PLAYS THE MUSIC OF DUKE ELLINGTON (RIVERSIDE)

 THELONIOUS MONK (1955/7/21,27)

PLAYS DUKE ELLINGTON


【パーソネル】

THELONIOUS MONK (p) OSCAR PETTIFORD (b) KENNY CLARKE (ds)
【収録曲】

IT DON'T MEAN A THING IF IT AIN'T GOT THAT SWING / SOPHISTICATED LADY
I GOT IT BAD AND THAT AIN'T GOOD / BLACK AND TAN FANTASY / MOOD INDIGO
I LET A SONG GO OUT OF MY HERAT / SOLITUDE / CARAVAN

【解説】

 今となってはもう誰からも相手にされなくなった感のあるノストラダムスの大予言でありますが、ま、それはそうでしょう。1999年7の月、人類は滅亡するっ!とか言っておきながら、結局のところ、まったくもってなーんも起こりませんでしたもんね。その“なーんも起こらなさ具合”は「西暦2000年問題」にも匹敵するものがございましたが、『ノストラダムスの大予言』という本を出して大儲けした五島勉(ごとう・べん)としても今回ばかりは弁解の余地はなく、便所にこもって泣いているんじゃないかと思われます。いや実際のところ、本人はこの事態をどう思ってるんでしょうね?一度、アホの坂田似のムネオ君と一緒に国会の証人喚問に呼んで、五島勉の御答弁を聞いてみたいところでございますが、ということで本日のテーマは「勉(べん)の弁明」でございます。ベンベン。

 勉(べん)クンの言い分を大便するに、いや、代弁するに、ワケのわからん予言をしたノストラダムスが悪いということは言えるかも知れませんね。いや、実際のところノストラダムスの予言というのは意味不明の四行詩の形で残されておりまして、今になって思えば、あの詩はこの事件の事を予言していたんだ!…と、後になっから強引にこじつけるという、ドラえもんの「コジツケール」も真っ青の手法によって、その驚異的な的中率を確保してきたわけでありますが、勉クンがその詩の解釈をちょっと間違っちゃったとしても、一概に彼ばかりを責めることは出来ませんよね。ノストラダムスがもうちょっと分かりやすい形で予言を残しておいてくれさえすれば、勉クンとしても世間にとんだ恥を晒さずにすんだわけでありますが、そもそもノストラダムスとは一体、どういった人物だったんでしょうか?ではここで、簡単にそのプロフィールを振り返ってみましょう。

宇名マス(うな・ます) : 1903年、滋賀県の野洲町に生まれる。1919年、同郷の寺田某に嫁いで寺田姓となる。好きな食べ物は煮ナマス。

 あ、ノストラダムスと間違えて野洲の寺田マスさんのプロフィールを紹介してしまいましたが、あ、野洲は「のす」ではなく、「やす」と読むんですか?で、肝心のノスっちのほうでありますが、1503年12月(1月)14日、ローマ領プロバンス、サン・レミにて生まれる…とありますな。ほぉ。先ほど、寺田マスさんの生誕年を適当に1903年と書いておいたんですが、ノストラダムスはちょうどその400年前に生まれていたんですな。で、誕生月のところが「12月(1月)」となっているのには理由がございまして、当時ヨーロッパで使われていた暦は、現在のものとは1ヶ月のずれがあるんだそうです。だから例の1999年7の月というのは、現在の暦でいうと8月にあたるんだよ。…というようなことが勉クンの本に書いてあったような気がするんですが、よってノストラダムスは当時の暦で言うと12月14日、現在の暦に直すと1月14日が誕生日ということなんでしょう。惜しかったですなぁ。あと1ヶ月ずれていればバレンタインが誕生日ということになって、プレゼントにチョコレートをたくさん貰えただろうし、あと2ヶ月ずれていればホワイトデーが誕生日ということになって、すけすけパンツには事欠かない人生を送れるところだったんでしょうが、いや、すけすけパンツなんかそんなにたくさん貰ったところで、始末に困るだけですけどね。ま、3枚もあれば充分かな?…という気がするんですが、それはともかく、ノストラダムスは1525年に学士号と医師免許を取得して、ペストの専門医として開業しております。ペストの専門医としてベストを尽くして、チョッキを着よう!そういう夢を持った青年だったんでしょう。いいことです。

