FOR REAL! (CONTEMPORARY)

HAMPTON HAWES (1958/3/17)

FOR REAL!


【パーソネル】

HAROLD LAND (ts) HAMPTON HAWES (p) SCOTT LA FARO (b) FRANK BUTLER (ds)
【収録曲】

HIP / WRAP YOUR TROUBLES IN DREAMS / CRAZEOLOGY (LITTLE BENNIE)
NUMBERS GAME / FOR REAL / I LOVE YOU

【解説】

 今日は電気鉄道について考えてみたいと思います。というのもですね、電気鉄道の分野は電気工事施工管理技士試験の穴場ではないか?…という気がするからなんですが、いや、来年のことを視野に入れて早いうちから手を打っておいたほうが賢明ではないかと思うんですよね。直前になってばたばたするのは、何だか見苦しいしー。で、電気鉄道に関していったいどのような問題が出題されるのかというと、「き電回路」というのが出ます。「き電回路」というのはいったい何なのか?…とか、「き」だけ平仮名で何だかバランスが悪いんじゃないか?…といった基本的な問題はさておいて、電車と言うのは電気で走ります。ディーゼル・エンジンで走るやつは電車とはいいません。だから「今日は電車で帰るぅ。」と言っておきながらJR関西線の「快速みえ」で帰ったりするのは重大な事実誤認であるわけなんですが、ま、そんなことはどうだっていいです。「次の文章のうち、間違っているものを選びなさい。」という問題で、過去に「JR関西線の“快速みえ”は電車である。」という選択肢が出されたためしはないので、無視してもらってもかまいません。電車で問題になってくるのは、どのようにして電車電気を供給するかということでありまして、それには大きくわけて2つの方法があるようです。

 三相三線式:三本線を用いて電力を供給する方式。一線にレールを使用する場合には三相二線式となる。

 二 線 式:二本の電線を使用するもの。一線にレールを使用する場合は直流または単相交流を使用した単線式となる。

で、三線式は電気車の集電機構が複雑になることと電車線間の電圧をあまり高くできないことからあまり使用されず、日本では主として 単線 ]式電化がほとんどなんだそうです。あ、 の中の空白部はマウスでドラッグすると字が見えるような仕組みになっておりますので、念のため。「試験にでろ・電気工事施工管理技士」を見ていた人にはおなじみのシステムなんですが、あんなページをわざわざ見ていた人が世の中にそんなにたくさんいるとも思えませんもんね。ヤマ、ほとんどハズしたしー。で、ここでひとつ判明したのは、どうやら電車の線路には電気が流れているらしいということなんですが、そんなことをしたら踏み切りで線路を横断する時、感電してビリビリしちゃうんじゃないか?…という心配が生じてまいりますよね。でもだいじゃぶ。実際のところ、ビリビリくる電気が流れているのは電車のパンタグラフが接している架線のほうでありまして、レールのほうはアースになってるだけなので、足をレールの上に接触させた状態でグラスファイバー製の釣竿でもって電車の架線をツンツン突っついたりしない限り、そう簡単に感電するものでもないようです。だから線路の上に座り込んで1時間くらいレールを触っていたところで、何の心配もいりません。もっともそのうちに電車が走ってきて轢かれちゃう恐れがありますし、轢かれなくても変質者に間違えられる心配が生じてまいります。いや、間違えられるというより、実際にかなり変質的なような気もするんですけどね。

