幹事クリタのコーカイ日誌2002

 
 3月4日 ● 10年目のJリーグ開幕。

 1993年のJリーグ開幕戦は印象的でした。それまでの日本のプロスポーツにはなかった新しさや華やかさが感じられて、そのレベルの低さにも関わらず、一気にブームを巻き起こしたのもある意味当然だったと思います。

 その後、新しいチームが加わったり、次々と有名外国人選手がやってきたり、ブームが去って観客が潮が引くようにいなくなったりしながらも、創設の目的のひとつであるW杯出場を果たしたことは、やはりJリーグの大きな功績です。

 この10年の間に日本のサッカーを取り巻く環境は大きく変わりました。選手だけではなくサッカーファンのレベルも格段に上がり、子どもたちの間では野球よりもサッカーの方がメジャースポーツになりました。いよいよ間近に迫ったW杯で、ますますその存在感は大きく膨らむことでしょう。

 問題はポストW杯にあることは誰しもわかっているところです。W杯で間近に見た世界レベルのサッカーと、いつものリーグ戦のサッカー。そこに大きな差があったら、ファンがついてきてくれません。いくら代表が人気があっても、日頃のリーグ戦で閑古鳥が鳴いていては、結局日本サッカーは衰退せざるを得なくなります。Jリーグの真価が試されるシーズンが始まりました。

 ところでいきなり開幕戦苦手ジュビロに叩きのめされたグランパス。10年目なんだから、そろそろ優勝して欲しいものですが、今年もまた難しいようです。ドラゴンズもオープン戦でまだ勝つことができないし、名古屋のファンにとっては辛い1年になりそうです。

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