THE ARRIVAL OF KENNY DORHAM (JARO)

KENNY DORHAM (19601/10)

THE ARRIVAL OF KENNY DORHAM


【パーソネル】

KENNY DORHAM (tp) CHARLIE DAVIS (bs) TOMMY FLANAGAN (p)
BUTCH WARREN (b) ARNOLD ENLOW (ds) 

【収録曲】

STAGE WEST / I'M AN OLD COWHAND / STELLA BY STARLIGHT / DELILAH
BUTCH'S BLUES / LAZY AFTERNOON / SIX BITS / WHEN SUNNY GET'S BLUE / TURBO

【解説】

 “鵜祭り”というのがあるそうですね。“火祭り”とか“血祭り”とか“ウンコ祭り”というのは聞いたことがあるんですが、あ、最後の“ウンコ祭り”というのはですね、マンポン技士のタ○ムラ君がよく 「明日はウンコ祭りですよぉ。。。」 と自嘲気味に言ってるのを耳にするので、この業界に古くから伝わる業界用語だと思うんですが、この“自嘲気味に…”というところがちょっと問題ですよね。これがもし、 「明日はウンコ祭りですよぉ♪」 と心の底から明るく言えるようになれば彼も立派なマニアであると言うことが出来るわけでありますが、そういえば“ゲロ祭り”というのもありますよね。これはゲロポン業界の用語ではなく、岐阜県の下呂温泉で行われている祭りでありますが、そんなことはどうでもよくて、“鵜祭り”でありますな。これはどこで行われている祭りなのかというと、“”というくらいだから、ウクライナ?…と思ったらそうではなく、石川県羽咋市は気多大社に古くから伝わる伝統行事だそうでありまして、今年は12月の16日に50人から100人もの参詣者が見守る中で、華々しく挙行された模様であります。

 このお祭りはまず、そこらへんの海岸で“”を捕まえてくるところから始まるそうです。“”なんてものは、例えば岐阜の“長良川鵜飼センター”みたいなところで人工飼育されている絶滅危惧種なのかと思ったらそうではなくて、北陸あたりの海岸ではごく普通にそこらへんを飛びまわっているような、さして珍しくもないトリだったんですね。例えば桑名市の隣の長島町ではイタチが出るそうですが、地元民にとっては 「確かにイタチが出るが、それがどうした?」 といった程度の、さして珍しくもない哺乳類なんだそうでありまして、それと似たような話なのかも知れませんね。で、“鵜祭り”で使われる“”はどこで捕獲するのかというと、七尾市鵜浦町(うのうらまち)の海岸…というから、なるほど、確かに“”の1羽や2羽くらいは飛んでいてもなんの不思議もなさそうなネーミングの地名でありますな。で、“”をどのようにして捕獲するのか僕が聞いたラジオでは詳しく報道されませんでしたが、恐らくは海岸を歩いているところを後ろからこっそり付けていって、隙を見て袋をかぶせて捕まえちゃうのでありましょう。で、こうして捕まえられた“”は気多大社までおよそ40キロの道のりを2泊3日かけて3人の鵜捕部(うとりべ)によって運ばれるそうであります。いきなり拉致された上に3日間“市中引廻しの刑”とは、“”にしてみれば甚だ迷惑な話ですよね。これではウカウカと海岸も散歩しておられません。

