幹事クリタのコーカイ日誌2000

 
 8月20日 ● 社会人は週3回が限度。

 先日はじめて一緒にテニスをしたH部さんは35才。テニス歴10年、社会人になってから始めたということですが、プレイぶりはとてもそんな程度のキャリアとは思えないほどに、綺麗なフォームから多彩なショットを繰り出す本格派です。多分学生時代に結構ならした口かと思っていた僕は、社会人デビューと聞いて驚いてしまいました。

 ジュニアや部活でテニスをした連中と、僕たちのように遊びで始めたド素人との違いは、体の使い方です。まだ筋力がない子ども時代にテニスを始めると、フルパワーでボールを打ちにいきますから、見事に体を使った華麗でダイナミックなフォームになります。ところが大人になってからテニスを始めると、どうしてもゲーム主体の練習ということもあって、とにかくラケットにボールを当てて返すことから入っていきます。したがっていかにも手打ち。みんなそれぞれに個性的なフォームでボールを打つようになります。

 H部さんに、どうして社会人デビューで、そこまで本格的なフォームを完成させることができたのか聞いてみました。彼によると、それは「環境に恵まれた」という一点に尽きるそうです。

 社会人がテニスをする時に一番ネックになるのが時間の確保です。残業や休日出勤が当たり前の職場にいると、とてもテニスするどころの話ではありません。H部さんの職場は結構暇で、いつも平日夜や土日にテニスができるだけの余裕があるそうです。

 その上、コートは会社のコートだから近くてタダ。一緒に打ってくれるメンバーはみなインハイ・インカレクラスの上級者と、本当にテニス環境に恵まれているようです。そんな中、週に4〜5回もテニスをしていれば、そりゃ上手くなるってもんでしょう。羨ましい限りです。若い頃ならいざ知らず、現在の僕には週に3回くらいが限度ですけどね。毎日なんて、とても体が持ちません。もっともこれも仕事が本当に暇だったら、その分エネルギーをテニスに回せるから、もう少しできるかも知れませんけど。

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