FAR AWAY LANDS (BLUE NOTE)

HANK MOBLEY (1967/5/26)

FAR AWAY LANDS


【パーソネル】

DONALD BYRD (tp) HANK MOBLEY (ts)
CEDAR WALTON (p) RON CARTER (b) BILLY HIGGINS (ds)
【収録曲】

(01-03) A DAB OF THIS AND THAT / FAR AWAY LANDS / NO ARGUMENT
(04-06) THE HIPPITY HOP / BOSSA FOR BABY / SOULTIME

【解説】 (2010年05月23日更新)

 【ネット】昔の個人ホームページにありがちなこと★ 2ちゃんねるにそんなスレがありました。 その昔、 “昔の個人ホームページ” を開設していたことがある僕としては、大いに気になるところです。 昔、やっていたんですよね、『塩サバ通信』 という名前のサイト。 主に焼き魚について、自分の思ったことを書いておりました。 最初のうちは頑張って更新してたんですが、カウンターはぜんぜん回らないし、掲示板を作っても誰も何も書いてくれないし、何日たっても1通もメールは来ないし、オフ会を呼びかけても誰も参加してくれないし、やってるうちにだんだん空しくなって来て、すっかり放置状態になってしまいました。 まだ消してはいない筈なので、ググれば出てくるかも知れません。僕にとっては黒歴史なので、探して読み直す気にもならんのですけど。 ちなみに僕がHPを開設した1997年当時、 「ググる」 という言葉はまだありませんでした。 検索サイトと言えば “Yahoo!” やろ? そんな時代でした。 誰も正しく 「ヤフー」 とは読めず、 「や、や、やっほー?」 とか言ってました。 試しに 「検索サイト 歴史」 でググってみたら、 こんなの がヒットしたんですが、最終更新日 2003年10月13日って、あ、この人も面倒になって、途中で投げ出したクチでありますな。 で、これを見ると、1995年6月のところに、近多泰宏(豊橋技術科学大学 知識情報工学専攻)『日本のサーバ一覧(開発ネーム:Yahho)』 開設。…というのがあります。 や、やっほ? 何だかよく分かりませんが、翌1996年に、ヤフー株式会社 ソフトバンク株式会社と米国YahooCorporationはヤフー株式会社を設立。…とあるので、こちらが本家なのではないかと思われます。 “Yahoo! Japan” のサービス開始は、この年の4月なんですな。 僕がホムペを始めた頃は “Infoseek” とか “goo” とか、そんなのもあったと思います。 初めて “google” という名前を見たときは、「は? 何それ? “goo” のパチモン?」 とか思ったりしたものです。

 アクセス数の向上には検索サイトへの登録が不可欠なんですが、中では “Yahoo!” がいちばん格上だとされていました。 聞いた話によると、何でもヤフー以外の検索サイトは “ロボット型” らしいんですよね。 どういう事なのか、詳しい理屈はよく分からんのですが、恐らくロボコンみたいなやつがパソコンの前に座って、片っ端からウェブサイトを巡回しまくって、それで登録作業を行なうのでありましょう。 一方、ヤフーはと言うと、自主申告制でありました。 こんなホームページを作ってみたから、載せて♪…とお願いすると、ヤフーの偉い人がその内容を審査してくれて、よい出来であると認めて貰って、それで初めてヤフーに登録してくれるという。 ヤフーに登録されるということは、すなわち公的機関のお墨付きを貰ったも同然なんですが、頑張って作った甲斐あって、厳しい審査基準をクリアして、僕の 『塩サバ通信』 も無事、ヤフーに載りましたー♪ ま、 ここ を見たら、1998年7月以前、Yahoo!JAPANは、「登録制」をとっており、申請すれば、全てのサイトが登録されていました。…と書いてあったので、登録されて当然だったのかも知れませんけど。1997年5月時点の指針として、

 ・優れた表現、内容を持っているサイトに対し、「クールマーク」で案内する。
 ・サーファーの(内部的)指標として、「クールマーク」「準ずるもの」「それ以外」に分類を行っている。

