FIRST TIME OUT (PACIFIC JAZZ)

CLARE FISCHER (1962/4/12,14)

FIRST TIME OUT


【パーソネル】

CLARE FISCHER (p) GARY PEACOCK (b) GENE STONE (ds)
【収録曲】

(01-03) NIGERIAN WALK / TODDLER / STRANGER
(04-06) AFTERFACT / FREE TOO LONG / PIECE FOR SCOTTY
(07-08) BLUES FOR HOME / I LOVE YOU
【解説】 ( 2013年06月16日更新 / 連載 1,080回 )

  “BookPlace” を買いました。 それは何なのかというと、電子書籍端末なんですが、 これ っすな。 何だかこう、ぜんぜん売れなさそう感が半端なかったりするんですが、リンク先、まだ生きてますかね? いつ、 「最初から無かったこと」 にされても、まったく不思議ではないんですが、どうしてこんなのを世の中に出そうと思ったんですかね? もしかして、ちょっとは売れると思ったとか? 甘い、甘すぎる。埼玉銘菓、十万石饅頭。 僕の住んでる桑名は十一万石だったので、110%くらいは勝った気分になれるんですが、こんなどうでもいいようなものをひっそり作って売っていたんですな、東芝。 電子書籍端末好きの僕もぜんぜん知らなかったんですが、ある日、一太郎を作ってる会社から届いた1通の迷惑メールによって、初めてその存在が明らかになりました。 通販のご案内だったんですが、専用ケースとのセットで、超投げ売り状態。 ちょっと興味をソソられたのでサイトを確認してみたんですが、専用ケースの色がブラックのほうは既に売り切れていて、趣味の悪いワインレッドのほうだけが売れ残っておりました。うーん。。。 黒なら買ってもいいかと思っていたんですが、これはちょっと悩みどころですな。 ケースなど、最初から無かったものと考えても十分にリーズナブルなんですが、無いなら無いでそれでいいのに、余計なものが付いてくるとなると、うーん。。。

 で、半日ほど悩んで、もう 「ワインレッドの心」 でも、何でもいいやぁ! 待ってろ、玉置浩二! そんな、投げやり気味の決心がようやく固まった次第でありますが、で、ポチろうとしたら、ヘンな色のほうも既に売り切れておりました。 しまった! 出遅れたぁぁぁ! うーん。。。 手に入らないとなると、急に欲しくなっちゃうのが人情というものでありまして、他のサイトを当たってみることにしたんですが、幸い、お手頃なお値段で売られているのを発券。 無事、手に入れることが出来ました。 9,980円でした。 さほどお手頃なお値段でもないじゃん。 そう思われるかも知れませんが、専用ケース付きで、このお値段。 しかもブラック、在庫あり。 これだけ単品で買っても 3,300円くらいはするみたいなので、本体価格は 6,680円相当ということになりますか。 それでも高いじゃん。 そう思われるかも知れませんが、本製品は、あらかじめ 「BookPlaceストア」 でご利用いただける 「5,000ポイント」(5,000円分の書籍購入ポイント) が含まれた商品です。 という、そういうアレだったりするので、実質的には 1,680円。 そうまでして不良在庫を処分したいのかと、ちょっぴり悲しくなっちゃいますが、まだ在庫はあるんですかね? ここ なんですけど。 2013年6月11日15時49分現在、ワインレッドは売り切れ、ブラックは在庫2個。 欲しい人は、急げぇぇぇ! 欲しくない人は、鼻毛ぇぇぇ! …でも抜いて、静観していればいいと思うんですが、黒のほうが売れ残っているんですな。 世の中、分からんもんですなぁ。 玉置浩二、まだまだけっこう、イケる?

 ということで、届きました。 いつ届いたのかというと、1ヶ月ちょっと前。 今回、ネタに困ったからと言え、わざわざこの話を持ち出して来たのは、それなりに気に入っているからなんですが、素ではほとんど使いものにならないんですけどね。 専用のストアで買った書籍を見る以外、一応、PDFやら動画やらも見れたりはするんですが、使い勝手は最悪といっていいレベル。 が、 “android” がベースなので、ちょっと工夫すれば、それなりに使えるようになるのではなかろうかと。 ま、それなりにするには、それなりにハードルが高かったりするんですが、そこをクリアすれば、いつでもどこでも好きな時に、好きな 「すけべ動画」 を、好きなだけ見ることが出来ますぜ! そのモチベーションさえあれば、きっと乗り越えることが出来るのではなかろうかと。 さ、頑張りましょう。 ま、素の状態でもそれなりに動画は見れるんですが、好きな 「すけべ動画」。 ここのところが難しいんですよね。 サムネイルみたいなのが固まって表示されるだけでファイル名が分からないし、フォルダ分けしても無視されて動画一括扱いになるので、好きな動画を見付けだすのが非常に困難。 こんなん、アカンやんっ!  僕の大切な 「ブルマぶるぶる女学院」 は、どこにあるんやぁぁぁ!?