 で、単線式の電車にも流す電気の種類によって2つのタイプがございます。交流方式直流方式というヤツです。この2つの方式を見分けるのは簡単でありまして、電車の架線をじっと眺めてみて、電気が真っ直ぐに流れているのが直流方式、ぐねぐねとサインカーブ状に流れているのが交流方式であります。そんなもん、見てわかるのか?…という気がしないでもないんですが、変質者になら分かります。それが変質者変質者たる由縁です。で、一般の人は架線を見て直流・交流を見分けることに血道をあげるより、2つの方式がそれぞれどのような長所・短所を持っているかということを覚えたほうが、よっぽどためになるような気がします。えーと、まずは電圧なんですが、これは交流のほうが[ 高い です。覚え方としては、「交わって他界(腹上死疑惑?)」でいいかと思います。どれくらい高いのかというと、普通の電車 20k ]V です。新幹線だとそれより少し高くて 25k ]V になります。「新幹線に乗って2号さん交流」と覚えるとよいでしょう。2号さんで、“25”の後に“0”が3つです。普通の電車の場合は2号さんの2割引です。直流の場合はそれよりかなり低くて、1500]V というのが一般的です。「真っ直ぐ先公。」と覚えておくとよいでしょう。生徒に「パーマはやめろ。」と指導しなければならない立場上、陰毛にだってストレートパーマをあてるらしいですからね、学校の先生。いや、その先生がただマニアなだけなのかも知れませんけど。で、ところによってはその半額の 750 ]V とか、さらに低い 600 ]V なんてのもあるようですが、この数字は「なな子ムレムレ♪」と覚えておくといいと思います。

 で、最後に交流方式直流方式の、それぞれの長所と短所なんですが、えーと、まずは電流ですね。電圧が高いほど電流は[ 低く ]てよいというのはオームの法則からも何となく理解できますよね。よって直流方式より交流方式のほうが電流は[ 小さく ]できるというのは何となく理解できると思います。それすら理解出来ないという人は、申し訳ないんですが電気工事施工管理技士の資格は諦めたほうがいいのではないかと。おそらく、その職種にはまったく向いてないと思いますしね。ただ、交流方式の場合はパンタグラフが離線して再接触する時、変圧器の突入電流によってトロリーにアークをふきやすいそうです。交流試合、再突入トロリア○メで、あ〜ん、潮吹きぃ♪…って、いくらなんでも記憶法に品が無さ過ぎますなぁ。。。大いに反省して次回からは格調高く参りたいと思いますが、ちなみに電車というのは基本的には直流モーターで動いております。直列き電方式というのは電気屋さんから買ってきた交流の電気を地上のどこかで直列に変えてから架線に流しているわけです。対する交流き電方式のほうは電車の車輌の中に交流を直流に変える装置があるわけです。そのため、地上の送電設備にはゼニがかかるものの、車輌を作るのは安くてすむのが 直流 ]方式でありまして、反対に送電設備よりも車輌のほうにゼニがかかるのが 交流 ]方式であります。そのため、2〜3時間に1本くらいしか電車が走らず、車輌が1台もあればコトが足るような農村部では 交流 ]方式が、運転本数が多くて車輌がたくさん必要な都市部では 直流 ]方式がコスト的には有利ということになりますね。ま、これは単純に「農村交流」と覚えておけばコトは簡単だと思います。

 えー、電車の歴史を紐解いて見ると、昔は 直流 ]方式しかありませんでした。モーターが直流なんやから、直流に変えてから流せばええやん。…と考えるのは、ま、自然な成り行きであると言えましょう。そこに交流方式というのが登場してくるのは、何かメリットがあったからに違いありません。結論から言うと、変電所の数を少なく出来るというのが一番のポイントだったようですね。ここはもう理屈ぬきで覚えるしか手はないと思うんですが、き電方式変電所の間隔は、次のような関係になるようです。

交流方式 (BT方式)

変電所の間隔 30〜50km

交流方式 (AT方式)

変電所の間隔 約100km

直流方式

変電所の間隔 10〜20km

 これを無理矢理にでも覚えようとすると、まず直流のほうは 「いもやへ行、うまい棒10えん、どんど焼き20えん」 と。いや、うちの近くにある駄菓子屋兼コドモのおもちゃ屋なんですけどね。「いもや」ですが芋は売ってなくて、「うまい棒」が10えん、「どんど焼き」(ソース味のあられのようなもの)が20えんで売られております。「うまい棒」4本と「どんど焼き」が1袋入って50えんという、とってもお得なパックもあります。一方、交流のほうは 「やっちゃった、出来ちゃった、生んじゃった人達が群れ集う、産後交流」とでもなんとでも。産後で30〜50キロというわけですね。かえってややこしいだけのような気もしますけどね。で、BT方式AT方式というのがいったいどのようなものなのか、まったくもってよくワカランのでありますが、変圧所の間隔としてはAT方式のほうが2〜3倍くらいエエみたいです。「AT方式のほうがエエって。」…と覚えておくといいかと思います。