 とあるんですが、うちのサイトにそんなマーク、付いてましたっけね? ま、「準ずるもの」 「それ以外」の指標は内部的なものらしいので、あるいは 「準ずるもの」 という評価は得られていたのかも知れません。 で、推薦制になって以降、ヤフーに登録してもらうには、それなりの苦労があったようですが、この 『YAHOO登録研究会』 というサイトには 「私はこうしてYahoo!JAPANに登録されました!」 というコンテンツがありました。 その中で 「いきものなんでもサーチ★ペットゾーン!」 の Webマスター、Oさんがサイト名称について熱く語っておりますが、タイトルだけでおおよそどんなサイトなのか推測できるかどうか,というのは非常に重要です。…でありますか。 確かにそれはそうですよね。 僕のその点に関しては、かなり気を配りました。 焼き魚について語るサイトだから 『塩サバ通信』 。 明快です。 ま、時にはサバ以外の魚や、塩焼き以外の焼き方、例えば照り焼きとか、香草焼きとか、根性焼きとかについて語ることもあったんですが、 『焼き魚通信』 ではなくて、遭えて 『塩サバ通信』 。 ま、このタイトルを見れば、おおよそどんなサイトなのか推測できますよね。 これでもし、中身がジャズ・アルバムのレビューだったりすれば、わざわざ訪れてくれた読者に対しての冒涜になってしまいます。 そんなサイトはすぐに廃れて、カウンターもぜんぜん回らなくて、オフ会を呼びかけても誰も参加してくれなくなるに違いありません。

 とまあそれはそうと、 【ネット】昔の個人ホームページにありがちなこと★ なんですが、誰かがアンケートを実施したところ、1位から 「MIDIが流れる」 「工事中」 「キリバン報告ゲストブック」 となったそうです。 おお、確かにありましたな、MIDI で勝手に音楽が流れるサイト。 やかましくて迷惑なだけで、ページを開いて勝手に音楽が流れてくると、 「やかましいわいっ!」 と、直ちにページを閉じたくなってしまうので、アクセス数の向上にはまったく逆効果だったりするんですけど。 が、気持ちは分かります。 『ホームページ入門』 みたいな本を見ると、 “中級編” あたりで、必ず出てくるんですよね、 「MIDI で音楽を流そう」 。 書いてあるのを見てしまった以上、他人の迷惑を顧みず、試してみたくなるのが人情というものです。 当時は著作権とか、ぜんぜん煩くなくて、フリーのMIDI音源とか、いっぱい転がってましたしね。 で、8位にランクインした 「フレームだらけ」 というのも同様です。“中級編” あたりに、必ず出てくるんですよね、 「フレームを使ってみよう」 。 使ってみようと言われたら、使ってみたくなるのが人情です。 中級編のテクを駆使しないと、何だかHPそのものが “初級” だと思われちゃいそうだしー。 で、 「工事中」 というのも確かによく見掛けましたな。 自分でトップページを作ってみたことがある人なら分かると思うんですが、“目次”のところが少ないと、何だか寂しいんですよね。 見栄えをよくしたいという見栄と、先走った “ヤル気”。 その2つのがコンテンツを増加させる要因なんですが、新機軸のアイデアだけは浮かんだものの、肝心の中身が伴わず、いつまでたっても 「工事中」 のまま放置されることになってしまいます。

 僕の場合もそうでした。 「焼き魚こーなー」 だけでは寂しいので、 「生魚こーなー(工事中)」 とか、 「煮魚こーなー(工事中)」 とか、 「煮ても焼いても食えない魚こーなー(工事中)」 とか、いろいろ作ろうとしました。 が、結局のところ、それらはすべて無駄な公共工事であるような気がして、自主的に事業仕分けして、中止することとしました。 それはそうと、「キリバン報告ゲストブック」って、確かにありましたなー。 ちなみに、ありがちなことの第5位は 「全然回ってないカウンター」 なんですが、その、全然回らないカウンターで “500” や “1000” といったキリのいい番号を踏んだ人は、ゲストブックに書き込んで報告をする義務がありました。 “555” や “777” といったゾロ目や、 “1234” といった並びをゲットした時も同様です。 ゲストブックで報告するとどうなるかと言うと、「キリ番ゲット、おめでとう♪」 と、みんなから祝福されることになります。 気前のいい Webマスターだと、記念品を贈ってくれたりします。 絵心のある Webマスターだと、イラストのリクエストに応えてくれたりもします。 逆に、キリ番を踏んだのに報告しなかったりすると、 “踏み逃げ” と言われて、人格すら否定される事態になりかねません。 「踏み逃げ禁止です!踏み逃げした人はIPアドレスを晒しあげますのでそのおつもりで!!」 とか書かれてしまいますからねー。 それほどまで、HPの開設者にとっては、カウンター命!…だったんですが、コレがまた、悲しいくらいに回ってくれないんですよね。 ま、個人のホームページなんて、そんなものなんでしょうけど。 ただ、僕のサイトの場合、まったく回らないという事はありませんでした。 増えてるかな?…と思ってアクセスすると、必ず1つは回っているんですよねー。 チェックする度に、確実に1つずつ数字が増えていて、それが当時の僕の生きがいでありました。

