今日は高内縁…って、ぜんぜん駄目ですなぁ、WindowsCEの“IME”。。。「口内炎」と変換するのに「くち・うち・えん」と単漢字変換しなければならないようでは使いものになりませんで、ちょっと高いけど“CE版ATOK”を買うちゅうに、もう。で、今日は口内炎について考えてみたいと思うんですが、というのもちょうど今、口内炎が出来ているからなんですけどね。僕はわりと口内炎が出来やすい体質のようで、もう、しょちゅう出来ちゃいます。僕がよく罹るビョーキのランクとしては、1に下痢便、2に口内炎、3、4がなくて、5に肛門疾患という感じなんですが、つまり口内炎というのは僕にとっては切れ痔よりも親密な間柄にあるわけでして。とまあそういうことで、今日は口内炎発症のメカニズム、予防法、治療法などについて考えてみたいと思います。題して『ウインドで口内炎を直すんや!』直らねーよ、んなもん。
えー、このぉ、一口に「口内炎」と申しますが、この「口内炎」という名称には若干の問題点がありますよね。まず第一に、「口内」というコトバの響きがよくありません。どうしても「“BLOW JOB”から“CUM SHOT”へ」という流れを連想してしまいます。いいですねぇ。…ぢゃなくて、いけませんねぇ。というか、もってのほかですよねぇ。だいたい「口内炎」というのは「口の中に出来る炎症」というにはちょっと無理がありますよね。ま、確かにあれは口の中といえば口の中なんですが、イメージ的には口の中というよりも「唇の内側」といったほうがより近い気がしまして、で、発症のメカニズムとしては、巷間では「疲れると出来る」とか「栄養が足りないと出来る」とか「おさかんだと出来る」などと言われているようなんですが、果たしてそれは医学的に見て正しいのでありましょうか?「おさかんだから」って、いつも口内炎を作っていては左官屋さんの立場がないような気がするんですが、いや、この際、左官屋さんはぜんぜん関係がないですかね?ということで、まず最初に「どういうとき、人類は口内炎になるのか?」という問題について検討してみましょう。
で、調べてみた結果明らかになったのは、「口内炎ネタで1回分の原稿をまかなうのは極めて困難である」という衝撃的な事実だったんですが、となると、何とか他のネタを考えなければなりません。ということで今日は「バイキング」について考えてみたいと思うんですが、いや先日、桑名にあるバイキングの店に行ってみたわけなんですが、なんという店なのかというと「バイキング桑名」というのがその名前なんですけどね。この店に関しては以前にもこのコーナーで少し紹介したことがありまして、えーと、なになに。駐車場から最初の螺旋滝までは約1時間のハイキングぅ?はい、却下。1時間もハイキングするくらいなら牛ヒレ肉石焼き御膳はあきらめて、最近、ウチの近くに出来た「バイキング桑名」という店の焼肉食べ放題にしちゃいますね、僕だったら。というのがその時の原稿なんですが、この度、念願かなってこの店に行くことができましたので、その感想などを書き連ねてみたいと思います。ところで、どうして「食べ放題」のことを「バイキング」と言うんでしょうね?