 …とまあ、これだけ覚えておけば君も立派な鉄道マニア…ですかね?といいつつ、この傍迷惑な企画はあと2回ほど続きます。

 ということでハンプトン・ホーズです。ホーズと言えば日本では「ウマさん」の愛称で親しまれているピアニストでありますが、うまと言えば国際秘宝館で働いていたうまは、職場が潰れてどうなっちゃったんでしょうね?「ゑびす秘宝館」に転職したという話も聞かないし、まさかサクラ肉にされちゃったとは思えませんが、元気でやっているんでしょうかね?もしこれを読んでいたら、メールなり掲示板へのカキコなりで近況を知らせていただけると嬉しいです。で、ホーズと言えば“ワニのVol.3”を始めとする『ザ・トリオ』3部作が何と言っても有名でありまして、それに次ぐ『オールナイト・セッションズ』3部作の人気も高いんですが、バーニー・ケッセル、レッド・ミッチェル、シェリー・マンとやってる『フォア!』だって悪くないですよね。シェリー・マンと言えば、W杯でアルゼンチン、あっさり負けちゃいましたね。いや、「アルゼンチンの子供〜♪」の替歌で「シェリー・マンの子供〜♪」というのがあった事をふと思い出したんですが、この『フォア!』というアルバムは内容はともっかく、メンバー4人がゴルフに講じているジャケットを書くのが非常に面倒なので、今回はパスですな。今後もこのコーナーで取り上げられることはないでしょう。で、書くのがまだラクそうな『フォー・リアル』のほうを選んでおいたんですが、このアルバムはサイドマンがいいですね。僕はソー○ランドがわりと好きなんですが、ハロルド・ランドというのも嫌いではなく、ごく初期のスコット・ラ・ファロが聴けるというのも貴重ですよね。あ、これを書いているのは6月17日なんですが、明日はいよいよ決勝トーナメントの日本VSトルコの試合がありますよね。いや、今のヤングは知らないと思いますが、昔はソープのことを「トルコ風呂」と呼んでいたんですよね。が、トルコ政府から「トルコにトルコ風呂はないっ!」というクレームが出されて改名を余儀なくされた次第でありますが、だからおじさん相手にトルコという言葉を発するとニヤニヤされて、純情ギャルとしてはちょっぴり困ってしまいますよね。

 とまあ、そんなことはどうでもよくてハロルド・ランドスコット・ラ・ファロです。このアルバムが録音されたのは1958年の3月なんですが、僕が持っている輸入盤CDのライナーノートには61年に起きたラ・ファロの不慮の事故を悼む囲み記事が載っております。悼んでいるのはレスター・ケーニッヒなんですが、それによるとラ・ファロがコンテンポラリーに初吹込みをしたのが58年の1月とのことですので、この『フォー・リアル』でのプレイはそれから2ヵ月後ということになりますね。彼のアンタイムリーな死はジャズ界や彼の多くの友人達にとって大きな損失である…とケーニッヒは書いておりますが、ま、よく天才は早死にするって言いますからね。僕もそろそろ危ないですかね?天才である上に美男子ですからねぇ、僕は。神サマから妬まれても仕方がない立場にあると言えますが、とりあえず1曲目はホーズのオリジナルで「ヒップ」という曲です。イントロなしでいきなり、テナーとベースのデュオで演奏が始まるあたり、いかにもヒップでありますなぁ。かなり昔に流行った言葉だと思いますが、いまでも現役ですからねぇ、ヒップ。辞書で調べたらただ「しり」と書いてあるだけでしたが、ちなみにカバは口語では“hippo”(ひっぽ)というそうです。テナーとベースのデュオで始まり、すぐにフランク・バトラーが追従し、やがて呼びかけに応答するような形でホーズのピアノが入ってくるところがよいですね。とってもひっぷですね。エレキバンはピップですけどね。で、テーマ自体はシンプルながらグルーヴィーな感じでありまして、原文ライナーでは“ingenious”という単語が使われております。「独創性を持った」とか「器用な」とか「巧妙に作られた」とか「精巧な」という意味のようです。なるほど、一聴するとシンプルな曲なんですが、奥は深くて器用で巧妙で精巧だったんですね。えーと、レギュラーな12小節がベースになっていて、11小節のストレインジリーでロジカルなソー・ドゥーイングが見られると。確かにゆったりしたテーマのあと、何だか世話しない…って、そういう無責任な親みたいな話ではなくて、何だか忙しないオマケのようなパートが付随しているんですが、それがなかなかいい感じに仕上がっております。

