【アルバム名】
NEW JAZZ FRONTIERS FROM WASHINGTON (RIVERSIDE)
【リーダー名】
THE“JFK”QUINTET (1961/7/17)
【パーソネル】
RAY CODRINGTON (tp) ANDY WHITE (as) HARRY KILLGO (p)
WALTER BOOKER JR. (b) CARL "MICKEY" NEWMAN (ds)
【収 録 曲】
AW-ITE / EUGLY'S TUNE / HOMINY GRITS / DANCING IN THE DARK /
CICI'S DELIGHT / NAIROD / POLKA DOTS AND MOONBEAMS / DELORIES
【内   容】
『看○婦ルナの部屋?』
 
投稿者:デヴィット“むにえる”鰈 投稿日:05月17日(水)19時33分19秒
 
 ひょえ〜、おこめ師匠の所を見にいったらなんだかすごい事になってるじゃない ですか。いったいどうしたんでしょうか?
 
このカキコを見たとき、「ん?」と思ってしまいました。いいですね、「ひょえ〜 」。人間、30を越えるとなかなか「ひょえ〜」なんて素直な言葉は出なくなってしま い、せいぜい「うわ〜」とか「おわ〜」とか「わわわわ〜♪」とか。かれい技師の人柄 が偲ばれるカキコでありますが、それにしても、看○婦ルナの部屋?私は最初『テメエ ットリのジャズ』の掲示板に自称“看○婦ルナ”という人物が登場して、勝手なことを ホザいて去っていったのか?と思ったんですけどね。
 
『恥めまして☆』
 
投稿者:看○婦ルナ 投稿日:05月17日(水)18時18分42秒
 
 みなさん、恥めましてー。ルナっていいますー。看○婦やってまーす♪「尿管結 石」で検索してここにやってきましたー。結石って痛いよね?もう、ガッコも会社も欠 席しちゃうほど痛いよね?八百長疑惑を告白?それは板井よね?
 
とかなんとか。何となく「けしからんっ!」と思いました。ついでに「つまらんっ !」とも思いました。このようなセンスのないルナちゃんを世間に野放しにしておいて もいいのか?という義憤に駆られた私はコトの真相を解明すべく、早速おこめ師匠のと ころの掲示板にアクセスしてみたんですが、『結石の治しかた』という私のカキコが数 日前からずーっと放置されているだけで、ルナちゃんの姿はどこにも見当たりません。 さては管理人の怒りを買って、即刻で抹殺されたのか?と思いましたが、あるいは「日 々ボーボー」(←剃れって。)あたりに登場しているのか?とも思ってトップ・ページ にアクセスしてみたところ、おおっ!いつの間にやらホームページ全体が『看○婦ルナ の部屋』というものになっているではありませんか。それを見て私は思わず「ひょえ〜 」と叫んでしまいました。もしかしてURLの入力を間違えたのか?の思って見直して みたんですが、ちゃんと“unanas”(鰻茄子)になってるしぃ。だいたい、ブックマー クに登録してあるから間違えるハズがないんですよね。もしかしたらネスケがバグって いるのか?と思ってIEでもアクセスしてみたんですが、やはり出てくるのはルナちゃ んばっかり。こうなってくると『テメエットリ』がルナちゃんに乗っ取られたというの は紛れのない既成事実のようであります。
 
 もしかして、名前が変わった?とも思ったんですけどね。師匠の話によれば『テ メエットリのジャズ』に落ち着くまでに何度も名前を変更したようだし、有り得ない話 ではありませんが、それにしても『看○婦ルナの部屋』とはずいぶん思い切った離乳あ る、いやリニューアルをしたものですね。『ジャズ・ジャイアント』から『塩サバ通信 』に名前が変わったどころの騒ぎじゃありません。このところ更新が滞りがちであると 思ったら、こんな大開雑煮、お餅、詰まらせないでねっ♪って、なんちゅう変換じゃ。 こんな大改造に踏み切って踏み切りでは一時停止して左右を確認。で、踏み切りで思い 出したんですが、『ムー』に「飛び込み自殺の巻き添えになった青年」という話が乗っ ておりました。ある青年が踏み切りで電車の通過を待っていたところ、若いぎゃるが電 車に飛び込み、撥ねられた衝撃で体から離れた首から上の部分がびゅーんと目の前に飛 んできたと。で、その“首から上だけギャル”は青年と目があった瞬間、彼をギロっと 睨んで「見ぃ〜たぁ〜なぁ!」と言ったんだそうです。『ムー』に書いてあることだか ら話半分、というか、話一割二分五厘くらいに聞いておいたほうがいいかも知れません が、ギロチンで首を切られた人も8秒くらいは意識があるそうなので、有り得ない話で はないですよね。
 