で、調べてみた結果明らかになったのは、「どうやら海賊のバイキングと何やら関係があるらしい」ということなんですが、いや、調べる前からだいたい察しはついていたんですけどね。少なくとも「バイキン+陰具=バイキング」でないことだけは確かだと思っていたんですが、ぜんぜん関係ないですもんね、「食べ放題」と「陰具」。おまけに「バイキン」のほうは食べ物関係の店ではタブーですし、いや、桑名にあったんですけどね、「くさりや」という名前の魚屋さん。「ばいきん」と「くさりや」。サバや牡蛎を買うならどっち?と聞かれれば、どっちも嫌だと答えるのが無難な線ではないかと思いますが、バイキングというのは長島スパーランドにもありますよね。いや、食べ放題じゃなくて海賊船をかたどった遊具なんですが、普通サイズの「バイキング」と、ジャンボ・サイズの「ジャンボ・バイキング」の2種類がございます。特にこのジャンボ・バイキングのほうは「人工的船酔い発生装置@げろげろ」といった要素が強く、1度動かすたびに必ず1人はゲロを吐くため、「ゲロ掃除用のモップ」と「ゲロ掃除要因のアルバイト」が用意されているそうです。食べ放題のバイキングでしこたま食いまくって、「これで十分に元は取った。」と喜んだ直後にジャンボ・バイキングに乗ったりすると、せっかく食べたものを全部戻して、一発逆転の大赤字。。。という悲劇を招きかねませんので、注意が必要ですね。
で、海賊のほうのバイキングなんですが、これは言うまでもなく、船を襲って金銀だの、 財宝だの、徳川埋蔵金だの、御馳走だの、旨い酒だの、場合によってはギャルの貞操だのを奪ったりするとんでもない極悪な集団なんですが、この「何もかも奪い尽くす」というあたりが「食べ放題」に相通じるものがあるので、恐らくこんな名前が付けられたんでしょうが…と、僕の考えではその程度の曖昧なネーミングなのではないかと思っていたんですが、調べてみたところ、もうちょっと具体的な名前の由来があることが判明しました。結論から言ってしまうと、バイキング発祥の地は「帝国ホテル」ということらしいんですが、で、いつのことかと言うと、昭和33年(1958年)のことらしいんですけどね。えーと、当時の帝国ホテルの支配人の犬丸徹三クンはホテルに新しくオープンするレストランのコンセプトを考え続けていたと。で、そんなある日、デンマークはコペンハーゲンの地で“スモーガスボード”というスカンジナビアの伝統料理に出会ったと。出会いのきっかけはよくわかりませんが、「僕、テツゾー。料理大好き人間なんだ。料理が大好きなギャル、募集中だよ。お友達になろうよ。で、ついでに、ナマの君を賞味してみたいな♪」などと出会い系サイトに登録したのかも知れませんね。何が「ナマの君を賞味してみたいな♪」だ、テツゾー!という気がしないでもないんですいが、それがきっかけで「バイキング」という「食べ放題レストラン」が誕生したというのだから、世の中、何が幸いするか分かったもんぢゃありませんなぁ。
で、その“相撲画酢暴動”というのがどういうものだったのかというと、魚介料理や肉料理、薫製、酢漬けなどをたくさん用意して、各自が好きな料理を好きなだけ食べることができるという、俗に「バイキング方式」と呼ばれるものだったんですが、これを食べて「これや!」と思った料理好きのテツゾー君は、日本に戻って自分のホテルのレストランでもこの方式を際用することにしたと。で、その「食べ放題方式」に、北欧の海賊の名にちなんで「インペリアル・バイキング」という名前を付けたと。うん、なるほど。そういうことだったんですな。ちなみに帝国ホテル本館の17階には今でも「インペリアル・バイキング」というレストランがあるそうですが、伝統ある「バイキング」の名前を受け継いでいる以上、「バイキング桑名」だって帝国ホテル並み…とまでは言わないまでも、少なくとも「旅館・四日市屋」くらいの格調は確保されていることでありましょう。
果たして「バイキング桑名」の料理の質はどうなのか?お値段はいくらなのか?場合によっては昔の海賊のように店員ギャルの貞操を奪ったりしてもイイのか?いや、んなもん奪ってイイわけがないんですが、場合によっては「ノーパン・バイキングの店」だったりする可能性もありますよね。ということで、気になる探訪レポートは次回に続きます。