 で、ソロ先発はランドです。この人のドライブ感は天下一品ですよね。個人的にはブラウン=ローチ・クインテットはロリンズ入りよりもランド入りのほうが好きなんですが、ホーズの乾いたタッチのピアノにはランドのテナーがよく合います。とってもロサンゼルス&シルビアな西海岸ハードバップです。えーと、例のように事務所内でのリフレッシュタイム原稿執筆なので詳しい演奏内容には触れられませんが、ちなみに今日のお昼にはトンカツを食べました。確か、50えんびきの券があったはず?…と思って財布の中から引っ張り出して見ると、有効期限が平成13年の12月まででありました。レジで恐る恐る出してみたんですが、「駄目でーす。」と、にべも無く断られてしまいました。とっても気分を害したので、今日は仕事をする気になりません。で、演奏のほうはランドに続いてホーズのソロがあって、確かラ・ファロのソロも聴けたのではなかったかと。全体的にとってもいい感じの演奏ではなかったかと。前回紹介したエルモ・ホープのタッチがオブラートに包んだ「ボンタン飴」なら、ホープのタッチは「ドンパッチ」ですよね。弾けるキャンデー・「ドンパッチ」というのは食べると口の中が痛いだけで、さして美味しいものでもなかったんですが、ホーズのピアノは弾ける上に味もあります。立派なことです。

 で、2曲目は「ラップ・ユア・トラブル・イン・ドリーム」という曲です。「あなたの悩みを夢に包んで」というような意味なんですかね?「ボンタン飴」はオブラートで包まれておりますが(←しつこい)、あなたの悩みは夢で包んじゃうんですな。つまりアメリカ人にとって「」というのは、どうやらギョーザの皮のようなものらしいんですが、しみじみとしたよいバラードに仕上がっていたのではなかったかと。ホーズはバラードが弱いとよく言われますが、なかなかどうして。ランドのテナーも極度な感傷に溺れることなく、高度な浣腸に漏らすこともなく、実にしみじみオトナのバラードでありますなぁ。…といった演奏ではなかったかと思われます。はい3曲目。「クレイジオロジー」は「キ○ガイ学」とでも訳すんですかね?( )して「リトル・ベニー」という別名が書かれていることから分かる人は分かるかと思いますが、ベニー・ハリスのオリジナルです。典型的なバップ・チューンでありまして、けれん味のないホーズとランドの真っ直ぐなプレイが満喫出来ます。あとはえーと…、何か書くことはありますか?ここの Hamp のタッチ、及び、機敏さは、バレリーナの優雅さを持っている。La Faro は、 2つの熱烈なコーラス団に貢献し、そして、ランドは、Butler と共にいくらかの優れた fours を持っている。…と原文ライナーにはありますな。なるほど、バレリーナですか。バレエといえば殿馬の「秘打・白鳥の湖」ですよね。バレーと言えばその昔、学研の『高1コース』だかに「芋の会話」というのが載っておりまして、それはどういうものかというと、