  7位 「無断リンク禁止」、9位 「相互リンク募集中」。 アクセスを増やす為に相互リンクはしたい。 が、勝手にリンクはするな! 何とも勝手な言い分ですよね。 こっちでリンクを貼る手間が省ける上に、そっちのサイトで勝手に宣伝して貰って、僕としては無断リンク、大歓迎♪…なんですけどね。 で、ランク外ながら、2ちゃんねるの書き込みに、リンク集のタイトルが 「リンクの冒険」 。…というのがあったんですが、確かにありましたなぁ、そういう恥ずかしい名前のリンク集。 かくいう僕のサイトのリンク集も、一時期は 「らりらり・りんく集♪」 という名前だったので、あまり人のことは言えないんですけどー。 ホームページ名が 「○○のほめぱげ」 。…というのもあって、何じゃそりゃと思ったら、あ、 「HomePage=ほめぱげ」 ということですか。 「YouTube=ようつべ」 みたいなものですな。 確かに 「ほめぱげ」 でググってみたら、たくさんヒットしました。 『ぴなのほめぱげ』 とか。 これぞまさしく、正しい昔の個人ホームページやん♪…といった感じなんですが、今でもちゃんと更新を続けているのは偉いですよね。 『女子高生ひなののほ→むぺ→じ』 とは、えらい違いです。 ここ の下のほうにリンクが貼られているんですが、ページが見つかりません。 53番が 行けないよ!! …と報告しようかとも思ったんですが、迷惑メールと思われるに違いないので、すんでのところで思い止まりました。 ひろみの すき すき だぁ〜い好き! というサイトでは、アクセスカウンターが1000増えるごとに5枚ずつ “ひろみさん” のポートレート増えるということなので、さっそくアクセスしてみたんですが、404 Error - Not Found …って、ああん!

 2ちゃんねるの書き込みを見た限り、昔の個人ホームページって、デザインはめっちゃダサいけど、みんな個性があって、よかった。 そういう懐古厨的な意見が目立ちました。 それを見て、当時の Webマスターだった僕は何だかちょっと嬉しくなって、1週間ほど放置していた昔の個人ホームページを久しぶりに更新してみた次第であります。 カウンターはぜんぜん回らないし、掲示板を作っても誰も何も書いてくれないんだけど、これを機に、また少し頑張ってみますかねー? あ、ただし、今度の週末は誰も参加してくれないオフ会を開催する関係で、更新のほうは1回お休みとなりますので、よろしく〜♪

 ということで、今日はハンク・モブレイなんですが、それはそうと 『ぴなのほめぱげ』 の “ぴなたん” って、オッサンやったんかいっ! 先ほど、何気なく 自己紹介 のところをクリックして、愕然としてしまいました。 いやあ、そうと知っていたら、今でもちゃんと更新を続けているのは偉い!…とか、褒めるんじゃなかったです。 なんだか不愉快で、昔の個人ホームページを継続しようという気力が薄れてきたので、今日の後半は軽く流しておこうと思うんですが、そんなことで、 『ファー・アウェイ・ランズ』 。 この人、ライオンくん (←ブルー・ノートのプロデューサー) からエコ贔屓されていたのか、何だか無駄にリーダー作が多かったりするんですが、おかげで需給バランスを超えて、オクラ入りになったものも少なくありません。 これもそんな1枚なのではないかと思われるんですが、ドナルド・バードシダー・ウォルトンロン・カータービリー・ヒギンズと、サイドマンは堅調そのもの。 ジャケットのセンスもまずまずだし、大当たりは期待出来ないものの、スカでもなくて、6等。 景品は使い捨てカイロ1個。 ま、その程度は期待してもいいのではなかろうかと。 これからの季節、そんなもの貰っても迷惑なだけなんですけどね。 今日もクソ暑いしー。 ちなみに昨日 (5月21日) 、桑名では最高気温が 32.8℃まであがったようです。ニュースにもなってました。 ほれ 。 熊谷と多治見に勝ったぜ! 何でもいいけど 5月22日11:21分現在、“ウェブ魚拓” が、やたらとクソ重いですな。 誰かがブログで問題発言をして、魚拓の抹消にやっきになってるんですかね? 『塩サバ通信』 もそのうち、未成年に悪影響を与えるサイトとして抹殺されるかも知れないので、今のうちにサバの魚拓を取っておいたほうがいいかも知れませんな。 ま、魚拓のほうまで消されちゃったら、どうしようもないんですけど。 とまあそんなことで、演奏のほうを聴いてみることにしましょうかぁ。