さ、今日からはヴァイブ編です。というか、「先ごろ、名古屋で仕入れてきたCDシリーズ」というのをお届けしようと思うんですが、いや先日、名古屋でエバラ製作所の「焼肉のたれに関する研修会」というのがあったので、その帰りに近鉄パッセのタワーレコードと、名鉄メルサのヤマギワに寄って、8枚ほどCDを仕入れてきたんですけどね。で、その中にデイブ・パイクのアルバムが1枚あったんですが、その翌日にデイブ・パイクが「旭便所祭」に出演するという情報が提供され、何だかうれしく、何だかめでたいので、シリーズのトップバッターとして紹介しようと思った次第でございます。えーと、ブツは『ジャズ・フォー・ザ・ジェット・セット』というタイトルのアトランティック盤でありまして、で、アトランティック盤の輸入盤CDというのは今ひとつデータの記載がしっかりしてなくて、このアルバムも録音年月日が不明なんですが、「スケルトンタイプのガッチャマンヘルメットをかぶったオネーサン」のジャケットの趣味から判断すると、恐らく1970年代の前半でありましょう。ちなみにデイブ・パイクには1962年録音の『パイクス・ピーク』という有名盤がありまして、これはビル・エバンスの参加もあって非常に人気が高いわけでありますが、これ1枚を除けば、これといったアルバムがないのが現状ですよね。いや、僕がそれ以外のアルバムを知らないだけのことなんですけどね。で、69年には“デイブ・パイク・セット”というグループを旗揚げしておりますが、この頃の演奏は個人的にはあまりピンとこない感じがあります。ということで、この『ジャズ・フォー・ザ・ジェット・セット』も期待度は皆無なんですが、ま、とりあえず聴くだけ聴いてみることに致しましょう。
えーと、このアルバムのメンバーは悪くありませんね。ハービー・ハンコックが入っております。これはうれしいですね。他にはえーと、クラーク・テリーも入っております。これは個人的には「まあまあかな?」といったところなんですが、2つあるセッションのうち、一方に参加しているブルーノ・カーの存在がうれしいですね。何がうれしいのかというと
・「ぱんつ、青ぉ♪」「ほぉ、今日はブルーのかぁ♪」
という俳句を詠んだことがあるので何となくうれしいという、ただそれだけのことなんですが、残念なこともありまして、それは何かというとデイブ・パイクがヴァイブではなく、全編でマリンバを演奏していることなんですけどね。「マリン婆」というのは何だか水産系の婆さんみたいで悪くないし、「マラん棒」というのはギャルにとってはタマらんものであるわけですが、いや、タマではなくて棒のほうなんですが、それはともかく、マリンバといのはあまりよくありませんよね。ヴァイブに比べるとそのプレイも奥が浅くて、何だか「子供のオモチャ」というイメージがあるんですが、ま、マリンバしかやってないんだから、そういうものなんだと思って諦めてもらうしかありません。
で、1曲目「ブラインドマン・ブラインドマン」。ご存知、ハービー・ハンコックのオリジナルでありますが、「ブラインドマン」というのは「ブラをつけたインド男のことではなく、「目が不自由な人」のことですね。ターバンこそつけてこそすれ、さすがにブラまではつけてませんもんね、インド男。で、この曲はハービーが子供た頃に聞いたスイカ売りの声をモチーフにした…って、それは「ウォーターメロン・マン」(←好きなアンパンマンのキャラはメロンパンナちゃん)のほうですか。で、この「目が不自由な人、目が不自由な人」はその続編にあたるわけですが、あまりにも泥臭くて、名古屋弁で言うと「どえりゃあ、泥臭ぁでかんわー。」という感じがあって、個人的にはあまり好きではありません。で、この曲をパイクの一味はホーン・アンサンブルを交えて、ずいぶんとポップなムードで演奏しておりまして、えーと、それ以外にはあまり詳しくは覚えておりません。
