毎月第1日曜日は “セコカンの日” だねっ♪ …ということで、誰得企画 『試験に出ろ 1級土木施工管理技士 (実地編) その1』 をお届けしたいと思います。 お休みの日に資格試験の勉強と原稿書きとを両立させることが出来るし、慢性的なネタ切れをとりあえず乗り切ることも出来るし、僕的には五徳と同じくらいお得だったりするんですが、ま、読んでいるほうとすればハズレ以外の何物でもなかったりするんですけど。 ま、月イチくらいの頻度なので、運が悪かったと思って諦めて貰うしかありませんが、じゃ、何か? 今週以外はずっと当たりなのか? …と言われると、そんなことはぜんぜん無くて、これからもずっと忍耐を強いることになろうかと思いますが、そういうことで、じゃ、頑張りましょう。
いいですよね、土質。 何だかこう、ドシッと構えている風情が感じられて、心強いっす。 が、注意しないとドシャっと崩れたりして大変だったりするんですが、特に乱れた土はドシャっと崩れやすいです。 乱土 (らんど)グシャ。 そんな名前のお菓子もあったりするしー。 いや、ラング・ドシャでしたか? たまに正しい日本語が分からなくなったりするんですが、とにかくまあ、土の質を調査するというのは土木の 「土の部」 の基本中の基本なので、このジャンルはよく出題されます。心して掛からねばならんのですが、けっこう難しい単語とかも出てくるので、手強いっす。 ということで、まずは 『原位置試験』 。 “ハライチ” ではなく “ゲンイチ” と読むのが正解のようですが、それの意味するところは ここ にあります。 おお、何だか、よさげなサイトがヒットしましたなぁ。 鼻毛なサイトのウチなんか、今にでも出番が無くなりそうですが、 『土木施工管理技士』 。 いいのがあるじゃん! 基本、学科試験向けのお勉強サイトのようですが、実地試験も出題内容は似たようなものなので、大いに活用出来るのではなかろうかと。 学科試験はマークシート方式なので例題のような選択問題になるんですが、実地試験の場合は 「試験の名称」 と 「試験結果から求められるもの」 と 「試験結果の利用」 を三位一体で覚えて、自力で記述出来るようにしなければなりません。 ハードル、高いっすなぁ。 ハードなハードルと言わねばなりませんが、プードルくらいなら犬嫌いの僕でも何とかなりそうだし、ヌードルなら麺だし、米ドルなら今は超円高なので、ちょろいもんなんですけどねぇ。。。 ま、いくつかある “ゲンイチ” のうち、主要な5つくらいを押さえておけば何とかなりそうなので、手持ちの参考書なんかも参考にしながら、まずはハードルがいちばん低そうなコイツから。
試験の名称 | 試験結果から求められるもの | 試験結果の利用 |
コーン貫入試験 | [コーン指数] | [トラフィカビリティ]の判定 |
試験の名称 | 試験結果から求められるもの | 試験結果の利用 |
単位体積質量試験 | [原位置の土の密度] | [盛り土の締固め管理] |
試験の名称 | 試験結果から求められるもの | 試験結果の利用 |
標準貫入試験 | [ N値 ] | [土層の支持層]の確認、[ 成層 ]の状況 |
試験の名称 | 試験結果から求められるもの | 試験結果の利用 |
平板載荷試験 | [ K値 ] | [盛土地盤の支持力]の確認 |
試験の名称 | 試験結果から求められるもの | 試験結果の利用 |
現場CBR試験 | [ CBR値 ] | [切土・盛土の支持力]の確認 |
で、続いては 『土質試験』 でありますな。 ま、さっきと似たような話だったりするんですが、おそらく原位置試験とは違って、原位置ではないどこかの位置で試験をしたりするのではなかろうかと。 僕の持っている参考書では 「土の性質を判別分類するための土質試験」 として6種類が挙げられているんですが、そのうち太字になっているのはひとつだけなので、そいつだけ押さえておけば何とかなるのではなかろうかと。