 で、神社に連れていかれた“”はどうなるのかと言うと、しばらく“さらし者”にさせられた上で、ようやく無罪放免となります。で、この時の“飛び具合”によって来年の吉凶を占うそうでありますが、来年の吉凶や作物の出来具合などを占う祭りというのは、全国各地にわりとたくさんあるようですね。例えば桑名市の隣の多度町で行われる“上げ馬神事”というのもそうです。僕は“上げ馬神事”というとどうしても、富山の薬売りが置いていく“ネオ眞治”という名前の風邪薬を連想してしまうんですが、いや、後半の“しんじ”しか合ってませんけどね。で、“上げ馬神事”というのはどういった眞治…いや、神事なのかというと、16歳の若者が馬に乗り坂道かけ上がる神事。馬に乗り準備完了。(←どっかのサイトの写真コメントより無断引用。)…といった行事でありまして、2日間で10回くらいチャレンジして、何回成功したかによって作物の豊作・不作を占う。…といった仕組みになっております。いや、乗り手にしてみればこれは責任重大ですな。僕なんか運動神経がニアリー・イコール“皆無”に等しく、急坂を勇壮に駆け上る…どころか、助走の時点で3歩ほど進んだところで落馬しちゃうことは必至。 「イナバさんちのユージ君ではどうかと思ったけど、やっぱり。。。」 と、一家をあげて末代までの恥さらしでありまして、いやあ、多度に生まれなくてよかったなぁ。…と、しみじみ思ってしまいます。通過儀礼でバンジージャンプをやらされる村とかも嫌ですけどね。で、運悪く多度に生まれてしまった若者はそれはもう必死でありまして、馬に興奮剤を注射してみたり、馬に“馬のマル秘ショー”を見させてコーフンさせてみたりと、ありとあらゆる手段を講じているようです。もっとも“馬のドーピング問題”は動物保護団体から“いちゃもん”がついて、数年前から禁止になったみたいですけどね。

 その点、桑名の祭りはいいですなぁ。“石取祭り”なんて、鉦やタイコを叩いて、ただ騒いでいればいいだけですもんね。もっとも“石取祭り”のある町内は何かと出費が嵩んで大変みたいですけどね。山車が白木造りでは今ひとつ安っぽい。…といった意見が村の長老から出されれば“漆塗り仕様”にしなければならないし、その際に余った漆で“漆ぷれい♪”に励んだら、かぶれちゃったのぉ。…といった事態に陥れば治療費だって馬鹿にならないし、で、当日は当日でアホみたいに酒やビールを飲まされちゃうし、もしもアルコールにあまり強くない僕が参加したとしたら、恐らく“ゲロ祭り状態”になっちゃうことは必至でありましょう。ほとんど何にも食わずに酒を飲んで3日間騒ぎまくるわけですからね。以前、『これが中部の祭り膳だ!』という番組で“石取祭り”が紹介されたことがあって、果たして“石取祭り”に“祭り膳”なんかあったっけ?…と思いながら見ていると、出された料理は枝豆生姜の甘酢漬けだけでしたからね。「“祭り膳”以前の問題ですね。」とレポーターの田代まさしに言われておりましたが、思えばまさしクンも、あの頃がいちばんのピークでしたなぁ。…って、こんなどうでもいいローカル番組に出ている時点で、かなりヤバかったんぢゃないか?…という気もするんですが、とにかくまあ、「監督」として復帰…ということで、おめでとうございます。ま、映像に関してはそれなりのテクニックもポリシーも持ち合わせているみたいなので、立派な“女子高生ぱんつ映像”を撮ってくれることを期待しております。…って、過去の汚点を蒸し返すようなことを書いてはいけませんね。立派な“男風呂覗き映像”を…って、もういいですね。

 で、気になる“鵜祭り”の結果でありますが、きょう午前3時、およそ100人の参拝者が見守る中、薄暗い神殿に放たれた鵜はろうそくの火をめがけて一気に羽ばたき瞬く間に火を消しました。その素早い動きを見て、地元の長老は「来年は年の初めから景気がよくなる」と占っていました。…と、地元の報道機関は伝えております。果たして、そんな何の根拠もない“地元の長老の戯言”だけで来年の景況判断をしてもいいのか?…という気がしないでもないんですが、ま、「イナバさんちのウー吉クンではどうかと思ったけど、やっぱり。。。」 といった、一家をあげて末代までの恥さらし…といった最悪の事態は避けられたみたいだし、まずはよかったんじゃないですかね?ということで、皆様にとって来年がいい年であることを祈りつつ、2002年の“jazz giant”は、おしまい♪