 で、『看○婦ルナの部屋』なんですが、どうもおこめ師匠の仕業にしては手が込 み過ぎているんですよね。上のほうにはナースの集合写真があるし、左下のほうにはビ キニ姿の写真まであります。おこめ師匠、ついにセクシー水着姿を披露か?と思ったん ですが、どうも少し顔が違うような・・・。で、そのビキニの写真をクリックするとメ ニューが出てくるようなので、太モモのとか胸のあたりをさかんにクリクリしてみたも のの、どうも反応がよろしくない。他にも表示されてない部分とかリンクが切れてると ころばかりで、まだ工事中のサイトのようなのであります。とまあそんなわけでルナち ゃんへのアタックは諦めたんですけどね。
 
 そして約1時間後。再びルナちゃんにアタックをかけてみたところ、いつの間に やらすっかり元の『テメエットリのジャズ』に戻っておりました。いったい何だったん でしょうね?考えられる原因としては2つほどありまして、
 
(1)腸炎、結石と災難続きのかれい技師を哀れんで、ネットの神様が看○婦のル ナちゃんをお遣わしになった。
 
(2)「鰻茄子」のナスの部分とナースが混乱した。
 
どちらも有り得ない話ではないですよね。ちなみに『看○婦ルナの部屋』というサ イトは確かに存在します。(←検索して調べた)。ビキニをクリクリすると、ちゃんと メニューも出てきます。と、ここまで書いて『テメエットリ』の掲示板をチェックして みると、あ、おこめ師匠の釈明会見が書いてありますね。どうもアップするときの操作 ミスのようですが、ロマン派の私としては“ネットの神様の粋なはからい”説を信じた いところですな。ま、いずれにせよ師匠のいうとおり、とっても“鰻ナース”なサイト なので、是非見てねっ♪
 
 @ ということで、ザ“JFK”クインテット。まったく素性がよくわかりませ んが、トコロテンには酢醤油。そういったグループだと思われます。キャノンボールの 肝煎りで結成されたグループのようですが、まるっきりメジャーになることもなくポシ ャっちゃったみたいですね。メンバーもベースのウォルター・ブッカーを除けば残る全 員が見事なまでに無名で、でも、こういう人達の演奏だって内容のほうはぜんぜん悪く ないんだから、ジャズというのは奥の深いものですな。有名になれるかなれないかは、 運・不運だけの問題なんですよね、実際。ただ問題なのは書くのが面倒くさそうなジャ ケットでありまして、例えば昨日のジュリアン・プリースターなんかおもいっきり手抜 きで、ちょっぴりココロが痛んでるんですが、今日のもあの程度のものになる可能性が 濃厚です。その分、レビューで頑張りたいと思います。ある程度名前の知れたミュージ シャンならその演奏もだいたい想像がつくんですが、相手が無名だと筆力だけがモノを いいますからね。ま、自信はないんですが、努力はしてみましょう。
 
 1曲目の「アウァイト」(←発音しにくいぞ)はメンバーのトランペッター、レ イコドリントンのオリジナル。陽気な前奏に続いて演奏されるテーマはベタなまでにフ ァンキーです。あ、タイトルは「オール・ライト」をソウル風に読むとこうなるんだそ うです。ジャズマンたるもの「オール・ライト」をそのまま普通に発音したりするのは ヒップじゃないわけですね。昔、近所にあった「八幡(やはた)ライト」という町工場 だって、ソウル風に「やはっとァイト」と発音しなければならないわけです。で、曲自 体はシンプルなブルースなんですが、真ん中にオマケの8小節が付いていて、このオマ ケ部分がなかなかキャッチーなメロディですね。で、テーマに続いてコドリントン(← 覚えにくいぞ)のソロになるんですが、前半はアルトも絡んできて、なかなかにエキサ イティングです。で、コドリントンのスタイルはブラウニー直系のハード・バッパーっ て感じですかね?フレージング、トーンとも、かなりいいものを持っております。ソロ 2番手はアルトのアンディ・ホワイト。この人がこのグループの実質的なリーダーで、 録音当時はわずか18歳だったそうですが、かなりフリーキーなスタイルの持ち主であ りますな。上ずったトーンでジェームス・スポールディングばりのワケわからんフレー ズを吹いております。保守派のコドリントン、革新派のアンディといったところでしょ う。
ま、いずれにせよアルバムの冒頭を飾るにふさわしい熱気に溢れた演奏であると言 えるでしょう。
 
