SPIRIT DANCE (IMPULSE)

MICHAEL WHITE (1971/9/21)

SPIRIT DANCE


【パーソネル】

MICHAEL WHITE (vln,vo) ED KELLY (p)
RAY DRUMMOND (b) BABA OMSON (perc,bamboo-fl,vo)
MAKEDA KING (vo) <#7> WANIKA KING (ds) <#7>
【収録曲】

(01-03) SPIRIT DANCE / THE TENTH PYRAMID / JOHN COLTRANE WAS HERE
(04-05) BALLAD FOR MOTHER FRANKIE WHITE / SAMBA
(06-07) UNLOCKING THE 12TH HOUSE / PRAISE INNOCENCE
【解説】 ( 2012年06月24日更新 / 連載 1,037回 )

 梅雨に入って、ジメジメとした鬱陶しい日が続きますなぁ。 この前は微妙に台風までやって来たりして、何かとアレだったりしたんですが、そしてまた、今週もネタがありません。 ネタが無い時は適当に写真でも撮って、それでお茶を濁すというのが得策ではないかと思うんですが、見ているほうもアレですよね。 無駄に長いだけの駄文をダラダラと読まされるより、駄写真を見せられるほうが、同じ “駄” でもダメージが少ないのでは無かろうかと。 ただ、この時期、これと言って撮りたいものが無いというのも事実だったりします。 梅雨らしい被写体と言えば紫陽花とか、麺つゆとか、蕎麦つゆとか、桃屋のツユとか、それくらいしか思い浮かびません。 で、こうも天気が悪いと、外にお花の写真を撮りに行く気にもなれません。 結果、家に籠もっていても何とかなる飛車 (←将棋の駒) とか、チシャ (←レタスの親戚みたいなの) とかを被写体にすることになるんですが、さすがにそんな写真で1回分の原稿を賄えるとは、とても思えないしー。 秘書でもいればいいんですけどね。 避暑地で秘書を激写♪ そんな写真集なら、見ている人にもきっと楽しんでいただけると思うんですが、ついでに秘書の秘所をアップで撮ってみたりして、 「さすがにこれは、ほ→むぺ→じでは公開出来ないね♪」 「いやあん♪」 とか、いやあ、夢が広がりますなぁ。

 ま、広がっただけで、すぐに萎んでしまって、結局のところ、ただの “夢” に終わってしまうのが現実なんですが、ま、夏になると色々と撮りたいものも増えてくるので、その点ではアレなんですけどね。 具体的にいうと、高原で山野草の写真を撮ったり、花火の写真を撮ったり、大相撲夏場所で相手力士の腕をつかんで、とったり。 大相撲と言えば、名古屋場所では貴乃花部屋が桑名に宿舎を構えたりするので、親方のオシャレな髪型を狙ってみるというのもいいかもしれませんな。美容院に行って写真を見せて、 「こんな髪型にだけはしないで下さい!」 と懇願する際に役立ちそうだしー。 で、あとはまあ、甲子園でチアガールを撮ったり、海で水着ギャルを撮ったり、長島スパーランドのジャンボ海水プールで幼女を撮ったりしたものは、非公開として個人的に楽しむことになると思うんですが、で、花火を言えばアレです。 8月25日に行こうと思っていた熱海の花火大会は、現場監督業務の多忙化が懸念されるため、結局のところ、キャンセルしちゃいました。 お盆の頃ならまだ、さほど切羽詰まってはなくて、何とかなりそうな気がしないでもないので、8月11日(土)あたりに長野とか山梨とか、そっち方面に行ってみようか? そんなプランに変更することにしました。 せっかくなので、その辺りで開催される花火大会とか、夏祭りとか、洋上幼女フェスティバルとか、そんなイベントがあるようなら、何とか絡めたいところなんですが、いや、長野とか山梨で “洋上” というのは、ちょっと難しいかも知れませんけど。

