良いですが、右は市川も良かったし難しいですね。トルシエがどういう選択を示すか興味深いです。
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