試験の名称 | 試験結果から求められるもの | 試験結果の利用 |
コンシステンシー試験 | [ 液性限界 ][塑性限界][塑性指数][コンシステンシー指数] | [細粒土]の分類、[安定処理工法]の検討、[凍土性]の判定、[土の締固め]管理 |
試験の名称 | 試験結果から求められるもの | 試験結果の利用 |
締固め試験 | [最大乾燥密度][最適含水比] | [盛土の締固め]管理 |
試験の名称 | 試験結果から求められるもの | 試験結果の利用 |
一軸圧縮試験 | [粘着力][鋭敏比] | [基礎、斜面、擁壁などの安定]の計算 |
試験の名称 | 試験結果から求められるもの | 試験結果の利用 |
圧密試験 | [体積圧縮係数][圧縮指数][透水係数] | [圧密量]の判定、[圧密時間]の判定 |
とまあそんなことで、今日の勉学タイムはおしまい。 済んでしまったことはさっさと忘れて、結局、頭の中には何も残っていなかったりするんですが、この先1年間、月イチのペースでこういう酷いネタが展開されることになると思うので、覚悟の程、ヨロシク☆
ということで、今日はケニー・ドリューっす。 ドリューと土質。 まったく関連が無いとは言えないかも知れない。 そんな気がしないでもないんですが、よくよく考えるとやっぱり何の関連も無いっすよね。 よくよく考えるまでもないような気もするんですが、とりあえず今日は 「ア・ハリー・ウォーレン・ショーケース」 。 こいつを紹介しようと思います。 ちなみに僕の持っているCDは 『プレイズ・ザ・ミュージック・オブ・ハリー・ウォーレン・アンド・ハロルド・アーレン』 という名前で、ハリー・ウォーレンのショーケースと、ハロルド・アーレンのショーケースとが “2in1” になってる仕様だったりします。 収録時間が70分近くもあって、お買い得感は満載なんですが、全部で24曲もレビューする気など、僕にはさらさら無かったりするので、分社化してハリー・ウォーレンのほうだけを取り上げてみようと思います。 ジャケットもCD版は地味過ぎてつまらんので、オリジナル盤のほうを採用させて頂くことにしました。 鹿と半裸ギャル。 めっちゃオシャレな仕上がりっすよね。 乳の部分がうまく隠蔽されている辺り、青少年への配慮も行き届いているし、パンツを履いているのかどうか、この写真からは窺い知ることが出来ませんが、そこの鹿、邪魔や!どけよ! そう思わずにはいられないあたり、アメリカ人のセンスは抜群であると評価さざるを得ません。 で、中身のほうはというと、タイトルから察するに、恐らくはハリー・ウォーレンの作品集なんじゃないか? そんな気がするんですが、何でもいいけどハリー・ウォーレンと、ハロルド・アーレンって、何だか紛らわしいっすよね。 ベン・ジョンソンとジョージ・ベンソンと同じくらい、ひっかけ問題の好素材です。 こういう、ややこしい奴らの作品集を姉妹盤で出してくるあたり、このジョッドソンとかいうマイナー・レーベルもなかなかやってくれますなー。 で、これ、もしかして、ピアノとベースのデュオだったりするとか? そういう事実に後から気が付いたりしたんですが、となると、これはちょっとした問題です。 んなもん、何にも書くことがないやっ! そういう事態に陥るであろうことは明々白々でありまして、この先の展開にはまったく期待が持てなかったりするんですが、でもまあ、どうせ今週は前半も大ハズレだったから、いっかぁ♪