 1曲目、モブレイのオリジナルで、 「ア・ダブ・オブ・ディス・アンド・ザット」 。 「ひとつのこれのダブと、あれ」 ですか。 何とも抽象的でよく分からんタイトルなんですが、 「1塗りについてかれこれ」 と、翻訳サイトでは割とシンプルな訳語が出てきました。 さすがですな。 ま、意味がよく分からんという点では、似たようなものなんですけど。 で、コレはアレです。微妙にモードっぽいジャズ・ロック。 そういった感じのナンバーです。 いかにもこの時代のモブレイらしい作風なんですが、割とあっさりした感じのテーマ部に続いて登場するテナー・ソロは、けっこう新主流派っぽかったりしております。 それはそうと“新主流派” などという言葉、今どきの個人ホームページでも使われているんっすかね? ちょっと心配になってググってみたら、 Y.Yamadaくんのサイト が引っ掛かったんですが、ドメインが “bekkoame” でありますな。 ベッコアメ=エロサイトという印象が強いんですが、まともなヤツもあるんですな。 で、中身のほうは真面目によむ気がしなかったので、適当にスクロールさせたら、いちばん最後のところに 「このホームページに記載されている内容の無断引用・無断転載等を禁じます。」 と書いてあったんですが、すいません。 ホームページに書かれていた注意書きを無断で勝手に引用して、転載してしまいました。 ま、天災のようなものだと思って、諦めて貰うしかありませんが、でもって、ソロ2番手はドナルド・バードでありますか。 モーダルな中にも微妙に黒っぽいフレーバーがあったりして、ま、悪くないのではなかろうかと。 続くシダーの知的ファンキーな弾きっぷりもいいですよね。これがもしハロルド・メイバーンだったりすると、かなりベタな仕上がりになってしまうんですが、シダーの場合、シダ植物的な地味さがあって、いいです。 とまあそんなことで、テーマに戻って、おしまい。

 2曲目はアルバム・タイトル曲の 「ファー・アウェイ・ランズ」 。 これはアレです。 ジミー・ヒースの作品です。 前曲に比べて、より一層モードっ気が強いナンバーなんですが、ソロ先発はシダーでありますか。 これがまた、なかなかアレな出来で何よりなんですが、続くバードのソロもとっても鳥で、いいですな。 いいですよね、鳥。 鳥インフルが来ると言われていたのに、実際に来たのは豚インフルだったし、一方、豚さんのほうはインフルが一段落したと思ったら、今度は牛さんと一緒に口蹄疫になってしまって、踏んだり蹴ったりでありますなぁ。トンカツ屋さんに行くと 「手打ちとんかつ」 とか言って、手で打たれたりもするしー。 とか言ってるうちにビリー・ヒギンズが出てきて短いソロを取って、でもって、テーマに戻って、おしまい。 全般的にとっても新主流派で、いい出来だったと思います。 で、次。 モブレイのオリジナルで、 「ノー・アーギュメント」 。 「議論がありません」 ですか。 議論がないのは、よくありませんな。 議論というのは、あったほうがいいです。 特に大悪獣ギロンについては、もっと議論すべきだと思うんですが、何せ “大悪獣” ですからね。そのまま放っておいたら、どんな大きな悪さをしでかすか、分かったものではありません。 ま、そのまま放っておいてもガメラが退治してくれるので、いいっちゅや、いいんっすけど。 で、曲の出来のほうはどうなのかというと、アレです。 いかにもモブレイらしいハード・バップ。 ま、そういった感じです。 で、テーマに続いて出てくるテナー・ソロは、クリシェと言っていいほど、あまりにも典型的なモブレイ節だったりするんですが、ま、生節よりはマシだと思って、諦めるしかありません。 あまり好きではないんですよね、生節。 こんなん、ただの乾ききってない鰹節やん!…としか思えなかったりするんですが、それはそうと、続くバードのソロはいいですな。気合が入ってます。 いいですよね、気合。 少なくとも “血合い” よりはいいです。 あまり好きではないんですよね、カツオの血合い。 鰹節でも血合い抜きのほうが嬉しいんですが、ここでのバードは気合がたっぷり入っていて、いいです。 で、続いて生臭みのないシダーのピアノが出てきて、テーマに戻って、おしまい。

