CANTANDO BOSSA NOVA (COLPIX)

VI VELASCO (1962)

CANTANDO BOSSA NOVA


【パーソネル】

VI VELASCO (vo) MARKY MARKOWITZ (tp) ZOOT SIMS (ts)
JIM HALL (g) MANNY ALBUM (arr) AL COHN (arr) & Others
【収録曲】

(01-03) I GOT RHYTHM / RECADO BOSSA NOVA / I GOT PLENTY O' NUTTIN'
(04-06) ZING WENT THE STRINGS OF MY HEART / CHEEK TO CHEEK / AND THE ANGELS SING
(07-08) DON'T FOOL WITH LOVE / YOU AND I
(09-10) DON'T CALL JOE / EXACTLY LIKE YOU
【解説】 ( 2012年08月05日更新 / 連載 1,042回 )

 土建屋がやっとヤル気になってくれました。 8月末が完成工期で、6月中旬には準備が整って、 「いつでも好きな時に現場に入って貰っていいっすよ!」 と言っておいたのに、なかなかその気になってくれない河合その子。 そんな状況が1ヶ月ほど続きました。 懐かしいっすな、河合その子。 横須賀の出身なんですよね。 横須賀と言っても港のヨーコの横須賀ではなく、愛知県知多郡横須賀町というところなんですが、現在では東海市の一部になっているみたいです。 最高気温ランキングではいつもいいところまでいくんだけど、多治見には負けてしまって、桑名人としては何だか親しみの持てるポジションだったりするんですが、それはそうと、その子。 …は、別にどうでもよくて、土建屋。 7月中旬になって、ようやくその気になったらしく、先週の月曜日から鉄筋、型枠と順調に任務をこなし、あとは金曜日に生コンの打設をやっちゃえば、土日を養生期間として有効に活用することが出来て、完璧やんっ♪ …と思っていたら、何故か間が1日空いてしまって、生コン打ちが土曜日にずれ込んじゃいました。 監督の僕の会社が週休2日制だとか、そういった事情は一切お構いなし。 お陰で、前回のこのコーナーが不出来な結果に終わってしまったのは記憶に新しいところでありますが、ま、手を抜くのに、ちょうどいいきっかけになったのは確かなんですけど。 で、今週。 月曜日に型枠を解体するという話を聞いてきたんですが、朝になって作業延期の連絡が入って、で、次の日に今後の予定がメールで送られてきました。 ほぉ、 「型枠解体を4日、タイル貼りと階段仕上げは11日と12日に実施します。」 ってか。 ようやくヤル気になってくれたみたいで、何より。 そんなふうに暢気に構えていた、とある平日の昼下がりでありましたが、手帳を見たら4日って、土曜日やんっ!

 木曜日は他の仕事が入っているので駄目なんですが、火曜日も水曜日も金曜日も予定を開けてあけて合ったんですよね。 なのにわざわざ土曜日に持ってくるとは、僕に対する嫌がらせとしか思えません。 もしかして土木作業員だから、土曜日と木曜日しか作業しなくていいと思っているとか? ま、その日は別に何の予定もないので、土建屋の圧政に耐えながら、泣く泣く休日出勤するしかなさそうなんですが、で、その先の予定はというと、11日と12日っすか。 何かその日は予定が入ってたような気が? …と思いつつ、手帳をチェックしてみると、思いきり土曜日と日曜日やんっ! しかも、遊びに行く予定の日やんっ! 8月12日に 八ヶ岳ジャズフェスティバル というのが開催されることを発見し、もし13日がお休みでなかったとしても有給休暇を取る気満々で11日と12日の宿を押さえたところ、11〜15日までがお盆休みであることが判明してすべてが順風満帆だったのに、よりによってここに仕事を入れてくれるとは、只者ではありませんな。 生物 (なまもの) とか、果物 (くだもの) とか、獣 (けだもの) とか、そういったモノであるに違いありませんが、そんなに働きたいのなら、勝手にすればぁ。 そう言ってやるしかありません。 監督として別に反対はしないんだけど、面倒もみない。 そういう態度で臨みたいと思いますので、じゃ、後はヨロシク!

