GUITAR GROOVE (JAZZLAND)
RENE THOMAS (1960/9/7,8)
【パーソネル】
J.R.MONTEROSE (ts) RENE THOMAS (g) HOD O'BRIEN (p)
TEDDY KOTICK (b) ALBERT HEATH (ds)
【収録曲】
SPONTANEOUS EFFORT / RUBY , MY DEAR / LIKE SOMEONE IN LOVE / M.T.C.
MILESTONES / HOW LONG HAS THIS BEEN GOING ON? / GREENSTREET SCENE
【解説】
まずは小話三題です。
(その1)
先日、ぼくが会社に行くと、やんぐなタカシマ君が話しかけてきました。
「最近、扇風機の風に当たると体中が痛いっすよ。これって痛風っすかね?」
知りません。
(その2)
先日、現場から会社へ帰る途中、前方から「けった女子高生」が走ってきました。風の強い日だったので、パンツが見えないかな?と期待しながら眺めていたんですが、次の瞬間、風でスカートがばーっとめくれて、白い太股がむき出しになりました。白いパンツもイイけど、白い太股というのも悪くないなぁ。。。と思いました。そんだけ。
(その3)
今日、11時頃に会社を出てクルマを運転していると、携帯が鳴りました。鞄の中にしまってあったので、取り出すのに手間取っているうちに切れました。おそらく会社からだろうと思い、着信履歴からコールバックしてみたんですが、留守電になっていて誰も出ないんですよね。改めて番号を確認すると見に覚えのない携帯の番号だったので、おそらく間違いだろうと判断して無視することにしたんですが、しばらくするとその番号からスカイメール(ドコモで言うショートメールのようなもの)が入りました。
「誰?」
無視していると、しばらくしてまた入りました。
「誰?」
無視したんですが、相手はしつこくメールを入れてまいります。
「遊ぼうよー♪」
ここに来て僕は、うーんと考えましたね。これは恐らく、暇を持て余した人妻の仕業ではなかろうかと。暇にまかせてテキトーな番号をコールして、すけべメールの相手をさせようという魂胆なのでありましょう。しかし生憎、僕はそのようなものにはまったく興味がございません。で、間違いなら間違いで、そのことをはっきりと相手に伝えておいたほうがいいのではないか?僕はそう考えて、メールを返信することにしたんですけどね。
「番号をお間違いではありませんか?」
僕はあくまでも紳士的なのでありますが、するとすぐに返事が返ってまいりました。
「あなたは何才ですか?」
やはり間違いなどではなく、相手は意図的であったことが判明したわけですが、こうなってくるとこちらとしても、ちょっぴり「すけべ心」というものが生じてきますよね。素敵な出会いが待っているカモ?と、ちょっぴりドキドキしながら返事を出すことにした33才の僕。で、ここはやはり、サバを読んでおいたほうが得策かな?とも思ったんですが、後でバレたりしても困るので、正直に答えておくことにしました。
「33才」
なーんだぁ、いいトシぢゃん。。。というのでがっかりして、もうメールがこなくなるかな?とも思ったんですが、すぐに返事が返って来ました。うれしかったですね。
「あなたはどこに住んでいますか?」
どうやら僕にかなり興味を持ったみたいなんですよね。ま、メールの内容からして、いかにもインテリジェンスを感じさせる好青年という感じがするので、相手の人妻が僕に恋心を抱いたとしても、何ら不思議ではないんですけどね。で、すぐにでも返事を書きたかったんですが、いや、「三重県の桑名というところです。この前、ヘリコプターが落ちたところです。」とでも書けば、けっこう話が盛り上がるぅ?とか思ったんですが、あいにくと僕はクルマを運転中の身でありまして。しかも目的地である町役場のすぐ近くまで来ておりまして、なんとか昼休み前に書類を届けなければなりません。ま、返事はシゴトが終わってからだな。。。と思っていたんですが、相手のほうは、もう、待ちきれないのぉ。。。という心境だったのでしょう。しばらくするとまた、メールが入りました。
「僕のちん○ん、見て♪」
見ねーよ!
