THE FOX (CONTEMPORARY)

HAROLD LAND (1959/8)




【パーソネル】

DUPREE BOLTON (tp) HAROLD LAND (ts) ELMO HOPE (p)
HERBIE LEWIS (b) FRANK BUTLER (ds)

【収録曲】

THE FOX / MIRROR-MIND ROSE / ONE SECOND , PLEASE
SIMS A-PLENTY / LITTLE CHRIS / ONE DOWN

【解説】

 先日、大垣にあるソフトピア・ジャパンというところで、電子入札・電子認証関係の講習会というのに参加しました。東京から何だかよくわからんテレビ局が取材に来るということで、とっても緊張しました。とっても緊張しながら講義を受講していると、カメラマンのおじさん、照明のおじさん、ディレクターらしいおねえさんの3人がやってまいりました。おねえさんの顔を見た瞬間、やばいと思いましたね。もし彼女と目が合ったりすれば、「まあ、素敵なお方っ♪」と一目惚れされて、「ああん、どうしてもあの人に“いんたびゅー”したいのぉ♪」という事態に陥る可能性は極めて高いと言わざるを得ません。シャイで無口な僕としては、そういう事態だけはどうしても避けたいところでありますが、恋に落ちてしまったオトメの心だけはどうすることも出来ません。まず手始めに受講風景の撮影が行われたんですが、一番前の席に座っていた僕は照明係のおじさんにライトで照らされて、遠くから5秒ほど“ナマ動画”を撮られてしまいました。おそらくディレクター嬢から、「ああん、あの人を撮るのぉ♪」という指示が出されたものだと思われます。

 で、いよいよ休憩時間であす。いんだびゅーは休憩時間に行われるということだったので、緊張はいやがおうにも高まります。いんたびゅーの最中に緊張のあまり失禁したりすると、とんだ恥さらしなので、とりえあず便所に行くことにしたんですが、教室を出て、廊下で待機しているディレクター嬢の横を通るときが危ないですよね。もし、ちょっとでも目が合うようなことがあればアウトです。「僕としては、ま、あまり気は進まないんだけど、キミがどうしてもという言うのなら、いんたびゅーに協力するにヤブサカではないんだけど…」という台詞まで用意して教室から外に出たんですが、彼女はすでにオッサンを1人捕まえて、いんだびゅーの真っ最中でありました。「いやあ、捕まらなくてよかったなぁ。。。」と、ほっと胸をなで下ろした僕は便所に行って出すものを出し、で、出すものを出して失禁の恐れがなくなったので、すっかり安心して自販機でジュースを買って飲み、そして教室の前まで戻ったんですが、彼女は相変わらず廊下でいんたびゅーに励んでおられます。どうやら、いんたびゅーは廊下で行う方針のようでありまして、となれば教室に逃げ込む手だな。。。と判断した僕は人気の少ない部屋に戻って、入り口から3番目の一番前の席に腰を下ろし、休憩時間が終わるのをじっと待っていたんですが、するとやがてディレクターのおねえさんが、カメラマンと照明係のおじさん約2名を引き連れて、教室の中へと入ってまいりました。どうやら今度は、「ちょっと気分をかえて、教室でいんたびゅーしてみよっカナ?」ということらしいんですが、いやあ、オトメ心というのは移り気なものですなぁ。。。こうなってくると教室内はまだ人気がまばらなだけに、“アタリ”になる確率はかなり高いと言わざるを得ません。周囲を見回しても何だか冴えなさそうなオッサンばっかりだし、いなば君、ピンチ!