 一九九九の年、七の月
 空から恐怖の大王が降ってくるだろう
 アンゴルモアの大王を復活させるために
 その前後の期間、マルスは幸福の名のもとに支配するだろう

  (五島勉 『ノストラダムスの大予言』 祥伝社 1973 P145)

 これが人類の滅亡を予言したとされるノストラダムスの四行詩なんですが、この詩を見て、どうして人類が滅亡するなどと考えてしまった、五島勉?…という気がしないでもありませんね。唯一、人類の滅亡を予感させるような気がしないでもないキーワードとして「恐怖の大王」というのがあって、うわー、そんなものが空から降ってきたら、洗濯物が汁まみれになって困るのぉ。。。と思ってしまった主婦も多いかと思いますが、それは「恐怖の大王」「つけめん大王」を混同しておりますな。「恐怖の大王」というのはそんなものではなく、おそらくは巨大な隕石か、彗星か、あるいはソ連の原子力衛星「カッシーニ」か何かであろう。…というのが定説だったんですが、もしその「恐怖の大王」が降ってきたとしても、その前後の期間、マルスが幸福の名のもとに支配するだろうとノストラくんは言っているわけでありまして、どこにも人類が滅亡するなどということは書いてありません。じゃ、マルスというのはいったい何なのかというと、岐阜の白川町には丸ス産業という、今ひとつ了見のよくわからないネーミングの会社がありまして、恐らくはその会社のことではなかろうかと思われます。この会社が「幸福のツボ」とかを売って大儲けするであろうということを予言した詩であると解釈することが出来ますね。で、もうひとつ、この詩には「アンゴルモアの大王」という謎のフレーズが登場するわけでありますが、アンゴルモアというのはおそらくモンコウイカの親戚のようなものではないかと思われます。…って、2文字目の「ン」のところしか合ってないぢゃん?…という意見もあろうかとは思いますが、予言というのは元来、そういうものである!と強調文字で言い切っておけば、そんなものなのかぁ。。。と納得がいくと思いますので、「アンゴルモアの大王」というのは恐らく、イカの王様のようなものであろうと。そのように解釈すれば、この詩が言わんとしていることが自ずと浮かび上がってくると思います。

 ・・・・・。えーと、オチを思いつきませんね。どう曲解しても、「恐怖の大王」「イカの王様」「丸ス産業」が結びつきませんもんね。この詩を例の9月11日の同時多発テロと結びつける解釈もあるようですが、ま、確かに世界貿易センタービルに激突した飛行機は空から降ってくる「恐怖の大王」そのものですけどね。じゃ、マルスというのは何なのかと言うと、これはタリバンの最高指導者、オマル師のことっ。…を省略したものであると。じゃ、1999年7の月という予言と、テロが起こった2001年9月11日とのズレはどう説明するのかと言うと、「ま、2年と2ヶ月くらいのズレは別にいいぢゃん。」ということで、要するに細かいことは気にするなということですね。1999年9月1日はどちらもばかりで、似たようなもんだしぃ。あと問題はアンゴルモアの大王なんですが、これは何としてでもビン・ラディン師との関連をこじつけなければなりませんね。これはもう、僕の力だけではなんともなりません。ドラえもんの「コジツケール」のお世話にならなければなりませんが、えーと、ビン・ラディン師のラディンというのは日本語の螺鈿(らでん)にちなんだものなんですが、螺鈿というのは貝殻を削ってつくる細工のことですよね。で、イカもまた貝の仲間であると。よってイカの王様のアンゴルモアというのは螺鈿、すなわちビン・ラディン師を示すものである!…と。

