幹事クリタのコーカイ日誌2002

 
 2月22日 ● 過度なスポーツの危険性。

 会社でストレス対策の研修があり、その道の権威の先生が講演をしてくれました。いろいろと興味深い話が聞けたのですが、その中で「ストレスにさらされている人の過度のスポーツは危険」ということが印象的でした。

 ストレスというと、どうしても精神的な負荷がかかっている状態と考えてしまうので、思いっ切りカラダを動かして発散すればいいのかと思ってしまいます。しかし、ストレスにさらされている時は、それがカラダの異常として症状に表れる「身体表現性障害」を起こしている場合がほとんどなのだそうです。そういう状態で、血圧が急上昇するような過度のスポーツをすると、それが引き金となって倒れてしまうことがしばしばあるということです。

 僕もご存知のようにテニスが大好きですから、いろいろ精神的に疲れている時は、ハードにテニスをして気持ちをスッキリさせようと思います。ところがサークルの運営というのは、これはこれでストレスになることも多く、余計に疲れてしまうことが往々にしてあります。ストレスの主な原因は人間関係ですから、仕事にせよサークルにせよストレスの元は必ず転がっているわけです。平日だけではなく、さらに休日にまでそんなストレスにさらされながら、コートを激しく走り回るのは、どうやら極めて危険な行為のようです。

 ストレス解消のためのスポーツが、逆に自らのとどめを刺すことになる原因だとは思っていなかっただけに、これからはもう少し注意してテニスもしないといけないようです。もっとも、テニスコートで死ねるのなら、それはそれである程度本望という気もしなくはないですけど。

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