 で、いろいろ調べているうちに、 『八ヶ岳ジャズフェスティバル』 というのを発見。 ほぉ、MALTAくんも出るんっすか。 まだジャズとフュージョンの区別もよく分からなかった若かりし頃、このオッサンのCDを何枚か買ったことがあって、結構好きだったりしたので、いやあ、懐かしいっす。 で、MAYAたんも出るんですなー。 何年か前に “横濱ジャズプロムナード” で聞いたことがあります。 見た目、クールな感じの美形ギャルなのに、何だか余計なことをベラベラと喋ってくれて、イメージが台無しだった覚えがあるんですが、いやあ、懐かしいっす。 本田竹広トリビュートなんたらというのも出演するみたいですが、これって昔、本田竹曠という、難しい漢字だったキャラと同一人物っすかね? ジャズを聞き始めた頃、よく分からんままにこの人のアルバムを買った事があるんですよね。 「ミスティ」 と 「朝日のようにさわやかに」 という曲が好きになって、そいつらが入っているというのが購入の動機だったような気がするんですが、調べてみたら、んーと、 『マイ・ファニー・バレンタイン』 っすかね? このジャケットには何となく見覚えがあります。 が、くだんの曲はどちらも入ってなくて、僕の記憶のいい加減さを図らずも露呈した形になっちゃいましたが、演奏のほうは素人の耳にも分かりやすい、オーソドックスでダークダックスなスタイルだったような気が。 で、いつの間にかお亡くなりになっていて、その息子と思われる本田珠也クンというのが遺志を継いでいるようなんですが、となると、これはもう、トリビュートしなければなりません。 ただこれ、 8月12日(日)の開催なんっすな。今年のうちの会社の盆休みがいつなのかはよく知らんのですが、例年、13〜15日が休みだったような気がするので、今年も一緒っすよね? ま、違っていたとしても有給休暇を取ればいいだけなので、問題はありません。 土建屋が何か言ってくるかも知れませんが、聞く耳持ちません。 カントクが 「休む!」 とワガママ 言ったから 8月13日は サボり記念日。 …という事でひとつ、ヨロシク!

 このジャズフェスは11時開演のようで、朝早めに出れば当日でも十分に間に合うんですが、せっかくだから前日から泊まって、2泊3日で、のんびり楽しみますかね? で、 8月11日にどこかで花火大会があったりすれば、これほど都合のいい話はないんですが、調べてみたら、ありました〜。  『白樺高原花火大会』 。 会場は女神湖っすか。悪くないロケーションです。 打ち上げ数は 600発と、かなりショボそうではあるんですが、一応、水中スターマインもあるようです。 湖に花火を投げ込むんでしょうな。 何か、水の中からザバーっと女神様が出てきちゃいそうですよね。 「貴方が投げ込んだのはこの3尺玉ですかぁ?」 「いえ、そんな大きいのではありません。」 「ではこちらの2尺玉ですかぁ?」 「そんな立派なものでもありません。ただのショボい5号玉っす。」 すると女神様はニッコリと微笑んで、 「あなたはとても正直な花火師ですね♪」 「いやいや、それほどでもぉ。てへぺろ (・ω<) 」 「…って、小さければエエと思っとるんかぁぁぁ! 爆発物を湖に投げ込むなぁぁぁ! 死ぬかと思ったやんかぁぁぁぁぁ!」 胸ぐらを掴まれて、ボコボコに殴られて、ロープで亀甲に縛られて、蝋燭を垂らされて、猿ぐつわを噛まされて、ムチでビシビシ叩かれて、ああん♪ …って、それは女神様ではなくて、女王様ですな。 いずれにしろ、楽しい夏の思い出になるに違いなくて、ということで、1日目は女神湖あたりにでも泊まるとして。 で、2日目はジャズ・フェスの会場に近い小淵沢に泊まろうかと思ったんですが、ちょうどこの日の夜には、某天体ショーがあったりするんですな。 お空で何が起こるのかと言うと、 ペルセウス座流星群 。 ほぉ。 8月12日の21時頃が極大時刻なんっすか。 僕の天体に対する関心は、子供の頃、 『天才クイズ』 に出場したサバ兄が “天才賞” の賞品の天体望遠鏡をゲット出来ずに、食パン10斤 ( ←“勝ち組賞”の賞品 ) しか貰ってこなかった時点で完全に消えてしまったんですが、今年はほれ。 金冠日食とかもあったことだし、ここはひとつ、お星様の撮影にチャレンジしてみるというのも、いいかも☆

