- 【アルバム名】
- NEW BEGINNINGS (BLUE NOTE)
- 【リーダー名】
- DON PULLEN (1988/12/16)
- 【パーソネル】
- DON PULLEN (p) GARY PEACOCK (b) TONY WILLIAMS (ds)
- 【収 録 曲】
- JANA'S DELIGHT / ONCE UPON A TIME / WARRIORS / NEW BEGINNINGS /
- AT THE CAFE CENTRALE / REAP THE WHIRLWIND / SILENCE = DEATH
- 【内 容】
- 本日のテーマは「和菓子とアガシ」です。いや、「アガシと和菓子」でしたっけ
?ま、どちらでもいいんですが、
-
- ・つぶ、こし、うぐいす 餡どれ? 和菓子
-
- > あ〜ん♪
-
- ということで個人的にはつぶ餡のほうが好きなんですが、本日は日焼けについて考
えてみたいと思います。アンドレ・アガシも思わず日焼けしちゃう今日この頃、つい先
日もふとしたコトのなりゆきで、昼間っからお外で服を脱ぎ捨てるような事態に陥って
しまったわけなんですが、おかげでサバの柔肌は日焼けでヒリヒリ。おさかなは遠赤外
線で焼くとおいしいなんてことを申しますが、紫外線で焼いたサバというのは今ひとつ
ですなぁ。で、日焼けに関しては昔からいくつか疑問があるんですが、思い付くままに
それを列挙してみると
-
- ・なぜ、日に焼けると黒くなるのか?
- ・白人も日に焼けると黒くなるのか?
- ・黒人も日に焼けると黒くなるのか?
- ・狩人も日に焼けると黒くなるのか?
-
- 狩人だって人間だから、人並みに「あずさ2号」に乗って信州の湖とかへ行って、
兄弟仲良くボートに乗ったりすることもあると思うんですが、そんな狩人でも日に焼け
るとやっぱりちゃんと黒くなるんでしょうかね?で、まず最初に“なぜ、日に焼けると
黒くなるのか?”という問題について考えてみたいと思うんですが、端的に言えば皮膚
の中にあるメラノサイトという色素細胞が、紫外線の働きでメラニンという黒い色素を
作るから黒くなるわけですね。このあたりのメカニズムは蛭がヒルジンを出したり、ナ
メクジがナメクジンを出したりするのとよく似ておりますが、所詮、生物が細胞レベル
で考えることと言うのは同じようなものなんでございますな。で、問題はメラノサイト
細胞がメラニン色素を作って色が黒くなったところで、いったいどのようなメリットが
あるのか?という点ですよね。もし、乙女の柔肌を紫外線の害から守るために色が黒く
なるというのなら、それはかえって逆効果のような気がしますよね。白よりも黒のほう
が光や熱を吸収しやすいということは“虫メガネで太陽の光を集めて、あ〜ん、焦げち
ゃったぁ♪”という遊びをする場合に紙を黒く塗ることからも明らかですが、だいたい
が黒い物体というのは光を吸収して外に反射しないからこそ、人間の目には黒く見えて
いるわけであります。だから太陽の日に当たって色が黒くなっていては悪循環に陥るだ
けでありまして、それが証拠に年がら年中クソ暑いところで暮らしていらっしゃるアフ
リカの人達は、
-
- 太陽ギトギト→日焼けする→色が黒くなる→光の吸収率がよくなる→ますます日焼
けする→ますます色が黒くなる→ますます光の吸収率がよくなる・・・
-
- という生活を長年強いられた結果、秋になっても日焼けがおちないカラダになっち
ゃったわけでございます。いや、個人的には色は黒いほうがイイと思うんですけどね。
で、色が黒くなるとますます日焼けしやすくなるという事実が解っていながら、それで
も敢えて黒くなるというのは、多少の不利益など補って余りあるメリットがあるに違い
ありません。そのメリットとは何か?色が黒くって得をすることとは何か?いろいろと
考えてみた結果、それはやはり次の一点に尽きるのではないかと思うんですけどね。
-
- ・色が黒いと、白いパンツがよく似合う♪
-
- うーん、これはけっこう重要なポイントですよね。白と黒とのコントラストはガッ