 ディレクター嬢は教室に入ってくると、入り口に一番近い席に座っていたオッサンに 「5分か10分くらい、いいですかぁ?」 と声をかけました。どうやら彼女は一番手近なところで妥協する方針のようですが、時計を見て確認すると、次の講義が始まるまで、あと10分ほどでありました。ということは、このオッサンに対する質疑応答が10分に及べば、これでおしまい。話がぜんぜん盛り上がらなくて5分で終わっちゃえば、もう1人ということになりますね。どうなることかと固唾を飲んで事態の推移を見守っていると、オッサンとの話はぜんぜん盛り上がらなかったようで、「もう1人」ということになってしまいました。「やばい!」と思いましたね。おねえさんと僕の席までの距離は5メートルも離れておりません。「ついに来るかぁ?」と覚悟を決めたんですが、つづいてディレクター嬢はさっきのオッサンの隣に座っていた入り口から2番目のオッサンに声をかけました。どうやら彼女は二番目に手近なところで妥協する方針のようですが、この順番でいくと、次はいよいよ僕ということになってしまいます。2番目のおっさんへのいんたびゅーが5分ほど持続すればイイんですが、最初のオッサン以上に話がぜんぜん盛り上がらなくて、1分くらいで終わっちゃたりするとピンチです。どうなることかと固唾を飲んで事態の推移を見守っていると、このオッサンはなんとか4分ぐらいは持ちこたえて、“いんたびゅー・たいむ”はこれにて終了ということになりました。

 ほっとしたような、「一目惚れ問題はどうなったんだ?」と、ちょっぴりがっかりしたような複雑な気持ちでありましたが、ちなみに彼女のインタビューは、「今日の講義の内容はどうですかぁ?難しいですかぁ?」とか、「今日の講義の内容をこれからの業務にどういかしていこうと思いますかぁ?」といった内容でありまして、インタビューされたほうの人は「作業服を着た中年のオッサンである」という共通の特徴を有しておりました。おそらく彼女の意図としては「これまでコンピュータとは無縁の生活を送ってきたのに、電子入札の導入という事態に直面して戸惑っている、冴えない中年の哀愁土建屋」といった映像を撮りたかったのでありましょう。そのため、「ああん、どうしてもあの人に“いんたびゅー”したいのぉ♪」という切ないオトメ心を犠牲にしてまで、仕事を優先して気のすすまない中年のオッサンへのインタビューを敢行したわけでありまして、実にデケたおねえさんであると言わざるを得ません。ということで“電子入札”の話でありますが、これはまあ、今まで入札用紙にボールペンで「100えん♪」とか書いて封筒に入れ、割印をして入札箱に投入するという方式で行われていた公共事業の入札制度を、インターネットを利用して行えるようにしようというものなんですが、 実施に際してはセキュリティの問題がかなり重要になってくるというのは用意に察することが出来ると思います。塩サバ物産(仮名)が「100えん♪」と入力して送信したのを、ライバル社であるヤックン商事のマスター(←赤いスニーカー愛用)に盗まれでもしたらワヤですからね。「そっちが100えんなら、こっちは98えんにしておこう。」というので、仕事を取られてしまいます。ちなみに入札制度というのはインターネット・オークションとは違い、開札時間がくるまで他社が入札した金額はわからないようになっておりまして。ということで、ここで一度改行を入れておきますが、

 「暗号化」ということが非常に重要になってまいります。ま、実際の電子入札のシステムというのは、すけべ画像を見たさのあまり、思わず有料サイトに “JOIN US!” して、会費をクレジットカードで払ってしまったことのあるおじさんなら楽勝だねっ♪といった程度のものなんですが、いや、暗号化とか電子認証とか、そのへんの難しいことはコンピュータが勝手にやってくれるわけですからね。ところが講師のお兄さんは、このあたりの難しい技術をわりと詳しく説明してくれまして、個人的にはとても興味のある内容だったんですが、土建屋のおじさんにとってはまったくもって意味不明で、こりゃ、寝ているしかねーなと。でもテレビが取材に来ているから寝ているわけにもいかず、映像としては、まったくもってヤル気の感じられない絵ヅラになったのではないかと思われます。で、そんな中に「暗号の歴史」という話があったんですが、世界で初めて暗号を用いたのはローマ帝国のジュリアス・シーザー(カエサル)なんだそうです。なぜ暗号を考え出したのかと言うと、手紙を運搬する係のおじさんというのが、今ひとつ信用出来なかったからなんですけどね。ま、「この手紙の中身は絶対に見ちゃいかん!」と言われれば、余計に見たくなっちゃうのが人の常でありまして、一概に手紙を運搬する係のおじさんを責めることはできないんですが、ともかくカエサルは中身を見られても内容がわからないように暗号を考え出したんだそうです。どういう暗号なのかと言うと、


