- 【アルバム名】
- I WISH I KNEW (TOWER)
- 【リーダー名】
- BILLY TAYLOR (1967)
- 【パーソネル】
- BILLY TAYLOR (p) BEN TUCKER (b) GRADY TATE (ds)
- 【収 録 曲】
- PENSATIVA / I WISH I KNEW HOW IT WOULD FEEL TO BE FREE / MORNING /
- T.N.T. / HARD TO FIND / LONESOME LOVER / SUNNY / CAG
- 【内 容】
- あ、「正しい検○の取り方」の紙がどっかへいってしまった!いや、こういうネ
タばかり書いているから読者がどんどん離れていって、ついには掲示板が「カンコる」
という事態に陥ってしまった、ということは重々承知しております。反省もしておりま
す。みんな、僕が悪かったんだよぉ。でもネタがなかったんだよぉ。許してくれよぉ。
ということで、本日もネタがないので「検○ネタ」です。1字を伏せ字にしたところが
、せめてもの良心だと思ってくださいね。本日(11月9日)は年に1度の健康診断が
ございました。ま、「簡易人間ドック」みたいなもんですね。人間ドック?人間が犬に
なるのか?というような古典的かつ基本的なボケはすでに日本全国で使い古されており
ますので、「大人のサイト」である塩通としては、あえて問題にはいたしません。さて
、その総合健康診断に先だちまして、各自に「検○容器」というものが2本配布された
わけでございます。私たちがコドモだった頃の「検○容器」というのは、なんか「その
ものずばりを持っていく」という感じでございましたが、最近は随分とお洒落になりま
したな。ごく細い鉛筆のような形になっておりまして、ネジ式のキャップがついており
ます。キャップのほうは、なにやらアヤシゲな液体で満たされておりまして、反対側は
「取っ手にごく小さなブラシを取り付けた」という形状をしております。説明書によれ
ば「ブラシで軽く○の表面をこすって」サンプルを採取せよ、ということであります。
あとは液の入ったキャップと合体させればOK!ママ、とっても清潔だねっ!というよ
うな仕組みになっております。うーん、よく出来てるなぁ。
-
- で、問題なのは「表面をこする」というところ。もしあなたがこの作業を「おま
る」を使用して実行しようとした場合には特に問題はございません。こういう時こそ「
おまる」だねっ♪なんて、思わず「♪マーク」をつけてしまうほど作業は軽やかに進行
します。問題は水洗トイレの場合。去年のわたくしは「注意書き」をよく読まなかった
ものだから、なにも考えずにごく普通に用を足してしまいました。で、いざサンプルを
採取しようとしたら肝心の「披サンプル物質」は水面下に没しておりまして、随分と「
表面をこする」のに難儀いたしました。どうもヘンだと思って注意書きを見ると、水没
しないように便器に紙をひいて、そこで用を足すのが正解だったんだね!ということが
判明したわけです。幸いサンプル容器は2日分あったので、次の日は正しいサンプリン
グに成功したという次第であります。人間、やれば出来るんだ!
-
- さて今年の場合。去年のツテはもう踏まないぞ、ということで、採取前によぉく
注意書きを熟読しておいたわけです。「採取容器はコドモの手の届かないところに」だ
とか「一度フタをしたら二度と開けないように」だとか「中に入っている液を飲まない
ように」だとか注意書きがあります。飲むヤツいるのか?あんなもん。ま、一見すると
「かき氷にかけるせんじ」みたいで、ちょっぴりおいしそうなんだけどね。おっと、ち
ょっとここでは書けないようなことも書いてありますな。「○門に刺さないでください
」だって!ああ、また読者が去っていくぅ・・・。よくよく紙を見ると「ただしい○の
取り方」というのが図解で説明してあります。そのせっかくの紙がどこかにいってしま
って(捨てられたらしい)、実物をお見せできないのが残念なんですが、もう絵心あり
すぎぃ、みたいな。和式の場合と洋式の場合に分けて図解してあるんですが、和式の場
合なんか明らかに片足、便器にハマっているもんなぁ。洋式の場合は普通に座るのと反
対向きに、すなわち「便器の蓋に抱きつくような形」で座るのが正しいらしいです。去
年は座り方が正しくなかったんだなぁと謙虚に反省し、今年こそはと正しい座り方にチ
ャレンジしてみました。
-
- 本日の悟り:それは無理や!