 …と、2日間とも職務を放棄しようかと思ったりもしたんですが、さすがにちょっと良心が咎めますなぁ。 こういう場合は足して2で割って真ん中を取るというのが日本人的には最適の妥協作ではないかと思うんですが、日曜日の話は最初から聞かなかったことにして、とりあえず土曜日だけは顔を出す。 そういう方向で話を進めさせて頂こうかと。 夕方まで面倒をみるのは無理かも知れませんが、ま、3時くらいまでなら。 それも厳しいようなら、ま、昼までくらいは。 最悪、1時間しか現場に滞在できなかったとしても大罪に問われるようなことはなく、最低限の義務は果たしたと言えるのではなかろうかと。 ただ、最初から1時間で帰る気満々で臨むというのは職人のオッサンに失礼な気もするし、不測の事態に備えたりもしなければなりません。 不測の事態というと、モルタルが不足するとか、そういう事態だったりするんですが、ちゃんと必要な量を持ってこいよ、左官屋! …と憤ったりしているうちに、平気で1時間や2時間は経ったりしますからね。 最悪、3時までは拘束されるかも知れないと覚悟を決めて、押さえてあった清里の近くのジャズバー兼宿泊所はキャンセルして、長野の飯田市あたりの宿に変更することにしました。 飯田市と言えば、 「飯田市かねて」 。 ジャズ・スタンダードの 「言いだしかねて」 をパソコンで入力しようとしたら、よくこのように 変換されることで知られているところでありますが、どうせならビジネスホテルとかではなくて、温泉旅館にお泊まりしたいところでありますなぁ。 急な仕事で予定の変更を余儀なくされて心が荒んでいるので、こうなったらもう、めっちゃ高級な旅館に泊まって無駄に贅沢して、憂さを晴らしてやるぅ!

 ということで、適切な宿を当たってみることにしたんですが、飯田付近の温泉と言うと、まず最初に思いつくのが昼神温泉。 1973年に国鉄のトンネルを掘っていたら温泉が沸き出したようで、歴史は浅いし、景色も今ひとつっぽいし、あまりソソられるものがなかったりするんですが、名古屋からの交通の便がいいので、それなりに高級な旅館もあったりします。 が、今ひとつ僕の心を捉えるものがなく、どうしようかと悩んだんですが、実は飯田にはもうひとつ、天竜峡温泉というのもあることが判明しました。 温泉が沸いたのは1989年で、昼神より更に歴史が浅かったりするんですが、泉質はラドン温泉のようです。 温泉でウドンを茹でれば 「ラドンうどん」 になるし、いいじゃないっすかぁ♪ とまあそんなことで、勢いで予約を入れちまいましたぜ、 「静かな渓谷の隠れ宿峡泉」 。 大奮発の “【お一人様】峡泉贅沢堪能 『椿』 プラン” というので、お値段は何と 31,500円っ! 入湯税を入れると 31,650円っ! 乳頭税も加算すると、更に1万円くらいは余計に掛かっちゃいそうなんですが、さすがにそこまで思い切ることは出来なくて、諦めました。 それを除外しても結構なお値段なんですが、でもまあ、気分は自暴自棄だったので、仕方ありませんな。 この宿に牽かれたポイントはただひとつ、 景色がよさそうという、その一点なんですが、特にこの特別室 「椿の間」 というのは、 お部屋の造りの上質さもさることながら、このお部屋の特徴は景色のよさ。峡泉のお部屋で唯一、広いベランダを設けた特別仕様になっているようで、いいぢゃん♪ 無駄に高いだけあって、お部屋に備え付けの冷蔵庫内 (酒類・ソフトドリンク類) は無料開放みたいだし、いいぢゃん♪ ただ、館外持ち出し禁止のようで、350ミリの缶ビール1本でも持て余す僕では、到底、元は取れそうにもありませんが、せめてソフトドリンク以外に 「赤まむし」 とかのハードなドリンクも無料開放して頂けると、少しは得した気分になれると思うんですけど。

