- 【アルバム名】
- STAR BRIGHT (BLUE NOTE)
- 【リーダー名】
- DIZZY REECE (1959/11/19)
- 【パーソネル】
- DIZZY REECE (tp) HANK MOBLEY (ts) WYNTON KELLY (p) PAUL CHAMBERS (b)
- ART TAYLOR (ds)
- 【収 録 曲】
- THE RAKE / I'LL CLOSE MY EYES / GROOVESVILLE / THE REBOUND /
- I WISHED ON THE MOON / A VARIATION ON MONK
- 【内 容】
- 旅先のホテルで目覚めたとき、まず最初に何をしますか?僕の場合は、そうです
ねぇ、部屋の窓を開けますね。窓を開けてその日の天気を確認するわけでありますが、
窓を開ける際に「窓を開ければ〜♪」と淡谷のり子の声色で歌うことも忘れてはいけま
せん。で、裾野市の今日の空模様は見事なまでのドン曇りでありまして、天気予報であ
る程度の覚悟は決めていたものの、やはり天気があまりよくないということを目の当た
りにすると、昨夜飲んだカクテルのように、ちょっぴり“ブルース・ブルー”な気分に
なっちゃいます。で、続いては“すけべビデオ”のチェック。何も朝からそんなことぉ
。。。と思われるかも知れませんが、それには深い訳がありまして。というのもホテル
ルートイン裾野のテレビは一般放送は無料なんですが、一般でない特殊な放送はテレビ
に付属の機械に100円玉(10分)もしくは500円玉(60分)を入れるシステム
でございました。で、いままでの“ホテルねた”の原稿を読んだことのある人ならわか
ると思いますが、僕って、この手の特殊放送にはぜんぜん興味がないんですよねー。だ
からホテルに泊まっても視聴することなどほとんどなく、ましてやビデオに録画するな
ど考えてみたこともないわけなんですが、人間には好奇心というものがありますよね?
で、せっかくまあ、こうして富士の裾野まで来たわけだし、世の中には「せっかくだし
ぃ。」という言葉もあるわけだし、見もしないで「けしからんっ!」と文句をつけても
始まらないわけだし、それに何よりじっくりと鑑賞してみたいしぃ。ということで、と
りあえずテレビに付属の装置に100円玉を1枚入れてみたんですけどね。
-
- すると思ったとおり、実にけしからん情景がまさに始まろうとする、その一歩手
前という情況だったんですけどね。で、「おっ。」とか思いながら、ベッドに寝ていた
情況から状態を起こし、もう少しじっくりと事態の趨勢を確認せんとしたまさにその瞬
間、画面はザザーという砂荒らしに変わってしまったのでありました。あせって財布の
中身を確認したんですが、あいにくと100円玉は1枚もなくて、500円玉が1枚だ
けあったんですよね。1000円札でジュースを買って小銭を得るという方法も視野の
片すみにはあったんですが、悪いことにこのホテルは1階まで降りないと自販機があり
ません。降りてエレベータを出た瞬間、フロントのお姉さんと目があって、あっ、すけ
べビデオがいいところで時間切れになって、あわてて小銭を作りにジュースを買いに来
たんだぁ♪」とか思われても、あまりにもずばり正解過ぎて、何だか癪ですしね。それ
に何より、コトは急を要するわけでありまして。「背に腹は変えられない」というのは
、こういう情況を言うのでありましょう。えーい、ままよー。と500円玉を投入した
わけでありますが、それから約10分で佳境は過ぎ去ったのでありました。かくして“
すけべビデオ鑑賞装置”は約50分相当の権利を残したまま保留状態におかれたのであ
りました。
-
- で、夜中にふと目が覚めて、世の中には「せっかくだしぃ。」という言葉もある
わけだし。とか思いつつ鑑賞したりもしたんですが、それでもまだ約40分相当の権利
は残っているハズなのでありました。で、朝、目が覚めてとりあえず天気を確認したあ
とで気になったのが“すけビデ残量問題”でありまして、というか、その問題が心に引
っ掛かっていて目が覚めたのかも知れませんが、あわててスイッチを入れた僕の目に飛
び込んできたのは様々な色が四角く並んだカラーパターンでありました。世の中にこれ
ほどショックなことはありませんよね。実はこの原稿を書いているのは裾野でショッキ