ということで、まずは1曲目。 幸い、全部で12曲も入っているので、アップ・テンポのナンバーであるとか、ミディアムだとか、しみじみとしたしっとり系のバラードだとか、そういった事実の羅列だけで、そこそこの行数は稼げそうなんですが、とまあそんなことで、 「ユー・マスト・ハヴ・ア・ビーン・ア・ビューティフル・ベイビー」 。 タイトルを翻訳サイトに掛けて、その不自由な日本語っぷりを楽しむというのも尺を伸ばすには有効的な手段なんですが、 「あなたは美しい赤ん坊だったに違いありません」 っすか。さほど不自由ではない訳語が出てきちゃいましたな。 素直に「可愛いねっ♪」 とか 「綺麗だねっ♪」 とか言えばいいだけの話なのに、何とも回りくどい婉曲な表現を用いるガイジンでありますなぁ。 で、冒頭からいきなり、こういうマイナーな曲しか提供出来ないあたり、ハリー君の実力に若干の不安を感じないでもないんですが、で、これはアレです。 ミディアム・スローの小粋な歌物。そういった仕上がりだったりしております。悪くはないんですが何と言うか、しみじみと地味。 そういった感じはします。 ということで、次。 「ララバイ・オブ・ブロードウェイ」 。 翻訳サイトのお世話になるまでもなく 「ブロードウェイの子守歌」 なんですが、そこを敢えてお世話になってみると、「ブロードウェーの子守歌」。 やっぱりお世話になる必要は無かったっすなぁ。。。 で、これまた小唄小唄した仕上がりだったりするんですが、1分55秒ですからね。 あれこれ論評する暇もなく終わってしまう感じがします。 ちなみに1曲目は2分02秒だったんですが、このペースではこの先が思いやられますなぁ。。。 ということで、3曲目。 「リメンバー・ミー」 。 しみじみとしたしっとり系のバラードです。 テンポがゆったりな分、ちょっと長めになっていて、3分55秒。 ベース弾きのウイルバー・ウエアくんは、いるのかいないのかよく分からないくらいの存在感の無さでありまして、あるいは曲によってピアノの無伴奏ソロになってたりするのかも知れませんが、ま、ドリューらしさはそれなりに感じられるような感じられないような、とにかくまあ、地味っすな。
ということで、次。 「ジーパーズ・クリーパーズ」 。 韻を踏んでいて、なかなかいい感じのタイトルなんですが、「ああびっくりした、つる草」。 そういう意味になるみたいです。 ただ語呂がいいだけの話で、中身は皆無のようでありますが、で、演奏のほうはアレです。ミディアム・スローの小唄。 ベース弾きのウィルバー・ウエアくんはそれなりに目立っていて、影ながら頑張ってくれている様子は窺えるんですが、ソロがフィーチャーされたりといったことはなくて、あくまでも影で頑張ってくれているレベル。 こうなってくると、ポール・チェンバースのアルコ・ソロすら、何だか恋しくなって来ちゃうんですが、ま、出たら出たで、やっぱりウザいと思っちゃうんでしょうけどね。 普通にドラムスさえ入れて頂ければ、それで全然よかったのに、残念な限りです。 ということで、次。 「アイ・オンリー・ハヴ・アイズ・フォー・ユー」 。 「私はただ貴女のためだけの目を持っている」 ぅ? 僕の英語力と詩的センスではこれが精一杯だったりするんですが、英語力は抜群で詩的センスが皆無な翻訳サイトではどういう結果になるかというと、 「私は、単にあなたのための目を持っています」 。 なるほど、似たようなレベルっすな。 ま、曲そのものは必要十分にポエマーなので、タイトルなんでさほど大きな問題ではないんですが、で、演奏そのものは無伴奏ソロっぽい感じのバラードだったりします。 パウエルの影響が随所に感じられて、よいしょっと。 そういうところが興味深いんですが、途中からはベースの人も参加してくれているみたいだし、うーん、まずまず。
ということで、6曲目っす。 「ユーアー・マイ・エブリシング」 。 アルバム半ばにして、ようやくメジャーなスタンダードが登場しましたな。 個人的にかなり好きな部類だったりするので、ハリー・ウォーレンに対する好感度がちょっとだけ上昇したんですが、香気を感じさせるドリューの弾きっぷりも、うーん、まずまず。 で、次。 「ユール・ネヴァー・ノウ」 。 “You物”、2連発っすな。 ま、歌なんて基本的にユーかアイか友愛くらいしか主役にならないので、それほど不思議ではないんですが、ここまでの7曲でユーとかアイとかミーとかが出て来ないのって、ブロードウェイと、つる草くらいですもんね。 