 勉クン、ちょっぴり詩の解釈を間違っておりましたが、(細かいことを気にしなければ)ノストラダムスの大予言は的中していた!!ということで、今日のお話はおしまい。

 ということで、今週からピアノ編に戻ります。で、そのトップバッターはセロニアス・モンクです。近頃の原稿は強調文字や拡大フォントが濫発され、押しつけがましいのではないか?…という気もするんですが、それはそうと『セロニアス・モンク・プレイズ・ザ・ミュージック・オブ・デューク・エリントン』です。モンクは何と言ってもオリジナル曲を弾いてる時にこそ才能が発揮され、中でも余計な雑音が入らない無伴奏ソロが最高である。…というのが業界におけるもっぱらの評価なんですが、僕はこの評価には「ひょうかぁ?」という疑問を持っておりまして。あ、今のは「評価」と「そうかぁ?」を掛け合わしたものなんですが、いや、個人的にはモンクって、あまりよくワカランというのが実状でありまして。ラズウェル細木言うところの「モンクは聴いてると腸捻転を起こしそーになるし…」というやつですね。よって発売当時は「一般ウケを狙ってモンクにエリントンの曲を聴かせた、実にけしからん作品」として評価の低かったこの『セロニアス・モンク・プレイズ・ザ・ミュージック・オブ・デューク・エリントン』なんかは、逆にわかりやすくてイイんじゃないか?などと思っているんですが、いや、ジャケットを飾るオスカー・ペティフォードのハゲ具合にも大物の風格が漂ってますしね。で、これくらいのサイズの顔というのがいちばん似せにくいので、今日のジャケ絵は失敗に終わるだろうということを最初に予言しておきますが、このところ暖かくなってきて花粉の飛散も増え、次第に悲惨な状況になりつつある昨今、みんな、葛根湯(かっこんとう)は飲んでるかな?いや、葛根湯は風邪薬なので花粉症にはまったく効果がないんですが、小林製薬の「鼻スースー・スティック」はいけますな。何となく鼻がスースーして気が紛れるような気がする。…といった程度の薬効はあろうかと思いますが、そんなことでまあ、1曲目から聴いてまいりましょう。

 1曲目、「イット・ドント・ミーン・ア・シング・イフ・イット・エイント・ゴット・ザット・スイング」。日本では「スイングしなけりゃ意味ないね」という邦題で知られておりますが、僕がまだジャズに素人だった頃、このタイトルを見て、「なんとまあ、馴れ馴れしい曲名であろうか。。。」と思ったものでございます。「スイングしなけりゃ意味ないね」って、アンタに言われる筋合いはねーよ。…という反感すら覚えてしまったほどですが、いやあ、若かったですなぁ、ヤングな頃は。で、近頃ではそんな若者感情に配慮してか、「スイングしなけりゃ意味はない」という、幾分マイルドな表現の邦題もあるようですが、デュワッ、デュワッ、デュワッ、デュワッ、デュワッ♪というフレーズが印象的な好ナンバーでございます。で、演奏は通例、タイトルに合わせてミディアム・テンポでスインギーに演奏されるのが常なんですが、ここでのモンクは幾分ゆったりとしたテンポで、訥々とテーマを綴っているのが印象的です。でもって、ラブリーでキューティです。オチャメと言っていいかも知れません。オカメでワカメですらあります。でもって、ここでは貫禄のハゲ、おすぺ師匠ことオスカー・ペティフォードが大活躍しておりますが、モンクとペティフォードが交代でテーマをフェイクしていく感じとでも言えばいいでしょうか。ま、だいたいそういった感じの演奏でございました。