ングな朝を迎えてからしばらくたった月曜日の夜で、今日の昼にはチキン竜田揚げ弁当
を食べ、午後からは仮設発電機の自動起動盤の配線工事をやったんですが、どうも配線
のやり方が悪かったらしくって、試運転したら遠方監視装置の基盤が焼けちゃったらし
いんですけどね。
- 小学校5年のときに家は焼けるし、オイルなしで発電機を回せばエンジンは焼ける
し、今度は配線を間違えて基盤が焼けるしで、もう、妬けちゃうくらいに憎いヤツ♪っ
て感じでありまして、監督の某・○芝のおじさんに叱られて結構ショックだったんです
が、そのときよりも朝、ビデオを見ようと思ったらカラーパターンだったときのほうが
ショックの度合いは大きかったです。で、しばらくはボーゼンと窓からどんよりと曇っ
た空を見上げていたわけですが、僕は立ち直るのもわりと早いほうでありまして。で、
失意のどん底からわずか10分ではい上がると、すかさず“すけべチャンネル”のスケ
ジュールをチェックしてみたんですが、24時間放送のはずの特殊チャンネルは、ちょ
うど僕が目覚めた6時半から30分だけ、エアポケットのような空白時間があるようで
ありまして。それが判ってほっと胸を撫で下ろした次第でありますが、今までの人生に
おいて、この時ほど放送再開までの20分間が長く感じられたことはありませんでした
。
-
- ということで、その日の富士五湖周遊ドライブについて触れるスペースがなくな
りましたが、最後にひとつだけ、某・○芝のおじさんの事を書いておきましょう。叱ら
れたから言うわけなんですが、このおじさんはちょっぴり変です。先日、藤沢に客先説
明に来たとき、夜遅くなったから途中のサービスエリアで晩ご飯を食べたんですけどね
。で、このおじさんは「チャーハンと豚汁」を頼んでいて、このメニュー自体もちょっ
と問題アリ?って感じなんですけどね。チャーハンはスープ付きだったから、そんなに
汁物ばかり食べてどうする?と言ってやりたかったんですが、それはまあ個人の勝手だ
から別にいいんですけどね。で、問題なのはチャーハンの食べかたでありまして、この
おじさん、左手にレンゲ、右手に箸というスタイルでチャーハンを食べるんですよね。
どうするのかというと、右手の箸でチャーハンをすくって左手に持ったレンゲの上にの
せ、そして箸でちょこちょこと形を整えてから、ぱくっとチャーハンを食べるわけなん
ですが、そんなことしなくても右手でレンゲを持ってチャーハンをじかにすくって食べ
たほうがラクだと思うんですけどね。もし僕が女だったら、こんなチャーハンの食べか
たの話をする男は嫌やな。。。と思った次第でありますが、今日、僕を叱ったりせず、
「ちゃんと配線を確認しなかった僕も悪かったんだけど。」とでも言ってくれれば、こ
んなどうでもいいチャーハンの食べかたをインターネットで全国に発信されなくてすん
だものを。。。と思うと、ちょっぴりかわいそうな気もしますので、明日になったら明
るく「おはようございます!」と挨拶しておこうと思います。
-
- @ ども。実直・素直な好青年、さばです。『じゃまイカ倶楽部』にそう書いて
あったから、それはもう間違いがないわけなんですが、だからいつも書いてるでしょう
が、根はシャイで無口な好青年だって。あれでも昨日(10月15日の“静岡じゃまイ
カ・ナイト〜黒ハンペンな夜を貴方と”)は、頑張ってけっこうしゃべったほうなんで
すけどね。おかげで、かなり失礼なことも口走ったのではないかと思われますが、「新
鮮なおさかなが食べたい。」という当方の希望で入ったお店でイカ氏が最初に注文した
のは「豆腐」でした。できるな!という感じですな。あとは「おさしみ」ですか。新鮮
なおさかなといえば当然「さしみ」なわけで、これは差し身がいいことで有名だった元
・逆鉾の井筒親方だってそう思うわけありまして、あ、ヴァーチャルな世界では超若者
感覚を全身から放っておられるイカ氏なんですが、“生イカ”の正体は渋いおっさんで
ありました。いや、メールには
-
- > その左側(南側)で身長165cm、口ひげ、細めの眼鏡をかけた怪しげな
中年がいて
- > 赤いヴァージンレコードのビニール袋をかぶって、じゃない持っていたらア
チキです。
- > コールサインは「今日の気分はイカが?」「サバサバしてます♪」でよろし
く!