 都合のいいことに、八ヶ岳の辺りというのは星空観察のスポットとしては超有名っすよね。 で、いろいろと調べてみた結果、 『八ヶ岳グレイスホテル』 というところでは、ホテル横グラウンド (徒歩2分) で “満天の星空観察会” というのを開催しているみたいです。 天体望遠鏡と敷物を用意してくれるみたいだし、いいぢゃん♪ パチモン人工温泉ながらも一応は大浴場もあるみたいだし、夕食プランには 「170gの国産和牛ステーキ」 というのがあるし、朝食洋食メニューは 「ふわふわオムレツ、ベーコン」 だったりするし、いいぢゃん♪ ただ、星空観察が夜の8時からだったりするのがちょっとアレなんですが、7時にメシを食って、8時にロビー集合というのは、ちょっと忙 (せわ) しないっすよね。 ま、忙しないくらいは、子供の世話しないネグレクト親に比べれば、全然マシなんですが、出来れば肉を食うのは6時くらいからにして、食い終わったら小一時間くらい部屋でのんびりして、それから星空のほうに取り掛かりたいところでありますな。 で、何を言いたいのかと言うと、小淵沢と野辺山はちょっと離れているので、16:40〜17:40 の “本田竹広トリビュートスペシャルグループ” を聞いてからだと、間に合わないっぽい? …という点が懸念されるワケなんですが、板橋文夫に向井滋春に峰厚介っすか。 日本のジャズにはめっぽう疎くて、北海道のウトナイ湖には疎くないこともない僕でも知ってる名前なので、聞いてみたいような気はするんですが、どうしたもんっすかねぇ。 5時に会場を出れば6時のメシには間に合うと思うので、ほんのサワリだけ聞いて、途中で抜け出すとか? そんなことしたら、 「演奏の途中で帰るなぁぁぁ!」 と言われて、板橋クンに板でバシバシ叩かれたりしますかね? それはそれでまあ、楽しい夏の思い出になるような気もするんですが、とりあえずMALTAくんは最後まで見届けようかと。 マルタでビシビシ叩かれるのは、板切れ以上にダメージがデカそうだしー。