  A → D 
  B → E 
  C → F
  D → G
  E → H
  ・      ・
  ・      ・
  ・      ・
  X → A
  Y → B
  Z → C   

 と、文字を3つシフトさせて置き換えただけの単純なものだったそうですが、ちなみにこの方式は専門用語では「カエサル暗号」とか「シーザー暗号」と呼ばれているんだそうです。 この方式は仕組みが単純なだけに解読するのも簡単なわけですが、太平洋戦争の時に日本軍が使っていた暗号が解読され、それが命取りになっちゃったのは有名な話ですけどね。暗号がすっかりバレちゃってるのを察した日本軍は焦って、とりあえず昔の薩摩弁を早口でしゃべることにより急場をしのいだそうですが、これが意外と有効だったという話も残っております。ということで、最後にとっても簡単な暗号文を書いておきますので、今日の原稿が終わるまでに解読してみてくださいね。

 せちみかなみらにすらねみちみににすら?


 ということでハロルド・ランドです。このところ「先日、名古屋で仕入れてきたCDシリーズ」というのをお届けしているわけでありますが、この『ザ・フォックス』というCDは、「持っていたような気もするしぃ、持ってなかったような気もするしぃ、ま、いっかぁ。」…と、重複買い覚悟で買ってきたんですが、聴いてみたところまったく記憶にない内容だったので、「買ってよかったんだぁ♪」と安心した次第であります。が、まったく聴いた記憶のないアルバムだって、持っていないという保証はないな。。。と心配になって先ほど調べてみたところ、やっぱり持ってました。やばいっすね。もしかしたら脳がスポンジ状になっているかも知れませんね。もしかしたらこのコーナーでも取り上げたことがあったりするかも知れませんが、ま、ジャケ絵も書いちゃったことだし、「ドンマイですぅ、ヒロシせんぱぁ〜い♪」ということで、えーと、コンテンポラリー盤でありますな。コンポラ盤ではありますが、原盤はハイファイ・ジャズでありまして、このハリウッドにあったマイナー・レーベルはすぐに潰れちゃったのでコンテンポラリーがマスター・テープを買い取って再発したものでございます。コンポラ盤の『エルモ・ホープ・トリオ』も同じパターンなんですが、この『ザ・フォックス』にもホープが参加して4曲のオリジナルを提供しておりまして、「実際にはメンバーのエルモ・ホープの役割が大きい」と、日本語ライナーに佐藤秀樹クンが書いております。ちなみにタイトルの『ザ・フォックス』というのはランドのニックネームなんですが、『ザ・ファックする』じゃなくて、キツネの“FOX”なので、間違えてはいけません。「ああん、“ファックする”って、とってもイイのぉ♪」と発言しようものなら、あらぬ誤解を受ける恐れがございますので注意が必要です。とまあそんなことで、では1曲目から聴いてみましょうね。

 で、1曲目はその「ザ・フォックス」です。ランドのオリジナルです。このところずっとジョルナダで原稿を書いていて、例の翻訳ソフトをぜんぜん活用していないので、たまには使ってみようと思うんですが、“THE FOX”は正しく「狐」と翻訳されました。ちなみに“THE FUCK” はそのまま片仮名に変換されました。“BLOW JOB”はフェラなんとかと出ます。さすが、すけべサイト閲覧用に特化した翻訳ソフトだと思いますが、ちなみにウノ先生が書くところの「そのもの」に相当する“COCK”という単語はそのまま片仮名に変換されたほか、別解釈として「ぴんと立ちなさい」とか「ぐいと上に向けなさい」という訳語もありました。それが出来れば苦労しないんだよぉ。。。という嘆きも聞こえてきそうでありますが、そんなことはどうでもよくて、(←ホントにどうでもいいですなぁ。。。)ハロルド・ランドの「ザ・フォックス」はアップ・テンポの、たいへん元気のいいナンバーでございます。ま、元気はいいんですがメカニカルなバップ風のナンバーなので、マイナー調・命!の日本人には今ひとつウケがよくないかも知れませんね。そのあたりがランドが今ひとつ日本で人気が出ない要因ではないかと思われますが、イキがよくてドライブ感のあるフレーズはこの人の真骨頂ですよね。どんな速いテンポでも破綻しないプレイはブラウン=ローチ・クインテットでも実証済みなんですいが、ところでこのアルバムに入っているトランペッターのデュプリー・ボルトンって、誰?この人、はっきり言って期待度は皆無だったんですが、実際に演奏を耳にしてみると、ブラウニー直系の素晴らしいソロを披露しておりまして、思わぬ拾いものでありますな。特に後半、ランド、バトラー、ボルトンの4小節交換が、やがて2小節交換に突入していくあたり、ああ、蘇る“ブラ・ロー・5”のコーフン!…という感じで、とってもよかったっす。