 はい、2曲目です。「ソフィスティケイティッド・レディ」です。日本語にすると、「いわゆるひとつのソフィスティケイトされたレディとでも申しましょうかぁ。」といった意味なんですが、ヤングでないとなかなか、この曲名を舌を噛まずに最後まで言い切るには難しいものがございますな。ま、無理をせず、「そひすてけいてっど・れでぇ」くらいで妥協しておいたほうが無難なのではないでしょうか。で、ここでのモンクの演奏はアート・テイタムの影響を如実に感じさせるものとなっております。オリジナルを弾いてる時にはこれほどまでテイタムが出ていることはなかったように思われますので、これは新しい発見でした。いわゆるひとつのニューなディスカバリーでした。…と、先週の土曜日このあたりまで書いたところでシゴトに呼び出され、日曜日も夜遅くまでシゴトで、そのまま1週間が経過してしまいました。で、この木曜日には藤沢でうんこポンプの工場立会検査というのがあって、夜はヨコハマで泊まってまいりました。で、金曜日は終日自由行動ということだったので久しぶりにゆっくりさせてもらったわけですが、あ、ちなみに今、帰りの新幹線の中でございます。新横浜でシューマイを買ったので、鞄の中から若干のシューマイ臭が漂ってくるわけでありますが、それはそうと「ソフィスティケイティッド・レディ」ですな。えーと今は演奏を聴ける環境ではないのでよく覚えてはいないんですが、何だかアート・テイタムっぽい演奏であるなと、そういうところまで話が進んでいたような気がします。で、それ以外のことはよく覚えていないので、次の曲に移りたいと思います。えーと、3曲目は「アイ・ゴット・イット・バッド・アンド・ザット・エイント・グッド」ですね。1曲目の「イット・ドント・ミーン・ア・シング・イフ・イット・エイント・ゴット・ザット・スイング」もそうなんですが、エリントンの曲にはうまく脚韻を踏んだリズミカルなタイトルの曲が多いよね。…と僕の知り合いの客員教授(漢文担当)が言っておりましたが、さすがは漢文担当だけあって、脚韻(きゃくいん)などという難しい専門用語をよく知っておりますな。で、曲のほうはというと、しみじみとしたバラードでありまして、モンクの演奏もしみじみとしていたのではないかと思われます。えーと、僕のこの演奏に関する記憶は、そんだけ。

 はい、4曲目です。こだま号は今、浜松駅に着いたところなので、早くしないと名古屋に着いてしまいます。急ぎましょう。で、4曲目は「ブラック・アンド・タン・ファンタジー」ですな。タイトルはおそらく「黒となんとかの幻想」というような意味だと思うんですが、“TAN”というのは何なんですかね?タン塩牛タンゲームタン、もしくは痰壷血痰でしょうか?「黒と痰の幻想」ぉ?…とか思ってちょっとザウルスの辞書で調べてみると、「皮をなめす」とか「皮膚が日に焼ける」というような意味でありました。「黒と茶の幻想」というタイトルで言う“茶”というのは、日焼けした肌の色のことだったんですな。で、演奏のほうは家に帰ってからまたゆっくりと聴くことにして、ちなみに僕は黒とか茶という色はあまり好きではありません。黒いパンツとか茶色いパンツとかにも、まったくソソられるものを感じません。ま、茶色いパンツはウンコがついてもあまり目立たないから、ちょっとイイかな?…という気もするんですが、それは「ソソられる」という事とは、まったく次元の違う話ですからね。で、曲・演奏とも実にしみじみとしたものではなかったか?…と記憶しているんですが、続く5曲目の「ムード・インディゴ」を含めて、ちょっと似たようなムードの演奏が続いて単調になっちゃっているかな?…と、僕の知り合いの丹頂鶴が言っておりましたが、客員教授から鳥類まで、付き合いの幅が広いですなぁ、僕って。で、そういった意味で僕のオススメは6曲目の「アイ・レット・ア・ソング・ゴー・アウト・オブ・マイ・ハート」でありまして…、あ、もう名古屋に到着しますね。