 ただ、この宿、よくよく見てみると、部屋以外の分野はちょっぴり微妙な気がしないでもありません。 温泉も露天風呂が無いみたいだし、大浴場のほうも決して広くはないみたいだしぃ。 大人4人が湯に浸かれば、いっぱいになる程度と決して大きな浴槽ではございませんが、狭い構造に訳がございます。 より気密させる空間こそ、ラドン濃度が高く効果が出やすいと言われており、温泉成分を体の中からも吸収!女性にも人気♪ …って、何だかブラックサンダーのような浴室なんですが、若い女性と混浴出来るわけではないし、いい訳がましいっすよねー。 で、料理のほうも板長手作りの京風本格懐石が自慢のようですが、8月の 「お品書き」 を見る限り、インパクトが弱いです。  “焼物” のところに 「季節の野菜」 とか書いてあるんですよね。 普通、懐石料理で “焼物” と言えば、メインディッシュっすよね? 「信州牛の陶板焼き」 とか、いちばん楽しみな食い物が出されるパートだったりします。 とりあえずまあ、何でも焼いてさえあれば “焼物” なので、五十歩譲って魚料理だったとしても 「鰤の照り焼き」 とか 「鰆の西京焼き」 とか。 百歩譲って 「サバの塩焼き」 とか。 ま、五十歩譲っても百歩譲っても、五十歩百歩であまり代わり映えはしないんですが、西京焼きとか、名前は西京でも、ちっとも最強では無かったりするしぃ。 でもまあ、野菜を焼いたヤツよりは遙かにマシだと思うし、これは恐らく書き間違いか何かで、実際は 「季節の野菜と豚肉の味噌炒め」 くらいは食わせて貰えるんでしょうな。 でなければ、31,650円も費やす僕の立場がありません。

 …と思っていたら、 「葉月の献立」 のところが微妙に変更されておりました。 −焼物− 地元野菜。 今月は焼物替わりとして、ここ川路地区の地元の野菜や、周辺地域の加工品 (味噌・豆腐等) を使い新鮮な夏を演出したお料理をお出しします。 そんなふうに書かれていて、どうやら、焼かれてすらいない模様っすな。 「新鮮な夏を演出」 って、どう考えても 「新鮮なナスの味噌和え」 とかに違いなくて、前菜とローストビーフと、揚物の部くらいしか楽しみは無さそうです。 水菓子も西瓜、グレープ蜜掛けって、せめて 「キュウリに蜂蜜をかけるとメロン風味♪」 とかにしてくれって! ま、いずれにしろ、来週の今頃は静かな渓谷の隠れ宿の特別室の広いベランダで地団駄を踏んでいるに違いなくて、原稿を書く気などみじんもありません。 ということで、来週のこのコーナーはお休みさせて頂きますので、そこんとこ、ヨロシク! では皆さま、よいお盆休みを♪

 と、その前に後半を片付けておかねばなりませんが、とまあそんなことで、今日はヴァイ・ヴェラスコっす。 誰? …と、僕に聞かれても困るんですが、タワーレコードで 『カンタンド・ボサ・ノヴァ』 というアルバムを見かけ、999円だったので、駄目モトで買ってみることにしました。僕の画力では分かり辛いと思いますが、目鼻立ちのはっきりした八代亜紀系の美ギャルだったりします。 松永良平というオッサンが書いた日本語ライナーによると、23歳の若き女性シンガーで、ボサノヴァを歌った本作でデビューを飾った模様です。 ちょっぴり日本人離れした名前なんですが、出身地はフィリピンのマニラ。 なるほど、言われてみれば確かにフィリピーナっぽいルックスですよね。 マニラにたくさんいそうな感じです。 韮崎にはいそうにもないタイプです。 ま、韮崎にも1件くらいはフィリピンパブがあったりするのかも知れませんが、とまあそんなことで、 『カンタンド・ボサ・ノヴァ』 。 僕の通っていた四日市の海星高校はエスコラピオス学園なので、クリスマスが近くなるとスペイン語で 「きよしこの夜」 を歌わされたんですが、その歌詞の中にも登場しておりましたな、カンタンド。 のーちぇ・で・でぃおーす、のーちぇ・で・ぱーす、くらーろー・そーる、ぶりーりゃー・やー、いーろす、あーんへれす、かんたんどえすたーん、ぐろーりあ、あ・でぃおーす、ぐろーりある、れい・えてるなーる、どぅえるめる・にーにょ・へっすーす、どぅえるめ・えるにーにょー・へっすーす♪ どうやら終盤の 「ヘスス」 が、イコール 「イエス」 の意味らしいんですが、高校生心にはエルニーニョ現象の語源と思われる「えるにーにょ」、並びに 「簡単どえーす」 の部分が強く印象に残りました。 どうやら 「簡単どえす」 ではなく、 「簡単ど」 と 「えす」 とで分けるのが正解のようですが、この『カンタンド・ボサ・ノヴァ』 のジャケットには “means singing the bossa nova” と書いてあったりするので、 カンタンド = 歌う。 そういう解釈でいいのではなかろうかと。 で、これ、ズート・シムズジム・ホールが入っていたりして、何気に伴奏が豪華だったりするんですが、でもってアレンジ担当はアル・コーンマニー・アルバムっすか。 何がアルバムなのかと思ったら、そういうb名字の人だったりするんですが、選曲のほうはボサノヴァというより、普通のスタンダードが中心のようで、いずれにしろ、肩肘張らずに楽しめる仕上がりになっているものと思われるので、ま、気楽に参りましょう。