-
- とか書いてあって、僕は良識のあるオトナだから、そんな恥ずかしいコールサイン
は嫌だ。。。と返事をしておいたんですが、相当ヘンな兄ちゃんが来ると思っていたよ
うですな。おこめ師匠ほどではないものの、“空想さば”と“生さば”では、かなりイ
メージが違うということは自分でも痔核してるんですが、指定された時間に指定された
場所に行ってみると、いかにも「怪しげなおっさんやな。」という人が立っていて、目
を凝らすとちゃんと“処女レコード”の赤い袋を持っていたので、「じゃまイカさん・
・・ですか?」と声をかけると、果たしてそうでありました。で、見た目は怪しくても
根は気さくなおじさんでありまして、思わず話も弾んだわけなんですが、いくらこっち
が楽しかったと思っていても「じゃまイカの悲劇」というパターンも考えられますけど
ね。あ、お土産の黒ハンペン、ありがとうございました。「ホテルの冷蔵庫に入れてお
いてください。」と念を押されていたのに、酒気帯び運転で帰った車の中にすっかり置
き忘れてしまいました。「あ、そういえば黒ハンペン!」と思い出した頃(翌日の昼頃
)には、車内の気温はかなり高くなっておりまして、今日の夕方にあわててホテルの冷
蔵庫に入れたものの、もう手遅れかもしれませんね。ま、責任とって、下痢覚悟で食べ
ますけどね。ということでイカ様、どうもありがとうございました。で、ディジー・リ
ースです。
-
- ・泣き暮れて 遺児、霊視せむ 父の影
-
- > ハンペン中毒で死んだ父を偲んで。
-
- いや、冷蔵庫に入れなかった僕が悪いのであって、恨んでませんってば。ちなみに
静岡ではハンペンをフライにして食べるそうです。いや、イカ家特有の変質的なメニュ
ーではなくて、今晩食べた「フライ定食」でもちゃんとハンペンが揚げられていたので
、この地方独特の一種の風土病のようなもんなんでしょう。思ったよりもアブラっぽい
感じでしたが、結構おいしかったです。車内放置系の黒ハンペンも、油で揚げちゃえば
大丈夫だよね?ね?で、ディジー・リースはあまりマイナーなアルバムを持ってないの
で定番でまいりましょう。モブレーやケリー、チェンバース、アート・テイラーの参加
した『スター・ブライド』。これでありますな。
-
- ・吸ったブラ、一等 嘗めたパンツ、二等
-
- > 傘の上の靴下、三等。
-
- いや、今泊まっている藤枝シティホテルの『宿泊者の皆様にお願い』という紙に書
いてあるんですけどね、「スタンドの傘の上に靴下を絶対乾かさないで下さい」って。
全部で16個ある“お願い”のうち、この項だけ横倍角になっているところを見ると、
よっぽど「やってはいけないこと」なんでしょうね。しかも「靴下を絶対乾かさないで
下さい」の部分が倍角になっているのならまだしも、『傘の上に靴下』の部分だけ強調
されていて、ぱっと見た瞬間、何かと思ってしまいました。…って、そういう、このホ
テルに泊まったことのある人にしかわからないようなことをコメントに書くのはどうか
と思いますが、1曲目の「ザ・レイク」はリースのオリジナルで、彼がイギリス映画『
ノーホエア・トゥ・ゴー』のために書いたナンバーらしいです。ジャズと映画と言えば
『危険な関係のブルース』とか『死刑台のエレベータ』なのが有名ですが、そういうの
とは別に、何気なく見た“すけべビデオ”の中に思わぬジャズが使われていたりして、
ハッとすることがありますよね?以前見た作品では、ヒロインのぎゃるがMJQのアル