ツ市松模様や葬式の幕などを思い起こさせ、我々に生きる希望と勇気を与えてください
ます。いいぞぉ、白いパンツぅ!で、私は眺めたり脱がしたりするのは白が好きでも自
分で穿くのは柄パン派なんですが、黒く焼けた肌には白いパンツだけでなく、白いTシ
ャツだってよく似合います。で、ここしばらくは“待機時はTシャツ、プレイ時はウェ
ットスーツ”というスタイルで野外活動を営んでいたところ、顔と手と足だけが黒く焼
けちゃいまして。服を脱ぐと、我ながらかなりカッコが悪い。服を脱いだときにカッコ
が悪いというのは、ある意味かなり重大な問題ですよね。
- いきなり、きゃははははは♪では、ムードもへったくれもありませんもんね。
- なんとかせなアカンという危機意識にさらされた私は、思いきってTシャツもウェ
ットも脱ぎ捨て、でもシャイだからパンツだけは穿いて遊んでいたところ、“今年はぢ
めて”の刺激が少々きつすぎたのか、ヤワ肌がヒリヒリと痛むという次第なのでござい
ます。鼻の頭の皮もムケました。皮がムケたのはオトナのしるし。うふ♪
-
- で、メラニン色素なんですけどね。ただ色が黒くなる以外には何の役にも立たな
いのかと思ったら、さにあらず。立たないものは役には立ちませんが、メラニン色素は
違いました。メラちゃんってば紫外線を吸収して皮膚を守るという、大切な働きをして
いたんですね。自ら黒くなることで“渋谷のケダモノオー”みたいな紫外線の攻撃を一
身に受け、そして自ら犠牲になることにヨロコビを見いだすという滅私奉公の精神。で
、メラちゃんの偉いところはそれだけではありません。虎は死んで皮を残し、メラニン
は死んで“死んだ皮”を残す。紫外線と勇敢に戦って討ち死にしたメラちゃんは“死ん
だ皮”となってベロベロと表面から剥離し、「皮むき遊び♪」という、無聊を慰めるの
に最適の素材を提供してくれるのでありました。「あ〜ん、こんなにムケたのぉ〜♪」
とか、もぉ、考えただけでもウキウキワクワク♪で、広く大きく剥けた皮はトロロ昆布
の変わりにサバ寿司にのっけて食べましょう。ちょっぴり夏の味ねっ♪ということで、
本日はおしまい。
-
- @ さ、梅雨明けだね、連日35度だね、海の日だねっ♪ということで、今日も
川へ行ってきたんですけどね。で、ガソリンを入れねば・・・と思ってスタンドへ行く
途中、スタンプカードがあったことを思いだしました。給油10リットルごとにスタン
プを1個押してくれて、いくつか溜まると景品と交換してくれるというやつです。チェ
ックしてみるとスタンプ8個でトイレットペーパー(4ロール)が貰えるようで、前回
の給油で既にスタンプは4個押されております。ここ数日来の下痢でトイレットペーパ
ーの消費量が極めて激しかったので、ちょうどいいじゃん♪と、ウキウキした気持ちで
スタンドへ向かったんですけどね。頭の中はもう、トイレットペーパー(4ロール)で
いっぱい。で、給油が終わって、いよいよだねっ♪と気持ちを高めていると、スタンド
の兄ちゃんの「はい、38リットル入りました〜!」という声。え???僕はとっても
シャイで気が弱いもんだから、「まけて♪」とも「噴きこぼれてもいいから、あと2リ
ットル給油して♪」とも言えず、スタンプが合計7個押されたカード(有効期限7月末
まで)を手に、憮然とした気分でスタンドを出たのでありました。
-
- が、捨てる神あれば、拾う神あり。便所の紙は貰えませんでしたが、川ではちょ
っぴりいいことがありました。いつも堤防のところにサマーベッドを置いて、ぐたーっ
と寝転がって無為な時間を過ごしているわけでございますが、今日はすぐ横に“兄ちゃ
ん2名+ぎゃる1名”という3Pグループがやってまいりまして。で、そのぎゃる1名
がですね、僕が寝転がっているそのすぐ横で、いきなり腰にバスタオルを巻いてスカー
トを脱ぎ始めたのでありまして。ドキドキしながら横目でちらちら観察していると、下
には既にちゃんと水着を着用していたわけでありましたが、その後も折を見てビキニぎ
ゃる(けっこうムチムチ♪)を鑑賞する機会に恵まれまして、こうなってくるとトイレ