 ということで、1曲目。 ガーシュイン・ナンバーの 「アイ・ガット・リズム」 。 あまりボサノヴァっぽくない選曲なんですが、それなりにラテンな仕上がりとなっております。 ヴァイたんのお声はハスキーとまではいかないんですが、思ったほどロリ声ではなくて、そこのところがアストラッド・ジルベルトと比べて、どうか? …という気がするんですが、ま、こちらのほうはオトナの魅力ということで。 伴奏軍団ではマーキー・マーコウィッツという人のトランペットがよく目立っていて、で、終盤にはズートのソロもフィーチャーされたりしておりますな。 前半5曲はアルバム君がアレンジを担当しているようですが、思ったよりもジャズ系の要素が強くて、なかなかでありました。 ということで、次。  「リカード・ボサノヴァ」 。 日本ではイーディ・ゴーメが 「ギフト」 という曲目で歌ったのがコマーシャルで使われたりして、知名度抜群だったりするんですが、インスト物ではハンク・モブレイのバージョンがあまりにも有名。 果たして、ヴァイたん一味はどのように料理してくれるかと思ったら、ズートのテナーとスキャット・ボーカルとの絡みで、なかなかいい感じだったりしますな、こりゃ。 フルートやギターといった楽器も適度に頑張って、いい雰囲気を出してくれているし、ただ、アドリブの要素が希薄なので、ジャズ的にはどうか? …という気がしないでもないんですが、これはこれでアレだと思うし、ほんの小さなちょっとした小品といった感じで、ま、悪くはなかったのではなかろうかと。

 で、次。  「アイ・ガット・プレンティ・オ・ナッティン」 。 あまり馴染みのない曲であるな。 …と思っていたんですが、始まってみたら、どこかでめっちゃ聞いたことがあるようなアレだったので、まずは何より。 で、アルバム君のアレンジはややマンネリ気味で、続けて聞くとちょっぴり飽きてきちゃったりもするんですが、ま、ギャル系ボーカルなんて、こんなもんでしょう。 途中、ストップタイムを駆使するなど、それなりに工夫の跡も伺えるし、ま、そんなことで、次。 前回に引き続き、今週もほとんど書くことがないまま終わってしまいそうな気配なんですが、でもまあ、しょうがないよね。 もうすぐ夏休みだしー。 で、続いては 「ジング・ウェント・ザ・ストリングス・オブ・マイ・ハート」 という曲です。 「心の糸をかき鳴らせ」 なんて邦題が付いておりますな。 僕の3大 “心の糸” と言えば、敏いとう、伊東四朗、ミスターイトウなんですが、美味しいですよね、アメリカンソフトクッキーマカデミア。 あのシケた感じが湿気フェチ魂を激しく揺さぶるんですが、えーと…。 とりあえず 「糸」 で何かボケようと思ったら、後が続かなかったので本題に入りますが、心の糸をかき鳴らすような仕上がりで、まずまずだったと思います。 ということで、次。  「チーク・トゥ・チーク」 。 気怠いムードがボサノヴァっぽくて、なかなかいい感じなんですが、ちょっとタメを作った後で、耳元で囁くように歌う 「ちぃ、とぅ、ちぃ♪」 が、何だかめっちゃ可愛いっす。