 …って、まだ後半がありますかい。いや、前半が終わるとほとんど書き終えた気分になるんですが、まだジャケ絵もありますかい。で、今日からレギュラーの“トランペット編”に戻ります。 どうせなら年明けからレギュラーに戻せばいいのに。…という気がしないでもないんですが、こっちにも色々と事情があるわけでして。で、ケニー・ドーハムです。ドーハムはロッキー・ボイドマックス・ローチのアルバムにもサイドマンとして参加しておりましたので、3回連続ということになるんですが、ま、こっちにも色々と事情があるわけでして。で、『ジ・アライバル・ケニー・ドーハム』です。ずいぶんと地味なアルバムですね。“JARO”原盤ですもんね。知ってますか?“JARO”なんてレーベル。僕は知りません。あ、J.R.モンテローズの『ストレート・アヘッド』も“JARO”原盤なんですか。そうですか。またひとつ賢くなりましたね。とっても役に立つサイトですね、塩通。で、このアルバムと“DEBUT”原盤の『ケニー・ドーハム・クインテット』、“RIVERSIDE”の『ブルー・スプリング』の3枚を適当にピックアップして聴き比べてみたところ、この『ジ・アライバル・ケニー・ドーハム』がいちばんよかったのでここに紹介する次第でありますが、チャーリー・デイビスが入っているんですな。どこかで聞いたことのある名前ですね、チャーリー・デイビス。ま、とってもありがちな名前なので、チャーリー・パーカーとマイルス・デイビスがごっちゃになってるだけだったぁ。…ということで聞いたことがあるような気になっているだけなのかも知りませんが、とにかくチャリ・デビ。で、ピアノはトミ・フラ。で、ベースとドラムスはエドワード・ウォーレンアーノルド・エンロウと、今ひとつよく知らん人達でありますな。…と思っていたら、ベースのエドワード・ウォーレンというのは通称ブッチ・ウォーレンという名前で知られている人なんですね。ブッチくんなら知ってます。ブチ切れて、演奏の途中でよくブッチしちゃうベーシストですよね、多分。で、尊敬する政治家は小渕クン。結局のところ、「新しい年号は、“平成(へーせー)”です。」という発言意外、これといった印象も残さないまま死んじゃいましたが、ま、彼の遺産とも言える2000円札も“E電”並みには世間に普及したみたいだし、ま、よかったんじゃないですかね?ということで、では1曲目から聴いてみましょう。

 「ステージ・ウエスト」はドーハムのオリジナルです。ファンキーというよりもバピッシュな感じのナンバーでありまして、かなり速いテンポで演奏されております。24小節のブルースなのだが、12小節ごとに違ったメロディーをもつという面白い構成のナンバーである。…と日本語ライナーで岡崎正通が書いておりますが、なるほど、面白い構成のナンバーでありますな。わはははははは。が、ドーハムの曲にしてはあまり素人ウケのするものではなくて、どちらかというと通好みでブルボン“味ごのみ”。…といった感じのナンバーであります。姉妹品で“黒ごのみ”というのもあるんですね。個人的には“白ごのみ”の僕ではありますが、イチゴ模様を散りばめたようなのもいいかな?…という気もしますね。ただしイチゴ模様は小さい“プチタイプ”のものでなければなりません。大きなイチゴがひとつ、局部を覆い隠すように、でーん。…なんてデザインには、あまりソソられるものがありません。もし、通りすがりの女子高生がそんなぱんつを穿いているのを見かけたとしたら、「やめれ!」と言って脱がしちゃいますね、僕は。で、ソロ先発はドーハムです。ドーハムのソロは覇気溢れるもので、まさにビ・バップの時代から活躍を続けている彼の面目躍如といった感がある。…と正通クンも書いておりますが、確かにここでの彼のソロはケツ出し、いや、傑出しておりますな。途中、チャリ・デビのバリサクが絡んでくるあたりもスリリングでいいです。で、そのチャリ・デビくん自身のソロは「まあまあかな?」といった程度の出来なんですが、続くトミー・フラナガンのぴちぴちしたタッチ(By 正通クン)は良好だし、えーと、この曲に関してはそれくらいです。