ットペーパー(4ロール)など、もうどうでもいいわけでありますが、そんなことはど
うでもよく、今日はドン・プーレンでございます。“ジャズ・ジャイアント”にしては
珍しく、わりと新しめの人でありますが、もう既に死んじゃっているので“塩通”の選
考規定に照らしてみても特に問題はないでしょう。わりと好きなんですよねぇ、ドン・
プーレン。きっかけはかなりベタで、テレビで見たマウント・フジ・ジャズフェスティ
バルでの「ソング・フロム・ジ・オールド・カントリー」の演奏が、かなり気に入っち
ゃったのぉ♪というわけでございます。ベタですもんねー、あの曲。
- で、プーレン独特の“手のコブシで鍵盤をグリグリ♪奏法”も気にいってしまった
ので、“情事アダムス=丼プーレン・カルテット”の諸作や、ブルーノートから出され
たプーレンのリーダー作を買ってみたわけでございますが、そうこうしているうちにダ
ニー・リッチモンドは死ぬわ、ジョージ・アダムスは死ぬわ、ドン・プーレンは死ぬわ
で、あっという間にカルテットのうち3人が死んじゃいましたけどね。ああ、諸行無常
。。。とまあ、そんなわけで今となっては懐かしい『ニュー・ビギニングス』というア
ルバムを聴いてみましょう。けれん味のないトリオ編成で、タイコがトニーというのも
いいですが、今の僕にはベースのゲーリー・ピーコックが何故だか身近に感じられます
。ということで、1曲目から。
-
- 「ジャナズ・ディライト」。アルバムの冒頭を飾るにふさわしい、ミディアム・
テンポのリラックスしたナンバーです。綺麗でベタなメロディですね。ベタな曲とパー
カッシブなプレイとの対比、そしてくだんの“グリグリ奏法”。それがプーレンの特徴
と言えるでありましょう。ソロはオーソドックスなプレイに始まって、次第にだんだん
怪しくなってきて、とどめのグリグリ。このグリグリは多用しちゃうとクドくなってよ
くないんですが、そこらへんはプーレン本人も自覚していて、そろそろヤバくなってき
たかな?と思うと、すーっと地に戻ったりします。世の中、一本調子に“ぐりぐり”し
てればイイってものでもないのぉ♪と某女子高生も申しておりましたが、“ビキニぎゃ
る”はムチムチ♪はい、2曲目。「ワンス・アップオン・ア・タイム」には「むかしむ
かし」なんて邦題がつけられております。かなり前衛風のワルツ曲で、最初の2小節く
らいはわりと綺麗なメロディなんですが、そのあとはワヤですな。トニーの跳びはねる
ようなドラミングが快調です。ソロは始めっからイッちゃってますね。パーカッシブな
プレイはよく“セシル・テイラー直系”と言われるみたいですが、無茶苦茶やってても
リズムがわりとしっかりしてるので、“ザ・忍耐”というほどではありません。せいぜ
い“ザ・めんたい”と言ったところでしょう。ピーコックとトニーのソロも聴けます。
3曲目「ウォリアーズ」。カンカカンカン、カカンカン♪というリズムにベベぇ〜ベベ
ぇ〜♪ベースが絡み、続いて“舞い下がる”ようなメロディのテーマが演奏されます。
いかにも“戦士”といった感じの力強い演奏でありますが、どっちかというとアフリカ
の勇壮な酋長といったイメージでしょうか?ま、あまり一般受けしない曲であるのは間
違いありません。演奏は相変わらずアバンギャルドですが、ビキニギャルはムチムチ♪
はい、4曲目。タイトル曲の「ニュー・ビキニいいん♪グス」はモンクあたりが書きそ
うな変な曲です。テンポは基本的にはミディアム・ファストなんですが、時々スローに
なったりするのは、さすがミンガス・スクール卒業生といったところでしょうか?ソロ
は最初の1コーラスはわりかしオーソドックスなんですが、2コーラスに入った途端、
無茶苦茶になります。グリグリもバリバリ全開。リズムへのノリもかなりフリーですな
。3コーラスは更にフレージングも無茶苦茶になり、トニー、ゲリピー共々ブレイクし
ておりますが、いまだすっきりしない僕の下痢。。。このままでは吉祥寺オフのとき、
ヤックン店の便所で下痢便。。。という事態にもなりかねません。あとガソリンを10
リットル給油して、トイレットペーパー(4ロール)を持参したほうがいいですかね?