 で、次。  「アンド・ザ・エンジェル・シング」 。 「かくて天使は歌う」 という邦題が付いたりしておりますが、いいですよね、天使。 少なくともペテン師よりはいいと思います。 天使の中には堕天使という奴もいたりして、これはこれで、背徳のムードが悪くなかったりするんですが、ちなみに堕天使と悪魔は同じ概念のようですな。 悪魔はあくまでも悪魔で、堕落した天使とは別だと思っていたんですが、堕天使と 「だてしん」 とは別のものだったりするようです。 伊達市にあるんですよね、伊達信用金庫。 信用金庫というのは問答無用で4文字に略される運命にあるんですが、 信用金庫の 「○○しん」 略称のまとめ などという、まったく無益なブログもあったりします。 個人的にはやはり、碧海信用金庫の 「へきしん」 が最強ではないかと思うんですが、何だかこう、信用出来ない感が半端ないっすよね。 で、演奏のほうはというと、ここからアレンジャーがアル・コーンに変わるので、マンネリから脱却しているのではないかと期待が持たれたんですが、ま、似たような感じでした。 いかにもコーンらしいトウモロコシさがあるかと思ったら、さほどでもなくて、ということで、次。  「ドント・フール・ウィズ・ラブ」 。 ちょっぴり 「リカード・ボサノヴァ」 な曲調だったりするんですが、アル・コーンのアレンジが悪くなくて、割といいほうだったりしますな、こりゃ。 ヴァイたんの歌いっぷりからもパワーが感じられ、で、それはそうと コバエがホイホイ って、凄ぇっすな、あれ。 先端に止まりたくなるコバエの習性を応用! つい歩きたくなる誘導路でどんどん容器の中に入ってくる! …って、何だかいかにも嘘っぽい宣伝文句が書かれているんですが、半信半疑で設置したら、わずか半日で7匹くらいコバエが捕殺されていて、ちょっぴり感動しました。 で、同じムシ系ということで言うと、 パープルマジック 虫&鳥フンクリーナー というのも、凄ぇ! 会社からの帰りに堤防道路を疾走するんですが、フロントガラスとかドアミラーとかバンパーとかへの虫の玉砕が半端無いんすよね。 特にバンパー部分にはびっしりと虫の死骸が付着していて、かなり引くレベル。 水洗いしてもぜんぜん取れないし、雑巾で拭くと何とも言えない虫の死臭がして、思わず詩集を発行して、刺繍入りのカバーを付けて売り捌いて、その利益を歯周病の治療に当てたくなるくらいなんですが、先ほど、近所のミスタートンカチに行ったら 「虫&鳥フンクリーナー」 というのが売っていたので、試しに買って半信半疑でクルマを洗ったら、おおっ、めっちゃ綺麗に取れるやんっ! 感激のあまり、思わず話が横道に逸れてしまった次第でありますが、おかげで適度に行数を稼ぐことが出来たので、後は適当に軽く流すとして。

 ということで、8曲目。  「ユー・アンド・アイ」 。 オリンピックのほうも、卓球の愛ちゃんが頑張っていて何よりだと思うんですが、個人的には断然、かすみんのほうがタイプなんですけどね。 で、演奏のほうはというと、ズートのテナーによるイントロがなかなかいい感じで、ヴェラスコの歌声も平野早矢香的なオトナの落ち着きが感じられるし、伴奏のアレンジも王道っぽい出来だし、短いながらもジム・ホールのギターがフィーチャーされているし、ま、悪くはないかと。 で、次。  「ドント・コール・ジョー」 。 「ジョーと呼ばないで」 。 「そんなこと言われても、困るじょー。」 と、ハタ坊が困惑しそうなんですが、演奏のほうは適度にスインギーで、悪くないじょー。 ということで、ラスト。  「イグザクトリー・ライク・ユー」 。 とってもイグザクトリーでライクなユーで、悪くないと思います。 とまあそんなことで、今日は以上っす。

【総合評価】 思ったよりボッサっぽくはなくて、ライトなギャル系ジャズ・ボーカルといった感じでありましたが、ま、たまにはライトなのもいいじゃないっすか。 いなばのライトツナ、美味しいしー。


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