バム『ジャンゴ』を取り出すという場面がありました。で、ミルト・ジャクソンのソロ
にあわせてヴァイブ・プレイに励むというウソみたいな話なんですが、いや実はウソな
んですけどね。話を面白くするために時々ウソをつきますからね、僕って。いや、『ジ
ャンゴ』のLPが出てきたのは本当なんですが。で、「ザ・レイク」。レナード・フェ
ザーの原文ライナーに「ゆったりしたマイナーのテーマの5小節目には、ロリンズを思
わせる唐突な16分音符が入り、8小節からなるパッセージ一つ一つの終わりで倍テン
ポに変わる。」とありますが、まさにその通りの曲であります。そうなんですよねぇ。
マイナー調でファンキーなムードもあって、お、なかなかぢゃん。とか思って聴いてい
ると、いきなり「じゃかじゃかじゃかじゃか♪」って。
- で、AABA形式の“Bの部”も結構ヘンな感じで、構成に凝ってみたのはわかる
んだけど、凝りすぎちゃってちょっぴり失敗。。。とまあ、よくある話なんですけどね
。で、ソロ先発はディジ・リーなんですが、このソロは悪くありません。誰に似てるか
と言われたら、ハード・バップしてるときのアート・ファーマーですかね?どちらかと
言えば勢いよりも歌心で勝負のタイプでしょう。地味そうなイメージではありますが、
わりかしテクニシャンともお見受けしました。で、ソロ2番手はモブレイなんですが、
つなぎの合奏パートがなかなかいい感じです。で、モブレイもスタイル的にはリースと
同系列なので、なかなか相性がいいです。続くケリーはいつもながら快調です。以上、
とってもおざなりな解説でした。
-
- 2曲目「アイル・クローズ・マイ・アイズ」。この曲にはブルー・ミッチェルの
極め付けの名演がありまして、どうしても比較してしまうわけでありますが、個人的に
は比較よりも恥骨のほうが好きなんですけどね。…って、全然関係ないですね。僕の遺
骨は是非とも恥骨を骨壷に納めて欲しいと思っているんですが、リース版「クローズ・
マイ・アイズ」はミッチェル版と同じくトランペットのワンホーンでテーマが演奏され
ます。ピアノはどちらもケリーなんですが、リース版のほうがより真剣味に欠けるため
、根が真面目な僕みたいな日本人にはミッチェル版のほうが評価が高いかもしれません
ね。真面目だから駄目だって、そういう“ねがてぃぶ”な発想はよくないのぉ♪と、根
が恥部女子高生ひなのは言っておりましたが、あるいはそうかも知れません。で、反省
して改めて聞き直してみると、リースの演奏だって悪くはなかったです。が、この演奏
の聴きものはテーマの最後のフレーズにかぶるように、もう我慢でけん!といった感じ
に登場するハンク“もう、せっかちなんだからぁ”モブレイのソロでありましょう。「
急いてはコトをし損じる。」というコトワザがあるように、性急なプレイは得てして早
く果ててしまいがちなんですが、ここでのモブレイはきちんと2コーラスに渡って緊張
感を持続しており、立派の一言でございます。ソロの冒頭がコルトレーンをかなり意識
したプレイになっているのが笑いを誘いますが、ま、3小節目くらいからいつものモブ
レイ節に戻ってますけどね。続くリースもすこぶる好調で、続くケリーもすこぶる快調
で、続くチェンバースもピチカートで頑張って、ます。後テーマはリースの吹くメロデ
ィにモブレイが絡む形で、最後にすーっとスローになるエンディングも秀逸です。B・
ミッチェルだけがこの曲ではないことを改めて思い知らされた気がしますね。
-
- 3曲目の「グルーヴスヴィル」はケリーの弾くゴキゲンなピアノで幕を開けるブ
