幹事クリタのコーカイ日誌2000

 
 1月1日 ● 年越しテレビ。

 なんとか現在のところコンピュータも大した反乱を起こしていないようで、無事2000年を迎えることができました。あけましておめでとうございます。我が家のパソコンも日付をちゃんと認識しているようです。いやぁ、めでたいめでたい。

 もっとも、日本やオーストラリアなどは大丈夫だったようですが、これから2000年を迎える中東やアフリカ、ヨーロッパの各国でも無事かどうか確認できなければ安心はできません。もっと言えば、今年1年はまだどんなことが起きるか不安ではありますが、とりあえず一番大きな山は越えることができたようですね。

 紅白歌合戦は予想通り白組の勝利で25勝25敗のタイになりました。見ているとSPEEDやモーニング娘。、浜崎あゆみ、鈴木あみらを擁する紅組の方が元気があったような印象だったのですが、50回で引き分けにした方がバランスが取れるし、勘九郎に花を持たせたいという意図も見え見えでしたから仕方ない結末なのでしょう。それに今年は美川憲一が小林幸子に圧勝していましたしね。

 そうそう、レコ大-紅白-レコ大と往復したGLAY。律儀に衣装も元に戻してレコ大に帰ってきたのには感心しました。あの奇抜なヘアスタイルまではどうしようもなかったようですけどね。アイドル歌手以上にテレビ局に忠実なロック歌手というあたりが、いかにもGLAYらしいですね。

 カウントダウンでは、恒例のサザンの年越しライブを中継するTBSに対し、ジャニーズ事務所頼りのフジテレビはともかく、大黒摩季のライブをぶつけたテレビ朝日は面白い発想でした。物珍しさでは確かに大黒の勝ちなのですが、アーチストとしての格の差がやはり惜しいです。どうせビーイング系をやるなら、ZARDのライブだったらテレ朝の圧勝だったと思いますけどね。ただ人によっては熊川哲也のライブを中継をしたテレビ東京を勝ちとした人もいるかも。僕も思わず見てしまいました。ちょっと変でしたけどね、熊川哲也。

 TBSは30日夜から元旦までの38時間テレビをずっとやっています。日テレの24時間、フジの27時間への対抗意識も露わなのですが、38時間はさすがに長過ぎてたるみ切っていますね。いくらアメリカ横断クイズの福留でもきついでしょう。付き合っているヤックンなんか、大晦日にすでにヘロヘロですから。ところどころ面白い番組もあるんですけど、日テレやフジのように他局が何もやっていない時ならともかく、各局揃って特別企画番組ばかりのこの時期では、せっかくの長時間テレビも埋没してしまっています。このあたりがやはりTBSの読みの浅さでしょうか。

 さて、正月3が日はどうせつまらないお節番組のオンパレードです。楽しいのはスポーツ中継くらい。まあそのくだらなさ加減が実に日本の正月らしくて良いんですけどね。あんまり密度の濃い番組を正月早々見せられても困りますから。  
 
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