 はい、2曲目です。ホープのオリジナル、「ミラー・マインド・ローズ」です。翻訳すると「ミラー心バラ」と出ました。まったく駄目です。「MIRROR-MIND」で「心を写す鏡」とか何とか、気の効いた言い回しがあるのではないかと期待したんですが、さっぱりでした。すけべ系以外には弱いと見ましたが、「ミラー心バラ」はいかにもホープらしい、しみじみとしたバラードでありますな。あ、「ミラー心バラ」の「バラ」は、バラードのバラなんですかね?とにかく日本人としてはこういう曲調を待っていたわけでありまして、佐藤秀樹クンが「エルモ・ホープの役割が大きい」と評価するのも、こういうところに起因するのでありましょう。イントロのボルトンのトランペットはちょっぴりブルー・ミッチェル風でありますな。で、演奏が進むにつれて、ちょっと退屈になってきたなぁ。。。という感が無きにしもあらずなんですが(←曲の構成が凝りすぎ。。。)ランドのソロに入るとちょっぴり盛り返します。ボルトンのソロは、まあまあ。ホープのソロは地味です。ま、元来、根が地味な人ですしね。ちなみにこの人、バド・パウエルとは幼なじみらしいんですが、バドの弟のリッチー・パウエルと似たようなところがありますよね。根が地味なところとか。

 ということで3曲目。「ワン・セカンド・プリーズ」。これもホープのオリジナルです。ミディアム・ファストなんですが、ホープらしい哀感の感じられるナンバーでありますな。タッド・ダメロンの影響も感じられますね。ちなみにタイトルは「2分の1どうか」と出ましたが、この訳語はどうかと思うなぁ。。。という気がしないでもありません。で、そろそろ面倒になってきたので“ライナー丸写しモード”に入ろうと思うんですが、えーと、佐藤秀樹クンの日本語ライナーのほうは、ホープのオリジナルは妻に捧げたバラード「ミラーマインド・ローズ」以下、「ワン・セカンド・プリーズ」、「シムズ・アプレンティ」、「ワン・ダウン」で、いずれも彼らしい魅力的な楽想による作品となっている。…って、そんだけ。もう、秀樹クン、“やる気なしモード”全開っ!という感じでありますが、となると頼みの綱はレナード・フェザー君の原文ライナー(猪俣光一クン訳)でありますな。おそらく鳥の羽根のような軽やかな筆致でホープの楽想とランドのプレイを論じてくれているものと思いますが、その他の4曲はすべてホープの作品である。…と書いてある他は、「エルモには本物の天才を感じた。私は彼を畏敬するばかりだった。」というランドのコメントが引用されているだけでした。仕方がないので自分で書きましょう。 ピアノによるイントロに続いて、テナーとトランペットのユニゾンで、いかにもホープらしい楽想のテーマが演奏され、んで、ランド、ボルドン、ホープと快調なソロが続きます。そんだけ。