ということで、2曲目です。今日は水曜日なので塩通を更新しなければならないわけでありますが、あいにくと今日はアフターファイブにネタがでかいと評判の回転寿司「でかねた寿司」というところに行かねばなりません。そこでやむを得ず「こっそりエディター」というのを使ってこっそりと原稿を書いているわけでありますが、音楽の中身に関する記述が極めてテキトーであったとしても、そういうやむを得ない事情でありますので、ひとつ大目に見てくださいね。「でかねた寿司」がぜんぜん盛り上がらなくて、早く帰宅したアカツキには補足説明を書く所存でありますが、で、2曲目は「ジェット・セット」でございます。何だかとってもベタなポップ調の演奏だったなぁ。。。ということ以外、何も覚えてはいないんですが、あ、そうそう。このアルバムでは何曲かでハービーがオルガンを弾いてるんですよね。ま、ハービーが挽肉を挽いているのならともかく、オルガンを弾いているぐらいではそれほど珍しくもないんですが、ま、ピアノとはぜんぜん違うスタイルなのでそれなりに興味深いと言えば言えるでありましょう。ということで、3曲目の「サニー」。サニーというと、どうしても
「サニー」→「サミー」→「栗ぢゃむ」
という連想が働いて、栗の味がして今ひとつだったな。。。という悪いイメージしか浮かんでこないんですが、あ、あれはサミー嬢ではなくて昆布青年のお土産でありましたか。で、ジャズで言うとすぐにソニー・クリスの『アップ・アップ・アンド・アウェイ』のバージョンが脳裏に浮かぶわけでありますが、それに比べるとここでのパイクのプレイは、かなりチープな仕上がりになっております。ということで4曲目なんですが、ここまでくるとまったくと言ってもいいほど何にも記憶に残っておりませんで、これではさすがに硬派ジャズ系サイトとしての矜持が保たれないような気がするので、諦めて家で続きを書くことに致しましょう。
ということで、ただいま帰宅しました。あ、ちゃんと「でかねた寿司」にも行ってきたんですが、でかねた寿司のねたのネタはまたいずれ書くことにして、とりあえず1曲目から聴き直してみましょう。CDをMP3に落としてジョルナダちゃんに取り込んでおきましたので、聴きながらレビューを書くことができるわけですが、1曲目の「ブラインドマン・ブラインドマン」はマリンバがリードするメロディにホーン・アンサンブルが絡む形でテーマが演奏され、で、そのままパイクのマリンバ・ソロへと流れてまいります。ソロ自体は「まあまあかな?」といった感じなんですが、バックの演奏はかなりチープでありますな。僕はチープよりもソープのほうが好きなんですが、ソロ2番手のクラーク・テリーと思われるトランペット・ソロはかなりジャジーな仕上がりで、続くハービーのオルガン・ソロもソウル臭に溢れていて、とても良好です。少なくともウンコ臭いのよりはいいですよね。ということで2曲目です。「ジェット・セット」はパイクのオリジナルで、これまたチープなジャズ・ロック調のナンバーなんですが、親しみやすいメロディにはとってもポピュラリティがありますなぁ。で、パイクのマリンバ・ソロとハービーのオルガン・ソロが聴けます。クラーク・テリーと思われるトランペット・ソロも聴けます。もしかしたらメルビン・レスティンという人のほうかも知れませんが、よくはわかりません。
ということで3曲目の「サニー」ですね。オルガンとその他の楽器との絡みでテーマが演奏されますが、わざとなのか、それともただのヘタクソなのか、あ、言葉遣いがちょっぴり下品でしたね。クソというのは言葉が悪いので「ただのヘタうんこ」と言い直しておきますが、サビのところのマリンバの音が思いっきりハズレていて、聴くものの涙を誘います。えーと、この曲に関して僕が言いたいのは、そんだけ。で、4曲目の「ホエン・アイム・ゴーン」は「ザ・サイドワインダー」のリフのパクリとしか思えないパイクのオリジナルでありまして、親しみやすいメロディにはとってもポピュラリティがありますなぁ。で、テーマが終わると同時に飛び出すトランペット・ソロがかなりイケておりまして、続くパイクのマリンバ・ソロも、思わず声が出ちゃうほどの熱演ぶりでございます。ま、全体の印象はベタなんですけどね。で、続く「ユーヴ・ゴット・ユア・トラブルズ」は親しみやすいメロディが印象的なポップ・チューンで、その次の「スィート・テイター・パイ」もポップなナンバーで、マリンバの叩き出すテーマ・メロディにホーン・アンサンブルが絡むというアレンジはちょっぴりマンネリ気味でありますなぁ。。。ま、テリーのトランペット・ソロとハービーのオルガン・ソロが好調なので、テーマは別にどうでもいいです。
はい、あと2曲です。「ジャスト・セイ・グッバイ」は今までと似たような感じの演奏で、はい、あと1曲です。「デビレット」は便タッカーの曲らしく、ということで、今日は以上です。やっぱり『パイクス・ピーク』のほうが数段上ですなぁ。。。というのが結論です。