土曜日はサークルの交流試合でした。今回のように日頃から良く知っているテニスサークル同士の交流試合というのは楽しいものです。お互いに知り合いも多いし、対抗戦とは言えあまりカリカリと勝負にこだわり過ぎることもなく和やかに試合をすることができます。

　試合の方もすでに何回も対戦したことがあるので手の内もある程度わかっています。その分、勝ち負けもある程度面子を見ただけで予想がついてしまうのが難点ですが、逆に久しぶりに試合をして、お互いの力関係の変化をはかれるというメリットもあります。

　テニスは陸上や水泳のように記録で自分の成長を確かめることができません。強くなったかどうか、かなり曖昧な部分が大きい競技です。だからこそ定期的に同じ相手と対戦することは、実力を試すには絶好の機会となります。

　特にかつては全然歯が立たなかった相手に接戦できるようになったり勝てるようになるのは嬉しいものです。もちろん、相変わらず勝てない、という場合もあります。大抵はそちらの方が多いわけですが、それゆえに勝てるようになった時に、自分が強くなっていた、ということを実感できるのです。

　今回の交流戦でもそういう対戦を経験したメンバーが何人かいました。彼らは着実にチカラをつけてきていることをその手で感じることができたと思います。テニスをしていて最も嬉しい瞬間です。

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