ちゃんと紙ありますかね?ヤックン店の便所。で、そのヤックンが絶賛しているのが5
曲目の「カフェ・セントラル」ですな。ヤックンはこのアルバムに続くプーレンの新生
BN第2弾『心模様』(←井上陽水?)のライナーを担当しているんですが、そこには
「この曲(アット・ザ・カフェ・セントラル)のことについてはほうぼうへ何度も書い
ているので(感動のあまりである)うんぬん」という賛辞が寄せられております。あの
ヤックンを感動させた「カフェ・セントラル」とはどういう曲か?と思ったら、実にベ
タなメロディの曲でありますな。ピアソン歌謡曲も真っ青という感じで、思わず僕も好
きになっちゃいました。やっぱりジャズは哀愁だよね?ヤックン。
- テンポは速めで、ソロだって結構アバンギャルドなんですが、グリグリ奏法による
“ぴゅんぴゅん♪”という音と、普通に弾いてる部分のコントラストが抜群です。クド
くなく、普通過ぎることもなく、そして哀愁。ゲリー・ピーのスパニッシュなムードな
ピチカート・ソロも絶品です。やっぱり日本人ならブルーと哀愁とラテンだねっ♪とい
うことを再認識させされた次第でございます。
-
- 6曲目。「リープ・ザ・ウィールウインド」には「つむじ風」という焼肉食べ邦
題が付いております。いきなりの“ぴゅんぴゅん♪”が“つむじ風ムード”満点なんで
すが、前衛過ぎてわけわからん。ということで、最後の曲へとまいりましょう。「サイ
レンス・イコール・デス」。「沈黙は死」ですな。噂によればヤックン店は「私語一切
禁止!」ということなんですが、沈黙していないと死を招くんでしょうかね?そういう
店で狼藉を働こうとしているんですが(例えば、さみを様に鰈技師作の俳句を朗々と詠
みあげてもらうとか。)果たして生きて帰れますかね?あ、今回は準備不足のため俳句
の課題は用意してないんですが、せっかくだから少しだけお題を出しておきましょう。
この原稿の最後にね♪で、「沈黙は死」なんですが、この曲だけ無伴奏ソロで演奏され
ます。今までの嵐のような弾きっぷりから一転して、深い思索の世界へ。いや、ソロで
もたまにはピュンピュンやってますけどね。
-
- ということで、さ、俳句の課題です。
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- −−−−−−−−−−−−−−−
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- ・I CAN'T GIVE YOU ANYTHING BUT LOVE
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- ・I COULD WRITE A BOOK
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- ・I COVER THE WATERFRONT
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- ・I DIDN'T KNOW WHAT TIME IT WAS
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- ・I FALL IN LOVE TOO EASILY
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- ・I GOT IT BAD
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- ・I GOT RHYTHM
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- ・I LOVE YOU
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- ・I LOVE YOU PORGY
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- ・I MARRIED AN ANGEL
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- ・I REMEMBER APRIL
-
- ・I REMEMBER YOU
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- ・I SHOULD CARE
-
- ・I SURRENDER DEAR
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- ・I THOUGHT ABOUT YOU
-
- ・I WAITED FOR YOU
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- −−−−−−−−−−−−−−−
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- 「“I”で始まる曲ばっかりやねぇ。」
- 「題して“愛の俳句”なのぉ♪」
- 「ということで、ほとんど時間がないけど適当に5句くらい作ってみてね。」
- 「おふ会に来れない人は“めーる”で作品を送ってね♪」
- 「メールの宛て先は sabapyon@mb.infoweb.ne.jp やね。」
- 「ということで・・・」
- 「よろしくなのぉ♪」
-
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