幹事クリタのコーカイ日誌2001

 
 12月27日 ● ガス欠の恐怖。

 クルマを買い替えるにあたって、古いクルマにガソリンをいっぱい残したまま引き取らせるのはなんとしても悔しいと、なるべく少ないガソリンしかタンクに残さないようにしていました。納車まで残り10日の時点で20リットル、その後は3回10リットルずつ給油しました。毎回1000円余りしかガソリンを入れないセコさです。

 ところが、いよいよ翌朝納車という昨晩、またまたガソリンが切れかかりました。しかし、もう明日の朝には納車です。今から家に帰るだけなのに5リットルだってもったいないわ、と思ってしまったのがいけません。家の近くで「あっ、ビデオ屋に寄らなければ」と気付いたのです。なにせ延滞料金ほどバカバカしい支出はありません。でもビデオ屋まで約4km。空のガソリンタンクには往復8Kmは恐怖の距離です。

 とりあえず行けるところまで行ってみるか、という気持ちでビデオ屋に向かったのですが、いざ帰ろうとキーを捻ったら「プルプルプル、ガックン」という感じで、エンジンがかからないのです。焦りました。気を落ち着けて、もう一度ゆっくりアクセルを踏み込みつつキーを捻ります。今度はエンジンがかかりました。この瞬間、どれほど僕がホッとしたことか。この寒空にJAFのサービスカーを待つのか、と諦めかけた直後だっただけに、しみじみと助かったぁ、と思いました。

 後は家までアクセルを極力踏み込まずにエコランしながら帰ったのですが、信号待ちで止まるたびにエンジンがプスンッといってしまうのではないかとドキドキものでした。よくよく考えてみれば、ガソリン5リットル入れてもたかだか500円余り。惜しむほどの金額ではなかったんですけどね。単なる意地です。

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