 PDFファイルも “Acrobat reader” しか入っていないので、縦にスライドさせて、ずるずると画面送りするしかありません。 1ページ単位で動いてくれないので、自炊本を読むには今ひとつ。 基本、自分のところで出している電子書籍以外は見るな! そういう態度が見え見えなんですが、7インチでカラーなので、自分ところで出している電子書籍は、けっこう綺麗に見えるんですけどね。 雑誌とかでも何とかならないことはないと言えないこともないレベル。 液晶なので電池の持ちは今ひとつなんですが、それは折り込み済みなので、問題なし。 昼間の明るいところで小説とかエッセイなんかを読むにはソニーの Reader、暗いところで漫画とかを読むには東芝のブクプレ。 そのように使い分ければいいわけで、これで実質 1,680円なら、ぜんぜんアリではなかろうかと。 後悔などしておりません。 無論、悔しくなんかありません。 ま、欲を言えば、自分のところで出している電子書籍を見る以外に、普通のタブレットみたいに使えればいう事はないんですが、さ、何とかしましょう。

 何とかするヒントはですね、価格.com にありました。 デジカメのクチコミだと、 「じじかめ」 とかがウザくて、見るに耐えないんですが、Googleで 「じじかめ」 と入れると、関連用語として 「うざい」 というのが出てくるくらい。 でもまあ、ブクプレは “タブレットPC(端末)・PDA” というジャンルなので、 「じじたぶ」 とかが出てこなければ大丈夫だと思うんですが、ま、泡沫機種すぎて、情報交換がまったく活発ではなかったりするんですけど。 かっぱ寿司のほうが活発なくらい。 いや、そんなジャンルがあるのかどうかは知りませんけど。 で、なんとかする秘策はですね、 このへん 。 くしかつ13さんが、きっと何とかしてくれます。 “GO LAUNCHER” というのを入れれば何とかなる。 その言葉を信じて、入れてみました。 おお、何とかなったぁ♪ ま、詳しい話は割愛させて頂きますが、どうせどこにも需要はないと思うしー。 ま、簡単に言えば、野良アプリを手に入れれば、何とかなる。 そういうことなんですが、ただ、頑張って野良アプリをインストールしても、素のままだとそいつを実行する手段がないんですよね。 が、ランチャーソフトを入れてやれば、そっちのほうから何とかなるようになります。 説明が難しいし、クソ面倒なので、うさ子さんの力を借りることにしたいと思うんですが、 これ 。 おお、やるやん、うさ子! さば君より、優秀やん! 哺乳類と魚類の能力の差をまざまざと見せつけられた気がしますが、ただ、ちょっと分かりにくい箇所も。 4〜6あたりの流れは、おそらく