とか言ってるうちに演奏のほうは終わってしまって、続いては 「ザ・ボーレヴァード・オブ・ブロウクン・ドリームス」 。 破れた夢が、なんちゃらかんちゃら。 ユーもアイも登場しない3つめの曲なんですが、正式な訳語は 「故障した夢の大通り」 となるようで、いや、こんなのぜんぜん正式ではないような気もするんですけど。 これならまだ、僕の 「破れた夢」 のほうが全然いいっすよね。 「破れたパンツ」 というのも、かなりソソられるものがあったりするんですけど。 で、曲のほうはアレです。 恋に破れた感に満ちた、どこかで聞いたことがあるようなメロディが印象的で、恐らく何かの映画の主題歌だか何だか、もしかしてけっこう有名だったりするとか? で、調べてみたら、 こんなサイト が。ほぉー。 「雨の夜の東京」 。 和田弘とマヒナスターズが歌ったりしているようなので、暇な人は、マヒなスター達の歌と聞き比べてみるといいと思いますが、生憎、僕はちょっぴり忙しかったりするので、先に進みます。
9曲目の 「ユー・アー・ゲッティング・トゥ・ビー・ア・ハビット・ウィズ・ミー」 は究極のラブ・ソング。 いや、多分。 で、聞いてみたらわりと普通の出来だったので、9曲目だから究極だとは限らない。 そんな事実を知って、ちょっぴりオトナになった僕でありますが、とまあそんなことで、10曲目。 「セレナーデ・イン・ブルー」 。 セレナーデというと個人的には、精霊なでなで。 そんなイメージがあったりするんですが、ジャズ俳句と 「試験に出ろシリーズ」 の弊害でありますな、こりゃ。 横文字を何としてでも日本語に音訳しなければならん。そんな義務感に駆られてしまうんですが、で、これはアレです。 タイトルの通り、ブルーな夜想曲であるな。 そういった仕上がりのバラードとなっておりまして、ま、いいんじゃないっすかぁ。 ということで、次。 「アバウト・ア・クォーター・トゥ・ナイン」 。 「約4分の1から9」ぅ? ということはつまり、約9/4っすかね? あるいは約4/9? その昔、「5/8チップ」 という、通常の 62.5%くらいの大きさの成型ポテトチップスがあったんですが、英語が得意な翻訳サイトはこの数学的な問題にどのような答えを出してくれるんっすかね? ということで、試してみました。 「9時15分前に関して」 。 ほぉ、そう来ましたかぁ。そういう時間表現があるのを初めて知って、またちょっぴり賢くなった僕でありますが、土木の知識だって身につくし、何かと為になりますなぁ、塩通も。 ジャズのレビュー・サイトとしては今ひとつなんですけど。 で、演奏のほうはアレでした。 ミディアム・テンポのいかにも歌物っぽい仕上がりだったりして、うーん、まあまあ。
ということで、ラストっす。 「セプテンバー・イン・ザ・レイン」 。 「9月の雨」 。 有名っすよね。 セプテンバー、レインレイン〜、9月の雨は冷たくて〜、セプテンバー、レインレイン〜、思い出にさえ沁みている〜♪ もしかしてあの太田裕美の歌 (作曲:筒美京平)も盗作だったりするのか? …と思ったら、ぜんぜん違う曲だったので安心したんですが、あれはあれ、これはこれで、どちらもいい曲でありますなぁ。 ドリューの弾きっぷりも、ま、それなりに悪くはなかったりして、とまあそんなこんなで、今日は以上っす。
【総合評価】
ぶっちゃけ、アルバムの選択ミスでした。すんません。 個人的にピアノとベースのデュオというのは、ちょっと厳しいものがありました。 もの凄ぉ〜く物静かに、邪魔にならないようこっそりとBGMで流したい。 そういう用途ならいいと思うんですけど。 ちなみに、オマケについてくるハロルド・アレンのショーケースもほぼ同等の内容なので、こっちが駄目な人はあっちも厳しいでしょう。 あっちのほうは有名曲が断然に多いので、その意味ではまだマシなんですが、で、こっちのほうは半裸ギャルに免じて、55点。 ま、そういったところでしょう。