 2曲目の「ユーグリース・チューン」は興味深いほどに気難しいとされている、 とある人物の精神を示したものであるらしいです。んなもん表現するな!と文句のひと つも言いたくなりますが、やんぐな若者は得てしてそういうワケのわかんないものを表 現したがるんですよね。仕方ないよね、18歳なんだモン♪テーマはわりと明るく健全 で、気難しい点などみじんも感じられないんですが、構成はかなり複雑ですね。で、ア ンディのソロがワケわからん。。。やんぐな若者は得てしてこういう前衛風な演奏をや りたがるんですよね。仕方ないよね、18歳なんだモン♪続くコドリントンは何歳なの かは知りませんが、アンディにつられたのか、1曲目に比べるとちょっとだけフリーキ ーなソロになったりしてますね。このグループ、一概にハード・バップとはくくれない 音楽を目指しているように思われます。ピアノのハリー・キルゴのソロもちょっと変わ ったフレーズを弾いております。ま、本人達がこれで納得しているのなら他人がとやか く言う筋合いはありませんね。最後にアルトとペットとドラムスの4バースがあって、 おしまいです。
 
 3曲目の「ホムニー・グリッツ」はコドリントンのオリジナル。早朝玄米パンを 食べ終えて、綿カーテンの外に出れば、誰もが容易に実感できる精神を描いているらし いです。またワケのわからん精神を。。。明るく爽やかといえば確かにそうなんですが 、今ひとつよくわからんメロディですね。ま、玄米パンの精神ですからね。甘食パンの 精神なら、あ、口の上ンところにくっつく精神だな。というのが容易に実感できるんで すが、玄米パンですからね。で、ここでもアンディのソロが桁ハズレに意味不明です。 いくら18歳だからといって、このまま放置しておいてもいいのか?という気もしてき ましたけどね。「もっと普通に吹きなよ。」とアドバイスしてあげたほうがいいですか ね?ま、次の曲を聴いて判断を下しましょう。4曲目「ダンシング・イン・ザ・ダーク 」。ここでスタンダードを持ってきましたか。賢明な措置だと言えるでしょう。ラテン ・リズムも取り入れて、ミディアム・テンポでスインギーに料理しております。なかな かいい感じの仕上がりですね。アンディのアルトは相変わらずハズレっぱなしですが、 こういう人なんだから諦めるしかないですね。コドリントン(←ようやく覚えた)とキ ルゴはオーソドックスな悪くないソロを披露しております。
 
 はい、5曲目です。「シシズ・ディライト」はアンディ・ホワイトのオリジナル 。ハード・バピッシュな、なかなかの佳曲だと思います。ストップ・タイムの使いかた も効果的ですね。コドリントンはここでもいい味を出してます。この人、もうちょっと メジャーになれてもよかったような気がするんですけどね。ちなみにハワード大学で心 理学の学士号を授与されたインテリであるようです。6曲目の「ナイロッド」はそのコ ドリントンのオリジナル。ちなみにタイトルの“NAIROD”は“DORIAN”(ドリアン)の 逆綴りです。さすがインテリ、考えることが違いますね。ドリアン・モードに基づいた 作品であります。ピアノの流れはまるっきり「マイルストーンズ」ですけどね。キルゴ に続いて登場するコドリントンのソロはマイルスを彷彿させるモーダルなものとなって おります。アンディ・ホワイトもこういうモード曲をやらせたほうがまだマシですね。 はい、次。「ポルカ・ドッツ・アンド・ムーンビームズ」。あ、これ、いいです。キル ゴのピアノのイントロがいいです。コドリントンが切々と歌い上げるテーマもグーです 。サビのところでアンディ・ホワイトにスイッチするんですが、さすがの18歳もここ では素直にテーマを吹いております。そして再びコドリントンが戻り、キルゴのピアノ ・ソロへと流れていきます。いいです。続いてウォルター・ブッカーが登場してピチカ ートでソロを取ります。いいです。最後はアルトとペットがハモってテーマ・メロディ を吹きます。いいです。以上、とってもいい演奏でした。はい、ラスト。「デロリーズ 」。アンディ・ホワイトのオリジナルです。けっこう手の込んだ構成ですが、メロディ アスでいいです。アルトのソロは相変わらずですけどね。
 
 以上、アンディくんが心を入れ替えて普通の演奏さえすれば、けっこう売れたか も。。。という気もしますが、それもこれも若さゆえ。若いっていいね!


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