  4. DB50のブラウザを立ち上げ、amazon.appsw を検索し、ダウンロード。
  5. 4をインストールし、GO Launcher EXを検索しダウンロードする。
  6. 5をインストールする。

これが正解なのではなかろうかと。 で、この記事、現時点で (その8) くらいまで続いているようですが、 (その4) を見ると、うさ子ちゃん、どうやらお友達に 6500円で売り付けようとして、お断りされた模様でありますな。 予備にもう1台あってもいいかな? そんな気がしないでもないので、もしこのページを見付けて、 「何、人のブログを勝手に引用してるのよぉ!?」 と、憤っておられるようでしたら、お詫びの印に言い値で引き取ってもいいかな? …と。 で、 (その7) あたりから、うさ子ちゃんが導入したアプリの紹介がありますが、 『WiFi On/Off』 。 これは僕も入れました。 べっ、別に、うさ子ちゃんのブログを見て、よさそうだと思って入れたわけじゃないんだからねっ! 前々から他のスマホでも使っていて、普通に便利なんですが、ただアイコンのデザインがダサいのが難点かと。 で、PDFリーダーは、くしかつ13さんもお薦めしていた 『ezPDF Reader』 。 串カツごときに素直に従うのは何だか癪なんですが、串カツの串で刺されたりしても嫌なので、やむを得ません。 相手がヒレなら、ひれ伏せさせてやるところですが、ハムだったりすると、ちょっと微妙。 ハムカツに刃向かって逆ギレされても嫌だし、カツに勝つのも大変でありますなぁ。 で、ファイラーとしては 『ESファイルエクスプローラ』 というのを使っております。 よく使うフォルダを 「お気に入り」 に登録出来るのが便利なんですが、例えば、ワカメの画像を 「SDカード\画像\海藻\褐藻綱\コンブ目\チガイソ科」 というフォルダに入れた場合、 「チガイソ科」 をお気に入りにしておけば、深い階層の海藻だって簡単にアクセスすることが出来て、とっても便利。 で、サザエの小さいやつの画像は 「チガイ」 っすな。 チガイソと稚貝の違いが分かれば大人だと言えるんですが、で、動画の場合は 「SDカード\動画\すけべ\女子高生モノ\ブルマ」 みたいにフォルダを作っておけば、完璧。 僕の大切は 「ぶるぶる女学院」 、ここにあったのかぁ♪

 で、動画プレイヤーは 『MoboPlayer』 というのを入れてみました。 でもって、電子書籍関係では 『ebiReader』 が使えます。 ここ 参照。 おお♪ eBookJapan は漫画のラインアップが充実しているので、これはいいっすなぁ。 BookLive! とか、最初からいらんかったんや! ま、ポイント5000円分はしっかりと利用させて貰わなければなりませんが、ま、そんなこんなで、かなり使えるヤツになってくれたんですが、あとは 『WiFi On/Off』 がもうちょっとお洒落になってくれると、言うことはないんですけど。 誰か作ってくれませんかね? オフの時は清純な女子高生なんだけど、スイッチが入ると卑猥になっちゃうのぉ♪ …みたいな。 名付けて、 『猥-Hiすくーる On/Off』 っ! これは売れます。間違いなく売れます。少なくとも僕は買います。 30円までなら出すっ! で、Wi-Fiを付けっぱなしにするっ! で、あっという間にバッテリーが無くなって、肝心な時に 「ぶるぶる女学院」 が見れなくなって、ああん。。。 とまあそんなこんなで、とっても便利な東芝の “BookPlace DB50” 、2013年6月15日12時19分現在、売り切れましたぜ! とまあそんなことで、今日の話は無かったことにしてもらって、おしまい♪

 ということで、今日はクレア・フィッシャーっす。有名ですよね。 “世界3大クレア” の1人です。 あとの2人は誰なのかというと、クレアおばさんのシチューと、クレアおばさんのハッシュドビーフ。 どちらも同じおばさんである気がしないでもないので、後者の代わりに不二家ソフトエクレアを入れてもいいんですが、それだと 「人」 ではないし、うーん…。 “世界2大クレア” に定数を削減するのが無難かも知れませんが、そもそもクレア・フィッシャーって、それほど有名ではないですよね。 何でも知ってる博識な僕でも、何となく名前を聞いたことがあるような? …という、そんなレベルだったりするんですが、ピアノ弾きとしてではなく、アレンジャーとしてはそこそこ名前が知られてはいるようです。 調べてみたら こんなページ がヒットしたんですが、後半の1曲目のところ。 おお、 「PENSATIVA」 の作曲者でありましたかぁ。 となると、コンポーザーとしての実力もかなりのものであると評価しなければなりませんが、さて私は先週の金曜日、溢れ出る鼻水に堪えながら名駅のタワーを覗いてまいりました。 そんな記述もありますな。 タワーというのはタワーレコードの事なんですが、タワーレコードをタワレコと略すのは、何だか普通過ぎて、イケてない。 そんな間違った美意識が当時の僕にはあったようで、で、私は先週の木曜日、名駅のタワレコを覗いてまいったんですが、監理技術者の更新講習があったんですよね。 うちの会社の 「SS会議」 とやらも企画倒れに終わって、まったく開催されないようになったので、わりと久しぶりの名古屋だったんですが、この機会にCDをたくさん仕入れてきました。 安くなりましたよねー。 僕は個人的に 「1回あたり1万円以内」 という限度額を設けているんですが、昔は 3,200円くらいするのが普通だったので、3枚が限度。 が、最近は1枚 1,000円というのが普通だったりして、今回の購入額は7枚で 7,777円でした。 おお、何てラッキーセブンっ♪ が、そのうちの1枚が既に持ってるヤツだったことが判明して、ちょっぴりアンラッキーだったりしたんですが、ま、不幸というより、不覚というか、不注意というか。 ハロルド・ランドの 『テイク・エイム』 、もし欲しいギャルがおられましたら、先着1名限定で差し上げますので申し出て貰うとして、とまあそんなことで、 『ファースト・タイム』 。 こちらは申し出られても差し上げることは出来ませんが、名前からしておそらくクレアおじさんの初リーダー作であるものと思われ、で、どういう出来なのかまったく見当が付かなかったりするんですが、とりあえず聴いてみることにしましょう。

