幹事クリタのコーカイ日誌2001

 
 12月22日 ● 『夢の名曲大全集』。

 NHK衛星第2で『シンガーソングライター・夢の名曲大全集』という番組を昨夜7時半〜11時まで放送していました。ラジオのスタジオに佐野史郎と女子アナがいて、生放送でリクエストを受けて当時のライブ映像をオンエアするという番組です。

 登場したアーチストは、古くは岡林信康を始め、泉谷しげる、井上陽水、かぐや姫、チューリップなどから、新しいところで尾崎豊、ブルーハーツ、バービーボーイズあたりまで。僕の年齢で言えば、小学校から結婚した20代半ばまでの曲が紹介されたわけですから、まさに全ての歌が青春であり、それぞれに思い出あり、という状態でした。

 井上陽水やかぐや姫は中学生の頃、初めて買ってもらったラジカセから流れてくるFMでエアチェックをしていたのを思い出します。今では完全に死語ですね「エアチェック」なんて。サザンオールスターズや中島みゆきは高校生の頃にブレイクして、まさに僕たちの青春ど真ん中、という感じ。未だに一番好きなアーチストです。佐野元春や尾崎亜美は大学生になっていて、カーステレオ(死語ですか?)でよく流していたという印象があります。そうそう、YMOも当時かなり衝撃的でした。尾崎豊やブルーハーツは会社に入って間もない生意気盛りの頃で、オジサンたちに「この凄さがわからないとダメですよ」なんて言っていたような。

 3時間半の番組をずっと目を離せないで見ていたわけですが、この手の番組の常として、アーチスト1人に対して1曲しか放送しないので、その選曲にいちいち注文をつけたくなりました。そのアーチストの誰もが認める代表曲ではひねりがないし、かと言ってあまりにひねり過ぎると「なんでそれだよ」という突っ込みが入るしで、難しいところだとは思います。

 松山千春の『恋』は僕は好きな曲なので良かったのですが、でも『銀の雨』あたりでも良かったかな、とか、小椋佳は『シクラメンのかほり』では当たり前過ぎるなぁ、『白い一日』が良いんじゃないの、とか、井上陽水は何で『氷の世界』なんだ、『闇夜の国から』とか『小春おばさん』にしろよ、とか、中島みゆきは『わかれうた』をやるなら『悪女』にして欲しかった、とか、もっとマニアックな注文ならチューリップは、財津のボーカルではなく姫野のボーカルの曲にしろよ、とか。

 もちろん、こんな文句は完全に僕の趣味ですし、番組を見ている一人一人がそれぞれに勝手なことを思っているわけですから、いちいちNHKも聞く必要はないのですが、総じて古いアーチストはちょっとひねった曲を選んでいたのに、新しいアーチストは『SOMEDAY』とか『オリビアを聴きながら』、『リンダリンダ』、『I LOVE YOU』など代表曲を素直に持ってきているな、という感じでした。番組の制作者の平均年齢が、ちょっと高めなのかと思いましたが、どうなんでしょうね。どうでもいいことですけど。

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