@
はい、今日は時間がないので、前半部分は縮小版です。ま、更新をお休みするよりはいいぢゃん?とか思ったんですが、「ちょっと前に名古屋で仕入れてきたシリーズ」も、今日が最終回です。レーン・トーマスという白人(だと思う)ギタリストのリーダー作でありまして、この人のことはまったくもってぜんぜん何にも知らないわけでありますが、ジャズランド盤はハズレが少ないし、J.R.モンテローズだって入ってるし、ということで、ちょっと買ってみました『ギター・グルーヴ』。タイトルもいいですよね。ポケトラエコで翻訳したら「ギター溝」と出ました。使えるソフトですなぁ。まったく。。。あ、このソフト、先日バグって立ち上がらなくなっちゃったので、「あ〜ん、インストールしてやるのぉ。。。」とアンインストールして再インストールしたところ、見事に復活を果たしました。で、手始めにちょっと海外系画像サイトの翻訳を試みたんですが、『ああ、いいえ、ああという声...。』とか『私のニャンニャンを見なさい!!良い味!!』とか出てきて、実に味わい深いものがございました。いや、このソフトでは、ウノ先生が書くところの「あすこ」に相当する英単語が「ニャンニャン」と訳されるようでありまして。で、僕はまったく興味がないんですが、よく調べれば『僕のちん○ん、見て♪』などというサイトもあるかも知れませんね。
で、こんな用途ばかりに使っているのも何なので、輸入盤CDのパッケージ裏に書いてある解説文を翻訳してみようと思うんですが、えーと、どれどれ。
Belgian guitarist Rene Thomas [1927-75] was in the midst of a five-year residency in Montreal when he cut this album , the sole American session to feature him as leader.
It verifies Sonny Rollins's comment at the time that Thomas was as inventive as any of his U.S. guitar contemporaries.
The former protege of countryman Django Reinhardt , whose mature style also reflected the later innovations of Jimmy Raney , delivers a model hard-bop program here , with critical assistance from the similarly underrated J.R.Monterose , who contributed three originals as well as several gritty tenor sax solos.
はい、翻訳ボタン、ぽん!
彼がこのアルバム(リーダーとして彼を主演させる唯一のアメリカのセッション)を切ったとき、ベルギーのギタリストReneトーマス[1927-75]はモントリオールの中に5年の在籍のまん中にいた。
トーマスが彼のアメリカ・ギター同時代人の何でもと同じくらい発明だったことは、その時にサニーRollinsのコメントを検査する。
同じように過小評価されたJ.R.Monteroseからの重大な援助で、成熟したスタイルがまた、ジミーRaneyの後の革新を反映した同国人Django Reinhardtの元被保護者は典型的な難しいバップ・プログラムをここで届ける。そして、その人はいくつかのgrittyテノール・サックス・ソロと同様に3つのオリジナルに貢献した。
お、思ったよりも使えるぢゃん。“サニーRollins”って、誰?という点を除けば、概略で意味が汲み取れるのではないかと思われますが、汲み取り便所というのはよくウジが湧きますなぁ。で、今日もまた「ボスキラータイム」なんですが、昨日は大垣にあるソフトピア・ジャパンというところで建設CALS/EC関係の研修がありました。で、パソコンにネスケが入っていたので塩通のチェックをしてみたんですが、なるほど、確かにアンカーが機能しませんなぁ。。。いや、「@まーく」をくりくり♪すると後半部分に飛ぶという機能なんですが、前半の「ジャズとぜんぜん関係のない部分」を読み飛ばしたい人は“IE”をご利用いただくよう推奨致します。
で、ジャズと関係ある部分。レーン唐鱒はベルギーの出身であると。ベルギーというとアレですな。中古の衣料品ですな。…って、それは古着ぃ。ぜんぜん違いますね。で、JRモンテちゃんの重大な援助交際のおかげで、このアメリカでの唯一のセッションが実現したとのことでありますが、そのモンテちゃんはいくつかのgrittyテノール・サックス・ソロと同様に3つのオリジナルに貢献していると。“gritty”の部分が訳されておりませんが、どういう意味なんでしょうね?「ぐりぐりした」という程度の意味でしょうか?と思ってザウルスの辞書で調べてみると「根性のある」という意味でありました。ま、「ぐりぐりした」でもある程度、意味はわかりますけどね。