 1曲目、 「ナイジェリアン・ウォーク」 。 いいですよね、ナイジェリア。 アルジェリアの首都はアルジェなのに、ナイジェリアの首都はナイジェでは無いじぇ。 そういうところが一筋縄ではいかなくて、いいと思います。 縄なんて一筋だったら長縄になっちゃったりして、ウザいだけですもんね。 で、曲のほうはというと、これはいいっすなー。 ドラマーのエド・ショーネシーという人が書いた作品のようですが、ナイジェリアンな異国情緒を感じさせる江戸の性根師。 そんな仕上がりだったりして、日本人にはウケがよさそうです。 何でもいいけど性根って、「しょうね」って読むんですなー。いままでずっと 「しょうこん」 だと思ってました。 江戸・しょうこん師では語呂がよくないので、ここは正しく 「しょうね師」 と読んで頂きたいところでありますが、あ、でも 「しょうこん」 とも読めるんですな。 どうやら読み方によって意味が変わるようなんですが、とまあそれはそうと、で、演奏のほうはというと、これはアレです。 ワルツ・タイムだからというのもあるのか、この上なくビル・エバンス風。 もう少し詳しく言うと、エバンスから耽美の要素を減らして、その分を小難しい系で補充したようなスタイルだったりするんですが、近いところで言うと、ドン・フリードマンっすかね? 日本語ライナーで岡崎正通クンがドンくん以外にテニー・ザイトリン、ロジャー・ケラウェイ、ポール・ブレイの名前を挙げておりますが、それで何となく想像がつくのではなかろうかと。 正直、クレアくんに多くのものを期待していたわけではないんですが、いい意味で裏切られた感じの素晴らしい出来でありますぜ、こりゃ。 途中、ゲーリー・ピーコックのベース・ソロがフィーチャーされるのは正直、ちょっぴり余計だったりするんですが、この系列のピアニストにとっては必要悪のようなものだったりするので諦めて貰うとして、で、終盤はピアノの小難しさがやや増した感じで3者によるインター・プレイが展開され、ジーン・ストーンのタイコのソロもちょっぴりフィーチャーされたりして、でもって、テーマに戻って、おしまい。 いやあ、よかったっす。

 で、次。 フィッシャーのオリジナルで、 「トッドラー」 。 ミディアム・テンポのちょっぴり小難しい系の小唄といった仕上がりでありまして、諸手を挙げて賛同するほどの出来というワケではないんですが、もろみを付けたキュウリ、その程度には 「もろきゅう」 だったりします。 テーマの後、すぐにベースのソロが出てきちゃうところは減点、クレアのピアノも分かりやすさに欠ける嫌いがあるので加点対象とはならず、全体的にみると、まあまあ? そういったところでしょうか。 ベースの人は終盤に入ってからも出しゃばってくるし、クレア、いいぢゃん♪ …という高揚した気分は、 「琵琶湖温泉ホテル紅葉」 同様、この世から消えつつあるんですが、まだまだ先は長いです。 気を取り直して頑張りましょう。 ということで、3曲目、ピーコッくんのオリジナルで、 「ストレンジャー」 。 作曲者が出しゃばってくるのは折り込み済みなので、耐える覚悟は出来ているんですが、しみじみとしたバラード系なので、その弊害は最小限に留まっておりました。 ぶっちゃけ、ちょっぴり退屈な演奏であるような気がしないでもないんですが、まだまだ先は長いです。 もうちょっとだけ耐えましょう。 ということで、次。 フィッシャーのオリジナルで、 「アフターファクト」 。 曲も演奏も、共に悪くない感じで、ちょっぴり気を取り戻せそうな予感があるんですが、これと言って書くことはなくて、で、頼みの綱の岡崎正通クンもこれに関しては何も書いてくれていなくて、使えないぜ、岡崎っ! まだ、 おかざえもん のほうが役に立ちそうなんですが、岡崎アート&ジャズ2012に登場したキャラだったんですな、こいつ。 そう言えば岡崎って、 「ジャズの街」 を自称しているんでしたっけ? 内田修クンが1人で頑張ったお陰ではないかと思われるんですが、今後、僕がもうちょっと活躍したりすれば、桑名も 「ハマグリと鋳物の街」 から脱却できますかね? 責任重大でありますな、こりゃ。

