幹事クリタのコーカイ日誌2000

 
 1月30日 ● 実名では書きにくいこと。

 この「コーカイ日誌」はATCという僕のテニスサークルのサイトの一部です。サークルのサイトを開設した目的が、テニスを趣味とする人たちとの交流にあるわけですから、そのためには実名を出さないわけにはいきません。と言うことで、この「コーカイ日誌」も当然実名で書いていますし、周囲の人間も結構知っていて読んでくれているようです。

 正体を明かして書くと言うことは、書く内容に相応の責任を負わなければなりません。もちろん匿名で書くのなら何を書いても良いということではないと思いますが、気をつかう部分はかなり少なくなるでしょう。

 この「コーカイ日誌」で書けないこと。まず仕事の内容に関連すること。広告会社に勤務するコピーライターであることは明かしてしまっていますし、ちょっとメールをやり取りした人なら会社名まで知られている場合が多いので、仕事絡みでは滅多なことは書けません。せいぜい一般的な広告に関する話題か、仕事とは全く関係ない職場であった面白い事件や変わった人のことくらいです。本当ならこれを読んでくれているコピーライター志望の学生さんや、若手のコピーライターに役立つ話も書きたいのですが、誰が読んでいるかわからないために自粛している部分がかなりあります。これはちょっと残念です。

 次に身近で相談めいた打ち明け話などをされて、それがとても興味深いことだったとしても、ここには書けない場合が多いです。なにせその当事者が読んでいることも多いので、いくら脚色しても多分すぐに本人には気づかれてしまうからです。特に恋愛関係の相談事は絶対書けません。面白いネタもたくさんあるんですがね。

 そして下ネタ。僕のことを知っている人は結構下ネタ好き(というか盛り上がれるようなワイ談好き)なことを知っている人が多いのですが、とは言え文章で書くとどんな誤解をされるかわからないし、なにより今は読んでいないけど、近い将来これを自分の子どもが読む可能性がある以上、やはり下ネタは自主規制してしまいます。

 そしてもっとも書きにくいのが愚痴と悪口。実名日記最大のネックはここにあります。腹が立つこと、悔しいこと、やり切れないこと、毎日の生活の中でストレスになるような事柄はいくつもあります。それを思いっきり書けたら少しはスッキリするような気もするのですが、その影響を考えるとグッとこらえていることが多々あります。

 そういう訳で、実はどこかで秘かに裏日記を書きたいな、という気持ちもないではないのですが、例え書き始めてもここでは言いません。言ったら意味ないですからね。ああ、こんなことを書くと、すぐに「実はもう書いているんじゃないの?」とメールを送ってくる連中がいそうだな。本当に書いてないから、メールを送ってこないようにね。

とりあえず、読むたびに(1日1回)


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