ということで、1曲目。ところでいま気がついたんですが、
1.エクセルのワークシートを全画面表示で開いておく。
2.その上に「Cool Editor」のウインドウを小さく開いておく。
3.いざという時はエクセルのワークシートをクリックする。
4.「Cool Editor」の画面はその下に隠れる。
という方法を使えば、何もわざわざ不自然極まりない「ボスキラー」などを活用する必然性はなかったんですねー。さようなら、ボスキラー。ということで1曲目です。「自然発生的な努力」。JRモンテが貢献した3つのオリジナルのうちの1つです。アル・ヒースのドラムに続いて演奏されるテーマはスピード感があり、いかにも「典型的な難しいバップ・プログラム」といった感じですね。“Hard-Bap”という単語は正確には「いかしたバップ」、略して「いかっぷ」とでも訳したほうが感じが出るんですが、ま、ポケトラエコにそこまで要求するのは酷でありましょう。で、典型的な「いかっぷ」でありながらテナーとギターが対位法的に絡むあたりは白人的なセンスも垣間見られ、かと言って白人ジャズにありがちなアレンジ重視のスタイルではなく、演奏はあくまでもアドリブ勝負。で、ジャケットの顔から判断して「ブルージーさ」といった観点ではまったく期待していなかったレーン・トーマスのソロが、けっこうイケてるんですよね。『ギター・グルーヴ』の名に恥じない溝ぶりであるといえましょう。で、JRモンテのぐりぐりしたテナー・ソロもいいです。なんとかというピアニストの「淡白なウイントン・ケリー」といった感じがしないでもないソロもいいです。えーと、僕の記憶に残っているのはそんだけです。
2曲目「ルビー(私の愛するもの)」。あ、この訳はいいですな。“RUBY”と“MY DEAR”の間には“ ,”があるだけなのに、ここに(かっこ)を持ってきたアイデアが秀逸ですな。もう秀一クンも真っ青?という感じでありますが、この曲の出だしはJRモンテの名演「コートにすみれを」を彷彿させるものがありますな。トーマスのギターとのコンビネーションもよく、たまたまの名バラードであると言えましょう。えーと、僕の記憶に残っているのはそんだけです。
3曲目「愛している誰かに似合いなさい」。これはどういう意味なんですかね?「こちら、お似合いね。」と言われるようなペヤングになりなさい。といった意味なんですかね?歌詞のほうは「あたしぃ、何かぁ、恋しちゃったみたいでぇ。」といった感じではなかったかと記憶しておりますが、レーン・トーマスはこの「しみじみバラード」をミディアム・テンポで「超イケてるって感じぃ?」に料理しておりまして、とってもスインギーなナンバーに仕上がっております。ちなみにこの曲ではJRモンテはお休みです。
はい4曲目。「M.T.C.」という曲です。モンテ・オリジナルです。何か、「ベルギーのエスプリ」を感じさせるようなキャッチーなメロディが印象的な、歌モノっぽい好ナンバーではなかったかと想いますが、ちなみに僕の車は三ナンバーです。いや、3ナンバーじゃなくて、三(重)ナンバー。はい5曲目。「標石」ですな。これはマイルスの「マイルストーンズ」なんですが、あの『マイルストーンズ』の「マイルストーンズ」ではなく、パーカーも演奏したことがあったようなような気がする古いほうの「マイルストーンズ」です。個人的には『マイルストーンズ』の「マイルストーンズ」よりも、こっちのほうがイイ曲であるように思われます。サビの部分など、かなりタッド・ダメロンの影響を感じさせますよね。で、JRモンテのソロは、この曲でもっとも「らしさ」が発揮されていたように思われます。トーマスだって頑張っていたように思われます。
ほい6曲目。いつも「はい」ばかりで変化がないので、今回は「ほい」にしてみたわけですが、スタンダードの「どれくらい、これは続いていたか?」ですな。やっぱりぃ、長く続いたほうがイイよねぇ。という
意見はあろうかと想いますが、持続力よりも密度の問題だと思うんですけどねぇ、僕個人としては。で、演奏のほうはブルースっぽい感じもあるギターの無伴奏ソロでありまして、いや、もしかしたらベースも入っていたかも知りませんが、よくはわかりません。いや、「ポータブルCDの音をFMで飛ばしてリベロ・ビジネスワゴンのラジオで聴く。」といった環境では、ベースの音がしてるんだか、してないんだか。。。といった感じでありまして、で、演奏そのものも極めて地味でありますな。こんなに地味でいいのか?本人はこれでイイと思っているのか?このことで今まで、母親に注意されたことはなかったのか?と、思わず問い質したくなるほど地味でありまして、いや、僕が母親の立場だったら注意しますね。「駄目ぢゃないの、たかし!」とか。が、注意されたレーン・トーマスのほうとしても、「でも僕、たかしぢゃないしぃ。。。」ということでどうすることも出来ず、どうすることも出来ないままに演奏は続けられ、で、結局は地味なまま終わってしまいました。…といった1曲でありました。
へいラスト。「ほい」に比べて威勢がいいですよね、「へい」。「GREENSTREET場面」はモンテのオリジナルで、とっても威勢のいいナンバーだったと思います。ということで、今日は以上です。