-
- 物理的に可能だとしても、人間としての尊厳が許さないというヤツですね。かくし
て今年も「正しくない座り方」でサンプルを採取してしまった、というわけでございま
した。
-
- @ さて本日はビリー・テイラー。
-
- かけっこで コケてビリって以来 徒競走がトラウマ
-
- ちょっぴり字あまり。ちなみに「ビリって」というのは「ビリになって」という意
味と「ブルマがビリっと破れて」という意味を兼任しております。この事件が彼女の将
来に少なからぬ心的外傷を与えてしまったことは想像に難くありませんね。さて私は先
週の金曜日、溢れ出る鼻水に堪えながら名駅のタワーを覗いてまいりました。その時に
買ってきたのがこの『アイ・ウィッシュ・アイ・ニュー、以下あまりに長ったらしいの
で省略』というアルバム。正式名称は「曲名」の2曲目のところを見てねっ。ちなみに
これはビリ寺のオリジナルで、コルトレーンなんかが演ってるスタンダードとは別の曲
であります。さて、このCDは「寺島靖国選・=ザ・ピアノ・トリオ・コレクション」
とかいうシリーズでありまして、もうヤックンに選ばれてしまったからには黙って買っ
て聴くしかないではないか!という1枚なのであります。黙って買いました。聴きまし
た。いやあ、やっぱりヤックンは正しかったです。一見すると「ばったもん」っぽい感
じがするイラストのジャケットと(面倒だったわりに全然似ぃへん・・・)「ヤックン
かぁ・・・。」というところが私の購買意欲を著しく減衰させたのですが、他にこれと
いった収穫もなかったですしねぇ。という心的葛藤の末に購入されたこのアルバム、結
論から先に申し上げると「問答無用に脳天気で楽しい1枚」でありました。
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- 1曲目「ペンサティバ」。クレア・フィッシャーのラテン風のナンバー。あ、こ
れライブだったんですな。「ラテン+ライブ=ノリノリやん!」の公式に従って、ヤッ
クンいわく「学者風で血の薄い」テイラーくんも思わず大はしゃぎ。孫の孫もすっかり
大きくなってのぉ。それは大やしゃご。ちょっぴりわかりにくいボケですな。ヤックン
いわく、このアルバムはテイラーが「パンツ一丁になって張り切っている」からいいの
だそうで。ジャズの演奏をパンツに例えるなんて、まあなんてお下品。シャイな私には
、とてもじゃないけど真似できません。そんなところも「本音で生きる男」、寺島のヤ
ックン面目躍如といったところ。シナチクが嫌い?それはメンマ食わんぞ。これは関サ
バ“おこめ”師匠の名フレーズであります。
-
- 2曲目はヤックンも大推薦のタイトル曲「アイ・ウィッシュ・アイ・ニュー」。
ベースのアルコを伴ったスローなイントロにはじまり、一転して「手拍子を打ちたくな
るようなダンシング・ムードが出現」いたします。なんか、むっちゃベタなメロディが
思わず涙を誘います。さっきまでパンツ一丁で頑張っていたテイラーは、いつの間にや
ら「パンツを下げた」というデンジャラスな状態に。いいのか、ライブでそんなことし
て?いやブチョー、今日は新しく出来たノーパン・ライブハウス「モロダシー」でも覗
いてみましょうかぁ。なんていう流れになってワクワクしながらのぞいてみると、ノー
パンのテイラーがノリノリでピアノ弾いてたと。
- 「イナバくん!なかなかいい店じゃないかぁ!」
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- 3曲目の「モーニング」は1曲目と同じくクレア・フィッシャーの曲、「T.N
.T.」はこのアルバムでベースを弾いているベン・タッカーの曲です。ヴィネガーの
「ハード・トゥ・ファインド」は『リロイ・ウォークス・アゲイン』の冒頭を飾った名
曲です。いずれも「アイ・ウィッシュ・アイ・ニューの兄弟曲」Byヤックン。「ロン
サム・ラヴァー」もこいですなぁ。「サニー」はソニー・クリスが『アップ・アップ・
アンド・アウェイ』で演奏していたポップ曲。こういった選曲を見ただけでも、なんか
ワクワクして楽しくなりますよね。だてにパンツ下ろしてるわけじゃないぞ!みたいな
。ラストのテイラー・オリジナルである「キャグ」も、メロディはベタで演奏はノリノ
リというパターンでございます。すなわち最初から最後まで「ベタノリ」状態という、
「余分に出し過ぎてしまったチューブ入りヤマト糊」みたいな1枚でありました。
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