 で、次。  「ザ・ヒッピティ・ホップ」 。 ヒップでホップな作風を予感させる、モブレイのオリジナルです。 “HIPPITY” って、何だか発音しにくくて、ちょっぴり引っ叩きたくなってしまうんですが、引っ張っていい。 そんなふうにも読めますな。 引っ張れ〜、引っ張れ〜、みんなで引っ張れ〜♪ 昔、そんなテレビ番組があったような気がするんですが、 「ザ・引っ張っていい、ほっぺ」。 なんか、カワイイですな。 で、曲のほうはアレです。 典型的なジャズ・ロック調のナンバーで、ちょっとアレだったりするんですが、この頃のモブレイって、こういう手合いが多いですよね。 でもまあ、血合いが多いよりはマシだと思って、諦めるしかありません。バードのソロはけっこうシリアスだし、シダーのピアノもちょっぴりシマリスだし、とまあそんなことで、テーマに戻って、おしまい。 5曲目、 「ボッサ・フォー・ベイビー」 。 この頃のモブレイって、ジャズ・ロックと並んで、ボサノヴァ風のやつも多かったりするんですが、個人的にはまだ、こっちのほうが許せたりします。 というか、かなり好きです。いいっすよね、ボッサ。 ボッサを聴くと発作を起こす。そういう人はあまりいないと思うんですが、昔の個人ホームページには光刺激性癲癇の発作を起こしそうなヤツがありましたよね。 2ちゃんねるで祭りになってた これ とか。 (・∀・)ウェルコネ!! いちばん下に 「当院産婦人科医師佐藤光史先生の個人的ホームページへ(毎月1度写真集を更新)」 というリンクがあったので、ワクワクしながらクリックしたんですが、別に患者さんの写真集というワケでは無いんですな。ああん。。。  『ぴなのほめぱげ』 と同じくらい落胆して、真面目に曲解説をしようという意欲が完全に薄れてしまったので、以下、超テキトーに流すことにしますが、テーマの後、 (tp)→(ts)→(p) の順でソロ廻しがあって、でもって、テーマに戻って、おしまい。 「リカード・ボサノヴァ」 の亜流バージョンであるな。 ま、そう思って頂ければ、あながち大きな間違いではなかろうかと。

 で。ラストです。ドナルド・バードのオリジナル、 「ソウル・タイム」 です。 とっても 「魂の時間」 であるな。…ということを感じさせる1曲でありまして、バード→モブレイ→シダーの順で、魂のこもったソロが展開されます。 でもって、テーマに戻って、おしまい。 ということで、今日は以上です。

【総合評価】 どうせ、使い捨てカイロやろ。 そう思っていたら、意外にも4等が当たって、サンジルシの醤油、ゲット♪ …という程度には当たっていた1枚でありました。 新主流派風あり、ジャズ・ロックあり、ボサノヴァあり。 いかにも 「60年代後半のモブレイのオクラ入り作品」 でありますな、こりゃ。 1曲くらいスタンダードのバラードがあれば3等は狙えたような気もするんですが、ドナルド・バードが思ったよりも健闘しておりました。 少なくともケンドーコバヤシよりは健闘していると思うんですが、でもまあ、遣唐使ほどは健闘してないし、ま、やっぱり醤油。 そういった1枚でありました。


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