幹事クリタのコーカイ日誌2001

 
 7月9日 ● 新しいパソコンへの移行。

 先日日曜日に購入したエプソンダイレクトのパソコンが金曜日に届き、週末はずっと新しいパソコンへ移行するためにいろいろやっていました。久しぶりにパソコンをここまでいじって、ある意味楽しかったですが、さすがに少々疲れました。

 新しいパソコンはエプソンダイレクトのエンデバーMT-4000(windowsMe)です。BTOですから、かなり自分なりの仕様に変更しました。CPUはPentium3の1GHz、30GBのHDD、256MBメモリ、19型スピーカー付きモニタ、640MBのMOドライブ、CD-R/RW&DVD-ROMのコンポドライブ、そしてSCSIボード。今や時代はPentium4の時代とは言え、まあスペック的には十分でしょう。これだけ揃えて20万円ちょっとなのですから、本当にパソコンって安くなったものです。

 しかしパソコンが安くなっても、環境を移行する大変さは変わりません。なるべく現在使っている環境を手早く再現することと、データを楽に移すことが目標なのですが、すでに6年も使い込んだ現在のパソコンは、あちらこちらに訳のわからないファイルがあったりして、魔窟状態です。しかも、MOドライブは壊れたままなので、大量のデータをどうコピーするのかも難問でした。

 新しいパソコンにわざわざSCSIボードを付けたのは、実は現在使っているパソコンの外付けHDDドライブをそのまま新しいパソコンにも取り付けたいからです。HDDごとそのまま使えればバックアップをとる必要もなくなり、データのコピーは最高に楽になるはずです。

 ところが実際に土曜日、パソコンを箱から出して接続してみると、外付けHDDをBIOSレベルでは認識しているのに、OSで認識してくれません。いろいろいじってみましたが、状況は変わりません。調べてみると、どうもこのHDDが従来のNEC98シリーズのフォーマットのため、未フォーマットと認識されているようで、領域確保からやらないとダメらしいのです。しかし、それではデータが消えてしまいますから意味がありません。あっさり僕の目論見は崩れ去りました。これは弱りました。

 ではフロッピーディスクでデータのバックアップを取って新しいパソコンにコピーするのか?しかしデータは約400MBほどあります。もちろん取捨選択すれば3割くらいには減らせると思いますが、それにしたってフロッピーが100枚は必要な量です。これをいちいちコピーするなんて、非現実的な話でしかありません。やはりMOしかありません。ともかく一度接続を外した古いパソコンをつなぎ直してみます。

 MOドライブが使えなくなったのは、古いパソコンに最新のIEをインストールした時からです。となると、SCSIドライバ関係が怪しい気がします。必死になっている僕は早速SCSIボード、HDD、MOドライブの製造元であるメルコのサイトに行き、いろいろ探し回った結果、SCSIボードのドライバを発見。どうやら何か不具合があって更新しているらしいので、これをダウンロードして、インストールしてみました。

 恐る恐るMOドライブを接続してパソコンを起動。なんと見事にMOを読み込めるようになったではありません。土曜日深夜3時過ぎ、ウィンブルドンはずっと雨ですが、僕は部屋でひとりガッツポーズ。早速MOにデータをコピーしてようやくバックアップを作ることができました。終わった時にはすっかり夜が明けた日曜日の朝7時になっていました。

 日曜日の夜から(昼間は子どもを連れてテニスですから)、もう一度新しいパソコンをセットアップします。今度は順調に進み、MOドライブからデータもコピーできました。ウィンブルドンを横目に見ながら、アプリケーションをインストールしては設定を繰り返します。Pentium100MHzからPentium3・1GHzですから、インストールひとつにしても速度の差は圧倒的です。

 なんだかんだと少々のトラブルはありましたが(特にアップグレード版のアプリケーションソフトをインストールするのに、前のバージョンを捨ててしまっていたのには弱りました)、なんとかウィンブルドンでヴィーナス・ウィリアムズが優勝を決めた頃には、インターネットへのアクセスも完了、とりあえずの移行は終わりました。後は折角の高機能マシンだけに、それを生かせるようなハード&ソフトを整えていこうと思っています。まずは「信長の野望」最新作を購入してこようかな。

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