 ということで、今年の夏は 「花火とJAZZと星空と」 。 そんなテーマで何とかしようと思っている次第でありますが、何でもいいけど高原での花火や星空鑑賞って、もしかして、けっこう寒かったりするとか? 毛布にくるまって花火を見ている人もいたという話が出てきたりするんですが、マジっすか? 僕なんか、短パンとTシャツ1枚で行く気、満々だったんっすけどー? よくよく考えたら女神湖って、標高1,500mもあるんですなー。 三重県でいちばん高い御在所岳の山頂よりも、余裕で上。 そんなところにTシャツ1枚で行こうなんて、ひょーこー、ひょーこー、ひょこひょこ、ひょーこー、浅はか、ひょーこー♪ 考えが浅はかな標高である言わざるを得ません。 いやあ、事前に気付いてよかったっす。標高が100m上がると、気温が0.6℃下がるんでしたっけ? 桑名の夏が25℃の熱帯夜だとすれば、女神湖は16℃くらい。 確かに寒いかも知れないっす。 で、星空観察を予定している野辺山のホテルから徒歩2分の空き地も、標高1375mのJR鉄道最高地点の近くみたいなので、寒さの度合いは同レベルであるものと思われます。 ちなみに駅で言うと野辺山駅がいちばん高くて、その標高は 1345.67m。 あと11000m高くなれば標高が 12345.67mとなって、めっちゃ覚えやすい数字になるので、野辺山クンにはもうちょっと頑張って背を伸ばして貰いたいところでありますが、ちなみに、反対に低いほうのランキングで1位の駅はどこだか知ってますか? 日本でいちばん標高の低い駅は “弥富駅” で、あ、る!? 確か、サバ兄が出場した 『天才クイズ』 で、そんな問題が出題されたのでは無かったかと。 桑名市民会館での収録だったので、桑名の隣の隣の駅ということで、そういう問題が考え出されたんでしょうな。 で、このクイズは博士の問いかけに対して、 “Yes” か “No” かの帽子をかぶって回答するというシステムになっているんですが、 「はい、かぶりましょう〜!」 という掛け声に続いてサバ兄がかぶったのは、「ノーぉ!」 の赤い “×” の帽子。 で、 「博士、お答えをどうぞ!」 というフレーズに続いて、博士が正解を発表するという手筈になっているんですが、 「答えは ・ ・ ・ 」 「 ・ ・ ・ 」 絶妙の間で子供を焦らせるだけ焦らして、出された回答は、 「イエ〜〜〜スぅ!」 サバ家に天体望遠鏡がやってくるという夢が無情にも建たれた瞬間でありました。 そんな鉄ヲタしか知らないような問題を出しやがって、博士のアホ〜〜っ!

 ちなみに青函トンネルが開通して吉岡海底駅とかが出来たので、 「地上で…」 という注釈を加えないと、博士の答えは必ずしも正解とは言えなくなってしまったんですが、地下鉄の駅も弥富よりずっと低かったりしますからね。 一方、野辺山のほうもロープウェイの駅とかを入れたら惨敗しちゃうので、あくまでも 「JRの駅で…」 という限定付きの第1位なんですが、 “低い駅” で絶たれた天体望遠鏡の恨み、“高い駅” できっと晴らしてやるぜぇ! もしかしたら、めっちゃ曇ったり雨が降ったりしてちっとも晴れなくて、恨みも晴れずに終わってしまうかも知れませんが、晴らせなかったら、腹いせに原監督に1億円払わせるとして、とまあそんなことで、おしまい。

 ということで、今日はマイケル・ホワイトです。 どういう人だか、知ってますか? 僕は知りません。 タワーレコードでこの 『スピリット・ダンス』 というCDを見つけて、どうやらバイオリンでジャズをやるオッサンらしい。 そんな事実が発覚して、ちょっぴり興味をソソられたので、とりあえず買ってみた次第でありますが、僕は今、ちょっぴり憂鬱です。 最初に断っておきますが、ハズレだったんすよね、これ。 それも、小ハズレと言ったレベルではなく、店で見つけてしまった事を後悔するレベル。 とても、まともに解説する気にはなれなくて、ま、それならそれで、いっかぁ♪ …という気もするんですが、いつだってそんなに真面目にレビューを書いてるワケではないしぃ。 適当にチャッチャと片付けて、残った時間は来週に迫った1級土木施工管理技士の試験勉強に費やそうかと思うんですが、ま、ヤル気が出なくて、ほとんど勉強に費やされることのないまま、無駄に浪費されるであろうことは、ほぼ確定事項だったりするんですけど。 とまあそんなことで、とりあえず1曲目。 アルバム・タイトル曲の 「スピリット・ダンス」 。  「魂の踊り」 っすか。 僕の持ってるCDの日本語ライナーは若杉実という人が書いているんですが、この人は “精霊の舞踏” と訳しておりますな。 おもわず背筋がピンとなるタイトルだ。じつに神々しい。そして崇高である。 そんなふうにも書いております。 この若杉実という人はたぶんオッサンだと思うんですが、書いてることが若過ぎて実りもなくて、無断で引用する気にもなれなくて、自分の力で何とかするしかないんですが、これはアレです。 バイオリンによるジャズです。 が、ステファン・グラッペリとか、寺井尚子とか、ああいうのを期待したら大きな間違いで、何というか、奇を衒う尚子。 そういった感じの演奏となっておりまして、小難しくて、ワケわかりません。 いやあ、まさかこんな奴だったとは、思いもよりませんでしたなぁ。 オーネット・コールマンがたまに戯れに弾くバイオリン。 アレよりもちょっとだけマシというレベルで、もしかしたらマスオさんにも負けてるかも? 以前に聞いた記憶では、最初のうちはまだマシだったような気がしたんですが、さっぱりでしたな。 今後の展開に暗雲が立ちこめるどころの話ではなく、先が思いやられます。