 4曲目です。「シムズ・ア・プレンティ」という曲です。 石清水 溢れて泉の 秋となる と、思わず1句詠んでしまいましたが、いや、意味はよくワカランのですけどね。今ひとつよくわからん曲調でありまして、ホープという人は後年になるにつれ、新境地を開拓しようとして失敗しちゃったような気がしないでもないんですが、ま、「懲りすぎて裏目」といったところでしょうかね?“ほ→むぺ→じ”でも、ヘンに凝ってフレームとかジャバを多用したりすると、ただ単に見にくくなるだけですもんね。塩通が至ってシンプルな作りになっているのはその辺の状況を充分にふまえてとことでありまして、いや、手抜きとかセンスがないとか、そういうことではなくて。。。で、演奏のほうは今ひとつよくわからんテーマに続いてホープのソロがあって、いかにも線が細くて頼りなげなタッチが彼らしいですよね。続いてランドのいつも通りのソロがあって、ま、これと言って特徴がないといえばそれまでなんですが、好不調の波が少なくて、長野オリンピックのジャンプ団体戦のメンバーでいうと“安定性の斎藤”といったところでしょうか。続くデュプリー・ボルトンはレナ・フェザのライナーによると「ジャズ史に“刻まれたかも知れない”並はずれたミュージシャンのうちのひとり」であって、「サウスサイド・ロサンジェルス・クラブで演奏している彼を聴いたランドは、クリフォード・ブラウン、ファッツ・ナヴァロ依頼の新鮮さとヴァイタリティを感じ、すぐさまレコーディングに起用することを決めた」と。が、69年の時点では消息不明になっているようでありまして、ま、“幻のトランペッター”のたとえで言われる一人であると言えるかも知れませんね。写真で見る限り、ちょっぴりマリオン・ブラウンに似た風貌をしておりますが、その演奏は極めてオーソドックスなハード・バップ・スタイルでございます。で、そのボルドンのソロの後、フランク・バトラーのドラム・ソロがフィーチャーされて、テーマに戻っておしまい。

 5曲目の「リトル・クリス」はランドのオリジナルです。当時9歳だった彼の息子に捧げられた曲だそうですが、クリスくんが大きくなってクスリをカジるようになったかどうかはサダカではありません。少なくともレナ・フェザがライナーノートを書いた69年の時点では将来を嘱望される若きピアニストのひとりとして、父と一緒にジェラルド・ウィルソン・オーケストラで演奏していたんだそうです。曲はえーと…、ま、キャッチーなメロディと言ってもいいかも知れませんね。…と、キャッチャーの山倉クンも言っておりましたが、そういえば昔、山倉とキャバクラ、野球がうまいのはどっち?というクイズがありましたよね。野球選手なのは山倉のほうなんですが、山倉クンはよくボールを後ろに逸らして、お世辞にも野球がうまいとは言えないからなぁ。。。と、ずいぶん答えに迷った記憶がありますが、流れるようなメロディが印象的なナンバーですな。で、ソロ・オーダーはランド、ボルドン、ホープのジュンです。いや、順です。“ジュン”というのは「潤ってきちゃうんです。」という時に用いられる擬態語(擬音語?)でございまして、で、そんなことはどうでもよくてラストの「ワン・ダウン」ですね。ホープのオリジナルで、いかにも彼らしい楽想は悪くないんですが、ちょっぴり懲りすぎかな?といった感が無きにしもあらずでありますな。ソロ・オーダーはボルドン、ランド、ホープの順だと思います。いや、まだボルドンのソロの途中なんですが、きっとそうなると思います。で、最後は4バースですかね?…とか書いてるうちにホープのソロが始まりました。“きっとそうなるハズ”が、そうならないのが人生というものでありまして、だからこそ生きていて楽しいのでありまして、ああ、生きているってイイなぁ。。。とういうことで、結局、4バースもなくて、その変わりにフランク・バトラーのドラム・ソロがありましたが、全体的には「まあまあかな?」といった出来でありました。あ、最後に先ほどの暗号文の解読方法を書いておきますが、ローマ字入力モードにして、暗号文の通りにキーボードのカナ文字のキーを押していけばOKです。最初の「せ」は「P」のキーという具合ですね。最後の「?」はそのまま「?」でOKです。ま、非常にくだらない文章なので、解読してみるだけ無駄だということを忠告しておいて、今日の原稿はおしまい。せちみかなみらにすらねみちみににすら?

  

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