 2曲目は「アイム・アン・オールド・カウハンド」ですな。「おいらは老カウボーイ」という、スタンダード史上で最も間の抜けた邦題を持つこのナンバーは、何と言ってもロリンズの演奏が有名でありますが、もうちょっと格好のいい日本名を付けられなかったものですかね?「おいらは老いぼれウシ男」とか。で、トミ・フラの弾くキュートなイントロに続いてドーハムのワン・ホーンでテーマが演奏されますが、彼特有のくすんだようなトーンが間の抜けたメロディと実によくマッチしておりますな。思わず脳裏に『静かなるケニー』のジャケットが浮かんでくるような、見事なボケっぷりでございます。もう、八割がたボケちゃってるですよね、このウシ男。で、残された二割がたの理性でもって、ボケたフリをすれば何でも許されるかな?…などと計算して、息子の嫁の目の前をフリチンで歩いたりするんですよね。微笑ましい限りです。…って、ちっとも微笑ましくねーよ。で、途中、トミ・フラのぴちぴちしたタッチのソロを挟んで、テーマに戻って、おしまい。あ、この曲ではデイビスくんはお休みなんですね。で、3曲目はスタンダードの「星影のステラ」です。ドーハムがミュートでしみじみとテーマを歌い上げますが、いやこれは“まるっきりマイルス”ですな。ま、トランペッターは誰でもミュートを付けると多かれ少なかれククレカレー、マイルスっぽくなるわけでありますが…と言ってるうちに演奏はバラードからいきなり超アップ・テンポになりましたな。成るほど、こういう仕組みだったんですな。見事なアレンジだと思います。アップ・テンポに転じてもう一度テーマを演奏して、アドリブに突入して、二番手のチャーリー・デイビスにバトン・タッチします。ここでのチャリ・デビは「まあまあかな?」といった程度の出来であります。続くトミ・フラはいいです。だいたいこのパターンですな、このアルバムは。

 はい、4曲目です。ヤングな作曲家、ビクター・ヤングの「デライラ」です。とってもおさかなの呼吸器だね。…を意味する名古屋弁?…って、それは「でらエラ」ですね。「でら、エラだでかんわー。」とか日常生活でもよく使われますよね。…って、使わねーよ。で、この曲はブラウン=ローチがやっておりました。エキゾチックな味と香りがとっても日本人ウケするナンバーでありまして、ブラウニーはミュートで吹いていましたが、ここでのドーハムもミュートですな。先程の「星影のステラ」がマイルスに捧げられたものとすれば、この「でらエラ」はブラウニーと名古屋人に対するオマージュでありましょう。アンコの入った和菓子?…って、それはおまんじゅう。…って、あまりにも基本的すぎて自分で書いてて思わず赤面しちゃいましたが、そういえば昔、キャンディに “” を入れたら“キャンレディ”というCMがありましたよね?それのパロディで、おまんじゅうに “” を入れたら“おまん”…って、関係のない話はやめて、5曲目です。今日は展開が早いです。いや、手抜きとかそういうことではなくて。で、5曲目の「ブッチズ・ブルース」はドーハムのオリジナルで、タイトルから分かるように、ベーシストのブッチ・ウォーレンに捧げられたナンバーでありますな。で、演奏のほうはブッチくんのピチカート・ソロを全面的にフィーチャーしたものでありまして、なかなかファンキーで渋い演奏に仕上がっております。そんだけ。