 で、次。  「ザ・テンス・ピラミッド」 。 ここまで2曲はマイケル・ホワイトのオリジナルなんですが、色んな意味で期待薄。 さるかに合戦でいうと、 “臼(うす)” と同じくらい期待薄だったりするんですが、上から落ちてくるだけですもんね、アイツは。 臼そのものは何の仕事もしてなくて、重力がよく頑張った! …としか評価しようが無いんですが、で、これ、聞いてみたら、パーカッションをバックに 「とぅん、とぅん、た、か、たん♪ とぉ、たん、た、か、たぁ♪」 とか、そんな歌 (?) が繰り広げられる、どうしようもなく前衛的な作品だったりしました。 だんだんとテンポが速くなっていって、それなりにリズミカルだったりするんですが、 で、中盤になってようやく、エド・ケリーという人のピアノと、マイケルのバイオリンが登場します。 一瞬、ん? 次の曲に変わった? …と思ってしまうほどムードが一変して、意外と悪くなかったりします。 ま、そうこうしているうちに次第に小難しくなって来て、最終的には、うーん、やっぱり。 そんな感想に終わってしまうんですが、で、何となく中途半端な感じで、おしまい。 ということで、次です。  「ジョン・コルトレーン・ワズ・ヒア」 。 マイケルがコルトレーンの影響を強く受けているというのは、若杉くんの実りのないライナーノートにも書かれているんですが、この 「ジョン・コルトレーンはここにいました」 を書いたのは、ババ・オムソン。 このアルバムで打楽器やらバンブーフルートやらを担当している人です。 バンブー (竹) の笛というのは、どうやら尺八のことのようですが、今のところソレっぽい楽器の音は聞こえなくて、出だしの部分ではレイ・ドラモンドのベースと、アジアっぽい打楽器のようなものがよく目立っていて、で、続いて出てくるマイケルくんが主導するテーマの旋律は、アレです。 コルトレーンの 『史上の愛』 。 あれのパートいくつかだかをモチーフにしているのは間違いないところかと。 スピリチュアルな精神世界がバイオリンの音色とよくマッチしていて、意外と悪くないっす。 アドリブに入ると即座に小難しくなってしまって駄目なんですが、ほんのつかの間でも夢を見せてくれたので、よしとしておきましょう。