 ということで、次。 これまたフィッシャーくんの自作曲で、 「フリー・トゥ・ロング」 。 これに関しては岡崎クンが何か書いておりましたので、それを無断で勝手に引用させて頂こうと思うんですが、これは3人のメンバーによるまったくのフリー・インプロヴィゼイションで、キーもコード・ハーモニーも決めておらず、事前の打ち合わせもなく即興でプレイされたものだという。いかにも白人らしい、知的なセンスあふれるフリー・ジャズ。 そんな中でゲイリーが、奔放きわまりないベースを繰りひろげてみせている。 そういうアレなんだそうですが、野心作でありますな、こりゃ。 その努力を認めるにヤブサカではないんですが、こういうのって、どう考えたって小難しいのを通り越して 「中の上難しい」 くらいのレベルになっているに違いなくて、聞くのが辛い。 そんな結果に終わってしまうのは目に見えていて、変に頑張らなくって、いいんだ! 普通にオーソドックスなジャズをやってくれれば、それでいいんだ! そう言いたくなっちゃうんですが、ま、自己主張してナンボの世界ですからね。 変にボケを入れなくて、いいんだ! 普通にアルバムのレビューをしてくれれば、それでいいんだ! そう言われても、今さら普通のスタイルに替えるわけにもいかないし、聞かされるほうや読まされるほうとしては甚だ迷惑な話でありますが、ま、諦めて耐えて貰うしかありません。 で、実際の演奏はというと…。 耐え難きを耐え、忍び難きを忍び、ということで、次。 あ、耐えきれずに途中で飛ばしちゃいました。 ま、やってる本人も、こういうのは1曲で飽きるに違いないので、次に期待するしかありません。

 ということで、次です。 フィッシャー作、 「ピース・フォー・スコッティ」 。 これはアレです。 スコッティの死を悼んで書かれた美しいバラードだそうです。 スコッティというのは鼻をかんだりする紙ではなく、スコット・ラファロの事のようですが、この吹き込みの9ヶ月くらい前にお亡くなりになっちゃったんですよね。 25歳の若さで交通事故で死なれちゃったら、悼みたくもなっちゃいますが、演奏のほうは当然、沈痛な仕上がりとなっております。 悼むには沈痛、痛みには鎮痛、ペンギンはジェンツー。 また、マイナーな種類のペンギンを持って来たものでありますが、ジェンツーペンギンとゼンジー北京。 ちょっとだけ似ていたりするので、嫌いではありません。 とまあ、そんなことで、次。 フィッシャー作、 「ブルース・フォー・ホーム」 。 エバンス派には珍しい、黒くてアーシーなブルースっすな。 これが意外と様になっていたりして、サマー、サマー、あなーた、さまさまー♪クレアくんのピアノはちょっぴりフィニアス・ニューボーン・ジュニアを彷彿させるものがあったりして、そういう方向の黒くてアーシーさだったりするんですが、個人的にはこういうのをもっと増やしてくれたらよかったのにー。 そんな気がしたりもするんですが、とまあそんなことで、ラストっす。  「アイ・ラブ・ユー」 。 最後の最後にスタンダードを持って来ましたな。 ここでもフィッシャーは、あえて情感に溺れるのを拒否するかのように、ドライな感じのアドリブを繰りひろげてみせている。 そういうアレだったりするので、決して耳障りのよい仕上がりというワケではないんですが、そんなこんなで、おしまい♪

【総合評価】 終わりよければ、すべてよし。 そんな言葉がありますが、最初だけよくても、うーん…。 1曲目の感動が次第に薄れていく感は否めない。 そう、 「いなげや」 の店員も言っておりましたが、でもまあ、2曲目以降は、鼻毛や。 そう言い切れるほど悪くはなかったりするし、うーん…。 で、改めて 「ナイジェリアン〜」 を聞き直してみると、やっぱり抜群によかったりするんですが、この際、1曲だけでもエエやん! そう割り切れる人には激しく、オススメ♪


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