夏休みになると、うちの子どもたちは途端に夜更かしになります。毎日12時頃まで起きていて、朝起きるのも10時過ぎ。ひどいものです。いくら「早く寝ろ」と叱っても、どんどん夜更かし型になっていってしまうので、手に負えません。

　僕たちが子どもの頃は、毎日朝6時に起きてラジオ体操に出かけていました。カードに出席印を押してもらうのを楽しみに、眠い目をこすってラジオ体操に出かけていたものです。早起きするので、必然的に午前中に勉強なり遊びなりを済ませ、昼食を食べると眠くなるので昼寝をし、夜は翌朝に備えて早寝をする、というのが夏休みの生活パターンだったと思います。

　ところが今の子どもたちは大人と同じようにずるずると夜更かしをしています。生活習慣が昭和40年代とは全然違ってしまったのだと言えばそれまでですが、こんなことで本当に良いのかと、とっても疑問に思います。僕はなるべく子どもを早く寝かせたいと思っているのですが、周りの家庭では深夜1時2時まで子どもを遊ばせておいても平気なようです。受験勉強をしている子どもが多いので、深夜まで起きているのが当たり前なのかも知れません。

　僕の周りの家庭が特殊なのか、それとも今の日本の小学生にはそれが普通の生活なのか、ちょっと僕にはわかりませんが、いずれにせよ決して健全な姿ではないでしょう。僕のノスタルジーだけではないと思うのですが。

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