 ということで、4曲目。 マイケル・ホワイトのオリジナルで、 「バラッド・フォー・マザー・フランキー・ホワイト」 。 マイケル流、 「母に捧げるバラード」 。 そういう位置付けの作品ではないかと思うんですが、ウケ狙いの台詞が何とも言えずにあざとい海援隊バージョンとは違って、こっちのほうは普通にスピリチュアルなバラードに仕上がっております。 序盤はエド・ケリーのピアノが大きくフィーチャーされているんですが、これがまた、もろにマッコイだったりして、ちょっと笑えます。 そうこうしているうちにバイオリンが出てきて、だんだんワケがわからなくなってきて、とまあそんなことで、テーマに戻って、おしまい。 何というか、カーチャンが、 「子育て、失敗したかな?」 と思っちゃうようなアレだったりするんですが、とまあそんなことで、次。 フランキーさんの失敗作、マイケルくんが作ったオリジナルで、 「サンバ」 。 明るくて、ご陽気で、脳天気なラテンの世界が展開されるのかと思ったら、ぜんぜん違って、暗くて、ご陰気で、悪天候な精神世界が始まったのでので、舐めとんのか!? …と言いたくなってしまいますが、ま、途中からちょっぴりテンポが速くなって、それなりにノリがよくなったりはするんですけどね。 途中まではマイケルのバイオリンも、我慢すれば耐えられないこともない許容範囲内に収まっていて、まずまずそれなりだったりするんですが、こんなのがジャスト9分も持続するのかというと、聞いてる僕、お疲れ! そう、自分で自分を励ましたくなちゃいます。 ま、 「若い頃の苦労は買ってでもしろ」 という、勝手な諺があったりしますからね。 これも精神の修行だと思って諦めるしかありませんが、とか言ってるうちに、テーマに戻って、おしまい。 何だか思ったよりもあっさりとしていて、とてもジャスト9分もあったとは思えなくて、もしかして、さっきのカーチャン曲がまだ続いていただけなんじゃないか? …と思ったら、案の定、そうでした。 いやあ、何だか似たような曲が続いて、変だとは思ったんですけどねー。

 ということで、気を取り直して、 「サンバ」 。 明るくて、ご陽気で、脳天気なラテンの世界が展開されるのかと思ったら、あ、いや、やっぱり、さっきのが 「サンバ」 であってますな。 何だかすっかり混乱しちゃってますが、終わったと思ったのが、実はまだ続いていて、最終的にはきっちり9分に達する超大作であることが判明したという、そういうアレだったみたいですが、ということで、次。  「アンロッキング・ザ・トゥエルフス・ハウス」 。 地味で、陰気で、小難しい演奏が繰り広げられております。僕はもう、疲れました。 確かにこのCDを買ったのは自分だが、今は何も話したくない。 そんな心境の新疆ウイグル自治区。 そういうアレだったりします。 ということで、ラスト。  「プレイズ・イノセンス」 。 タイトルは 「無罪を賞賛します」 。 そういう意味っすかね? ちょうど今、 「松本サリン事件から18年…容疑者扱いされた河野氏、引き続きオウム問題の “真相” を見続けていく決意」 というニュースを読んだところなので、無罪を賞賛したい気持ちが高まっているんですが、完全に犯人扱いしちゃってましたからね、マスゴミは。 で、オウムと言えば、麻原彰晃がナガシマスパーランドに遊びに来たという噂を聞いたことがあります。 で、ナガシマと言えば先日、2ちゃんねるに 「日本では無名なナガシマスパーランド、実は世界17位の大テーマパークだったことが判明」 というスレが立っていましたな。 知名度アップにつながって何よりだと思うんですが、 「水前寺清子が公演しながら近くの教習所で免許をとったとか聞いたこともない」 という書き込みも見られました。 僕もその話は近鉄名古屋線の車内で小耳に挟んだことがあるんですが、こんなところに 「聞いたこともない」 がいるところを見ると、マジなのかも知れません。 となると、麻原クンのほうも信憑性のある話だったりするのかも知れませんが、で、演奏のほうはアレです。 幼児の歌声 (?) のようなものが入っていたりする、かなり異色の仕上がりぶり。 パーソネルのところに MAKEDA KING (age 3) , WANIKA KING (age 7) と書いてあって、意味がよく分からなかったんですが、マケダちゃん (3才) と、ワニカちゃん (7才) が参加。 そういう意味だったんですな。 これであと、ウニコちゃん (5才) とかがいれば、七五三のお祝いが出来て何よりだと思うんですが、とまあそんなことで、今日のところは、おしまい。

【総合評価】

 大変申し訳ございませんが、僕には無理っす。。。


INDEX
BACK NEXT