 ということで家に帰ってまいりました。名古屋から桑名までのJR関西線の車内ではあまり可愛くないギャルが2名、声高にどーでもいい話を繰り広げておりまして、実にハタ迷惑でありました。いや、可愛いけりゃ騒いでもイイというわけではないんですが、横浜線で僕の前の席に座っていた女子高生は顔はまあまあだったんですが、なかなかロリっぽい可愛い声をしておりましたな。彼女の場合は許してもイイかな?とか思いつつ様子を伺っていたんですが、いや、あまりじろじろ見ていると、パンツが見えないかな?…と期待をしているおじさんと勘違いされる恐れがあって、それは僕にとっても本意ではないので、寝ているフリをして、たまに薄目を開いてチェックしておりました。いや、結局パンツは見えませんでしたけどね。で、僕のオススメは6曲目の「アイ・レット・ア・ソング・ゴー・アウト・オブ・マイ・ハート」という曲でありまして、ミディアム・テンポの実に“らぶりぃ&きゅーてぃ”なナンバーでございます。この手の曲はレッド・ガーランドあたりがカクテル・ピアノ風にやるとよさそうな感じなんですが、モンクだってヤル気になりゃ、こんな可愛いタッチのピアノだって弾けちゃうんですね。おすぺ師匠のピチカートも強力無比で、とってもいい演奏だと思います。

 はい、あと2曲です。今夜はこれから夜中の1時に起きてスキーに行く予定なので、8時半には寝なければなりません。僕がコドモの頃の就寝時間がやはり8時半でありまして、「8時だよ!全員集合」の後半部分をちゃんと見た記憶がないんですが、ま、後半が軽く扱われるのは“jazz giant”も同じことだしー。で、制限時間まであと50分ほど(ジャケ絵描画タイムも含む)しかないので先を急ぎますが、7曲目の「ソリチュード」は無伴奏ソロであります。個人的にはヒマな演奏だと思います。で、アルバムの最後を飾るのは、おなじみの「キャラバン」でありますな。きゃー、ウマ きゃー、ロバ きゃー、ラバ、ん〜♪という投げやりな作風の俳句で知られる曲でありますが、何事にも「きゃ〜」と騒いで、ん〜♪と絶頂に至るギャルというのは、何だか可愛くてイイですなぁ。あまり顔が可愛くないギャルが「きゃ〜」とか騒いでると、「うるせー!」とか思ってしまいますけどね。で、この曲はラテンのノリで派手に決めるのが“お決まり”なんですが、あまり派手じゃない人が無理に明るく振る舞おうとすると麻原ショーコーの空中浮遊のごとく浮いてしまうものでありまして、いや、ショーコー君の空中浮遊というのは浮いているというより座禅したままでのジャンプにしか見えなかったわけでありますが、「僕って、無理に明るく振る舞おうとすると、浮いちゃうタイプだよね?」ということを自覚しているモンクは大人でありますなぁ。ここでの彼はそれなりにはラテンのノリを取り入れてはおりますが、決してハメをはずしてはしゃぐことなく、全体的には地味な感じに仕上げております。ほぉ、ラバ、ふーん。…といったところでしょうか。

【総合評価】

 ま、確かにちっともモンクらしいところがなくて、その手の筋の人には物足りないかも知れませんね。その手の筋の人というのは、例えば肛門括約筋の人とかそういった人のことを指すわけでありますが、あ、昨日泊まった横浜伊勢佐木町ワシントンホテル(←会社の金だからイイところに泊まった。)の便器にはウォッシュレットがついていたんですが、その使用説明には「つまみを回すと温水が噴出し、肛門を洗浄します。」などと書いてありました。何かこう、もうちょっと婉曲な言い方はないのか?…という気がしないでもないんですが、いや、間違ったことが書いてあるわけではないので、別にイイんですけどね。で、日本語と併記して英語の説明もあったので、はたして“肛門”の部分にはどんな英単語が使われているのか?…と思って、かなり期待して読んでみたんですが、こちらのほうはどういうわけだか「YOUWASHする。」といった、かなり婉曲な書き方になっておりまして、期待はずれもいいところでありました。“YOU”ではわからん。具体的にどの部分を洗浄するのか、もっと詳しく説明して欲しかったところでございます。ついでに言うと、ビデのほうで洗浄される部位についても詳細な説明を、出来れば図解入りで解説していただけるとよりベターだったのではないかと思われます。…とまあ、僕がこのホテルの便器について言いたいのはそれだけなんですが、ちっともモンクらしいところがない分、モンク嫌いの人にはけっこう聴きやすくて楽しめる1枚ではないかと、かように思う次第でございます。そんだけ。


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