ルース・ナンバー。一般社会では死後でも、ジャズのライナーの世界ではまだまだ現役
ですよね、ゴキゲン。ほとんどテーマらしいテーマがないまま演奏はリースのソロへと
進んでいくんですが、「演奏は次第にスイングしていき、リーダーであるディジーの手
によって、曲は食べごたえ充分なロンドン風ローストビーフに仕上げられていく。」っ
て、こういう言い回しが好きですなぁ、ガイジン。原文だと“そりっど・ろんどん・ぶ
ろいる”ですか。“broil”というのは“火であぶる”という意味で、ブロイラーとい
うのは“火であぶられるもの”といった意味だったんですな、ニワトリ。そんなニワト
リを煮て卵で綴じて親子丼にして食べてしまった僕は申し訳ない気持ちで一杯でありま
すが、ここではリースとケリーのソロが聴きものですな。4曲目もリースのオリジナル
で、「ザ・リバウンド」。ダイエットに成功した人が、その反動でまた太って元に戻っ
ちゃうことをリバウンドと言いますよね。で、バスケットの世界には“リバウンド王”
という王様がいるわけですが、作曲者本人はテナー、ピアノ、ベースの各プレイヤーが
グループの演奏に煽られてノリのいいソロを披露していることからネーミングしたそう
であります。はあ、そうですか。曲自体はシンプルなリフ・ブルースに1小節のオマケ
付きという構成で、曲が単純なだけにアドリブの力量が問われるところでありますな。
ソロ先発はリースで、ここではマイルスの影響を感じさせるプレイを披露しているよう
な気がしないでもありません。
- 自信がないときは言葉を濁して責任追及の逃げ道を作っておくのが先決なわけです
が、鮮やかな痔の出血は鮮血。モブレイのソロを含めて、ちょっぴりモーダルな感じも
ありますね。で、25年前、ビリー・ホリデイが取り上げて人気を博した「アイ・ウィ
ッシュト・オン・ザ・ムーン」は、今やすっかりお馴染みとなったスタイルで演奏され
ているそうです。「25年前」というのは録音当時からさかのぼってということであり
まして、現時点からすれば41年前ですか。今やすっかりお馴染みとなったスタイルと
いうのは「2ビートを刻むベースに乗って、幾分くだけた感じでメロディが提示される
スタイルのことらしいですが、いかにも歌モノ歌モノしたミディアム・テンポの演奏は
ディジー・リースの良さが十二分に発揮されたものと言ってもホッケ。ときどき食べに
いく“ほづま”というお店の“おサカナ系ランチ”によく登場するんですよね、ホッケ
。で、ウイントンのソロは、少なくとも冒頭の16小節を聴く限り、コード進行とりも
メロディーを重視して組み立てられているように思える。とレナ・フェザが書いており
ますが、なるほど、なんだかソニー・クラークみたいな感じですな。
-
- はい、ラスト。「ア・ヴァリエーション・オン・モンク」の出だしの部分はタイ
トルが言うほどモンクな曲ではありません。ケリーの軽快なピアノはモンクのスタイル
とは好対照なんですが、なるほどテーマ・メロディの“ヘンさ加減”は確かにモンクで
すなぁ。イントロでは調子よかったケリーも、リースのあとのソロではちょっぴりヘン
になっております。ま、失敗曲だったと言ってもいいでしょう。ま、全体的にはとって
も出来のいいアルバムではなかったかと思われ、2日分だからちょっぴり長めの本日の
原稿でございました。じゃ。
-
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