我が家のクルマは今年で7年目の車検を迎えます。こんなに1台のクルマに乗り続けたことは初めて。さすがにあちらこちらにガタが来ているようですし、本当は買い替えたいのですが、それを阻止するような思わぬ出費が続きちょっとめげています。

　そんな折り、クルマの右のヘッドライトが切れてしまいました。さすがに7年目。電装関係からトラブルが起きるか、と思いつつディーラーに修理に持っていったら、他にも出る出る。まずファンベルトが切れていてラジエーターがあぶなくて、挙げ句にシャフトまでいかれているとのこと。

　ヘッドライトの交換だけなら1000円程度のことですが、ラジエーターにシャフトとなると話はそう簡単ではありません。ほっておけば交差点の真ん中で止まってしまうような事態になりかねないだけに、クルマは即入院させましたが、その費用は予想通り10万円を超えてしまいました。あいたたた、という感じです。

　ところがその話を上司にしたら、「そんなの可愛いもんだ」と言われてしまいました。僕のクルマとほぼ同時期に買った上司のバイエンルン製高級小型輸入車様は、先日やはり冷却関係のトラブルで入院しました。同時に定期点検もしてもらったら、合わせてなんと40万円も請求されたそうです。さすがです。腐ってもビーエム。部品代と工賃がそんなに高いんじゃ、次のクルマに輸入車様をと考えていても、おいそれと買えません。

　ま、もともと金持ちが買うクルマなんですから、僕のようなビンボー人が買おうなんて考えること自体、おこがましいってなもんなのでしょう。まあラジエーターもシャフトも手入れした7年目の愛車に最後まで添い遂げてやるのも良いかな、なんて感じです。

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