 さつまいも 「じゃがいもくん、バレーしよう。」
 じゃがいも 「しよう。」

というものだったんですけどね。…って、この話は前にも書いたことがあるような気がするんですが、ということでB面にまいりましょう。ホーズとランドの共作が2曲続きますが、まずは「ナンバー・ゲーム」という曲です。関西のほうではトウモロコシのことを「なんば」と言いますよね。なんば花月とか。関係ないですね。で、4曲目ともなると、もはや演奏内容のほうは忘却の彼方でありまして、仕方がないからウチに帰ってから書くことにしますが、ということでウチです。よく考えると今日、会社でまともにやった仕事と言えば報告書を4行書いただけのような気がしますが、「ナンバー・ゲーム」は、なかなか凝った曲でありますな。明るく楽しく調子のいいナンバーなんですが、ラテン調のリズムのイントロに続いて、ピアノとテナーのユニゾンでテーマの最初の1フレーズが演奏され、次いでテナーのアドリブ風のパートがあって、ユニゾンのテーマ演奏があって、今度はピアノのアドリブ風のパートがあって、そんなこんなでランドの本格的なアドリブ・パートへと流れていきます。ランドのソロは好調です。ラドンの風呂は盲腸に効きます。いや、効きませんかね?とにかくまあ、ソロ2番手はホーズです。ホーズのソロは好調です。坊主のモロは珍重されます。いや、珍しいだけで僕は見たいとは思いませんけどね。あ、ラ・ファロのソロもあるんですね。テナーとドラムスの4バースがあって、フランク・バトラーのソロ・パートもあって、まさに4人が一体となった好演奏であると言えると思います。で、5曲目はタイトル曲の「フォー・リアル」ですね。ラ・ファロのウォーキング・ベースで幕を開け、次いでランドがおおらかにテーマを歌い上げ、そのままアドリブへと突入します。ミディアム・ファーストくらいのテンポなんですが、ソロの途中で倍テンポっぽくなるあたりがエキサイティングですね。えーと、ランドに関しては以上です。・・・。はい、続いてホーズのソロですね。この演奏は11分21秒とかなりの長尺モノである上に、そろそろ書くことも底をついてまいりましたので、演奏を聴きながらの同時進行だと、どうしても各自のソロの間に空白時間が生じてしまうんですが、ホーズのソロは倍テンポになったり元に戻ったりで、実に変幻自在です。ブルージーだし、グルーヴィーでもあるし、トムとジェリーに出てくる犬はドルーピーでありますが、あ、スパイクという名前のブルドッグみたいなのもいますけどね。…とか言ってるうちにラ・ファロのソロが始まりましたが、ここでの彼のプレイはイントロから、バックに回ったウォーキングから、超絶技巧的なソロに至るまで、ほぼ完璧な出来栄えでございます。で、最後にランドとバトラーの4バースがあって、テーマに戻って、おしまい。演奏時間の長さをみじんも感じさせないミジンコ的な名演奏でありました。

 はい、ラストです。「アイ・ラブ・ユー」です。「あ〜い、ら〜ぶ、ゆぅ〜♪」という尾崎豊のヤツではなくて、コール・ポーターの曲のほうですね。イントロからとっても賑やかなアップ・テンポの快演でありまして、ランド、ホーズのソロとも、胸のすく思いです。ラ・ファロのベース・ランニングによるソロも凄いです。ランドとバトラーの掛けあいも形どおりに行われて、唐突に思えるエンディングも、びしっと決まっております。3分56秒という短い演奏ながら、やるべきことはきちんとやっておりまして、「要は長さじゃなくて、中身なんだよ。」という価値観を改めて教えられたようで、ある意味では勇気づけられますね。いや、僕の場合は中身のほうも自身がないから、結局のところは駄目だと思いますけどね。

 ということで、無駄に長いだけで中身が伴っていなかった今日のお話は、おしまい。

【総合評価】

 通好みの1枚ですかね?ちなみに今日の最後のほうは久しぶりに「じょるなだ」で書いているんですが、キーボードが小さすぎてストレスが無茶苦茶にたまるので、おしまい。


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