幹事クリタのコーカイ日誌2002

 
 3月1日 ● 卒業ソング。

 この時期になると、ラジオなどで「卒業ソング」の特集なんか組んだりします。クリスマスソング同様、定番と言われる曲がいくつもあって、多分世代によって思い入れもそれぞれあることでしょう。

 最近ではSPEEDの『my graduation』あたりが新定番なんでしょうが、ちょっと前ならドリカム『未来予想図II』とか尾崎豊や斉藤由貴の『卒業』(違う歌ですが、タイトルだけ一緒)、松田聖子の『制服』、海援隊『贈る言葉』あたりになるのでしょう。そして僕たちの世代なら、なんと言ってもハイファイセット『卒業写真』(荒井由実でもいいんですけど、やはりハイファイセットが好ましい)にとどめを刺します。この歌をカラオケで歌うと、40才前後はみんなジンワリきてしまいます。

 ただ、ユーミン以前、中学時代の卒業ソングと言うと、実は本田路津子『今日の日はさようなら』が僕たちの大定番でした。どのくらい定番かと言うと、僕たちは「い〜つまでも〜 たえることなく〜 と〜もだちで いよう〜」というこの歌を歌いながら卒業式をしたくらいの定番ソングでした。学校公認ソングだったのです。

 いわゆるニューミュージックが登場する以前、フォークソング華やかなりし頃の名曲で、『あの素晴らしい愛をもう一度』とか『花嫁』とか『誰もいない海』とか、そんな歌ばかり集めた歌集に必ず入っている曲でした。この歌を口ずさむと、フワーッと中学生の頃の体育大会とかキャンプファイヤーとか好きだった女の子とかを思い出してしまいます。

 そう言えば1972年札幌冬季五輪のイメージソングはトワ・エ・モアの『虹と雪のバラード』でした。小学5年生だった僕は、「卒業生を送る会」で、これを歌った覚えがあります。本当は卒業ソングではないですが、これもこの季節の歌としてとても印象的です。

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