 6曲目はスタンダードの「レイジー・アフタヌーン」。タイトルどおりレイジーで、どこまでも深く沈み込んでいくようなメロディが印象的なナンバーです。で、演奏のほうはドーハムのミュート・プレイをフィーチャーしたカルテット演奏でありまして、トランペッターは誰でもミュートを付けると多かれ少なかれマイルスっぽくなる…の法則に従って、全体的にマイルスっぽいムードに仕上がっております。はい、7曲目。「シックス・ビッツ」マニー・アルバムのオリジナルですな。知ってますか?マニー・アルバム。“フエルアルバム”なら知ってるんだけど。…という人は多いと思いますが、そういえば昔、“フエルアルバム”のパチもんで“フヤセルアルバム”というのがありましたなぁ。ま、確かにアルバムの台紙というのは“増えるワカメちゃん”のように自主的に増えるわけではないので、“増える”よりも“増やせる”のほうが理に適っているような気もしますが、マニー・アルバムというのはアレンジャーとして有名な人なんだそうです。確か白人ではなかったかと思うんですが、この「シックス・ビッツ」という曲はファンキーな味わいがあって、黒人的な気配が感じられますね。ただ、トランペットとバリサクが絡むアンサンブル・パートはいかにも西海岸的なムードに溢れておりまして、さすがはマニ・バムだなぁ。…といった感じが致します。で、ソロ先発はドーハムです。ミュートを吹く彼も悪くないんですが、やっぱりオープンのほうがドーハムらしい感じがしますね。で、アレンジとしてはストップ・タイムが効果的に用いられております。で、ソロ2番手はチャーリー・デイビスです。これまで彼のプレイは「まあまあかな?」の一言で片付けられてきたんですが、ここでのデイビスのソロはまあまあです。ただ、ファンキーな味があって、今までの中では最も印象的な出来栄えである。…ということは言えるかも知れません。で、前後をアンサンブル・パートで挟んだトミ・フラのソロがあって、ここらへんのアレンジはさすがはマニ・バムだなぁ。…といった感じが致します。いや、マニー・アルバムが編曲しているのかどうかは知りませんけど。

 で、今年も残すところあと2曲ですね。いや、よく考えたら正月までまだ10日くらいあるので、あと1回くらいは更新出来るような気もするんですが、ただヤル気がないだけの話でありまして。で、8曲目は「ホエン・サニー・ゲッツ・ブルー」です。好きなんですよねぇ、この曲。で、ここではチャーリー・デイビスのバリトン・サックスをフィーチャーした演奏となっておりまして、ドーハムはお休みです。どちらかと言うと普段は大味な感じのプレイをおこなうデイビスなのだが、ここでのバラード・プレイはしっとりとしていて実に素晴らしい。…と正通クンも誉めているように、ここでのバラード・プレイはしっとりとしていて実に素晴らしいと思います。トミ・フラのサポートもさすがですね。ということで、ラストです。「ターボ」です。どちらかと言うと普段は大味な感じのプレイをおこなうデイビスのオリジナルです。どこかで聴いたことのある曲です。そういえば高校時代の同級生の中沢クンは“TWIN TURBO”と書かれた缶ペンケースを持っていたことが災いして、みんなから「ターボ付き」と言われて虐められておりましたが、コドモって他愛のないことで弱いもの虐めをしたりしますからね。いや、コドモって言っても高校生ですけどね。心はまだコドモでも、カラダはもう立派なオトナだねっ♪…といった高校生というのは大変に好ましいわけでありますが、…とか言ってるうちに演奏は終わっちゃいましたな。ハード・バピッシュという言葉がしっくりとくるナンバーでありまして、アルバムの最後を飾るに相応しいリラックスしたムードがもう立派なオトナだねっ♪…といった演奏でありまして、なかなかよかったのではないかと思われます。ということで、今日は以上です。

【総合評価】

 バラエティに富んだ選曲で、バップ風あり、ミュートあり、バラードあり、ベースやバリサクのフィーチャリング・ナンバーあり、ターボ付きありと、聴き手を飽きさせないつくりの1枚でありますな。地味なジャケットからして期待度は23%くらいだったんですが、ドーハムの隠れ名盤と言ってもいいんじゃないですかね?“JARO”、あなどれない。…というのが今日の結論です。そんだけ。


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