幹事クリタのコーカイ日誌2002

 
 4月18日 ● テニスの何が楽しいか。

 相変わらず月に10回前後はテニスするという、妻子持ちサラリーマンとしてはかなり問題ある生活を送っているわけですが、一体何がそんなに楽しいのか、とふと考えてしまうことがあります。

 カラダを動かす快感、というのは確かにあります。運動なんてかったるい、という人も世の中には結構いる反面、カラダを使うことが大好きというタイプもいて、僕も時々無性に筋肉を酷使したくなります。テニスはかなりハードなスポーツですから、そんな僕の欲求にきちんと応えてくれます。

 上達する喜び、ということもあります。20数年もテニスをしていて、すでに40才を過ぎていながら、未だにテニスは上達する「伸びしろ」がかなりあると感じます。努力と工夫によって、できなかったことができるようになる喜びというのは、この年になるとなかなか得難いものです。

 勝負を競う刺激、も大きな要素です。ギャンブルにはまる人と同じで、勝負事というのはスリルがあります。勝てるか負けるかギリギリのところで試合をしていると、本当に楽しくなります。

 そして人と交流する楽しみ、も大きな目的です。テニスはもちろん一人ではできません。最低でもネットの向こうに一人は必要です。そしてサークルには常に新しいメンバーが入ってきます。大会なども含めて、いろいろな人とテニスを通じて知り合うことができるのは大きな魅力です。なによりも利害関係のない純粋な趣味の仲間と言うのは、年を取れば取るほど貴重なものです。親戚と仕事関係と学友しか知り合いがいなかったら、人生は本当に寂しいと思います。

 もちろん、この四つの要素は均等ではなく、カラダを動かすことが何よりも好きという人も、出会いの手段としてテニスを捉えている人も、勝つことこそテニスの最大の喜びという人もいるでしょう。そして実はこれはテニスではなくても、他のスポーツでも大体実現できることです。たまたま僕の場合は身近にテニスがあったというだけのこと。でも、そのたまたまが、人生の中でかなり重要な部分を占めたりするのですから、不思議なものだと思います。

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